こんにちは。
UMIカウンセラー＆四柱推命鑑定士の
安輝子です。
子供の頃
お母さんはどんな生き方をしていましたか？
好きなことやって楽しそうだった。
忙しそうだけど充実していたみたい。
お父さんと仲良く幸せそうだった。
もしくは
おばあちゃんと仲が悪くて居心地が悪そうだった。
お父さんにいつもチクチク嫌味を言われていた。
子供たちの世話に追われて自身のことは後回しだった。
好きなように生きていたか
我慢ばかりしていたのか
どちらでした？
どちらでもいいんですけど
子供ってそんなお母さんのイメージからブロックを作ったりします。
でも
どちらでもいいんですよ。
もし今、自分が好きなことをして楽しい毎日を過ごして充実していても
子供はブロックを作りますから。
問題なのは
その時に作られたブロックが必要なくなった今も稼働していること。
それによって
とても生きづらいし苦しいということ。
私の場合は
先程の後半のイメージそのままでした。
母親は全く幸せそうに見えなかった。
毎日休みなく朝から晩まで働いて
行動の基準が祖母なのでそれに振り回される私たち。
それがうまくいかないと怒鳴り散らす。
父親に何を言われても言い返せず
そのくせ私たちに延々と愚痴る。
何が楽しくて生きてるんだろう。
私はこんな風になりたくない。
そう思っていました。
ただね
それと同時に
母親を助けられない自分にも罪悪感を持っていたんです。
祖母の仲を上手く取り持てないどころか
悪化させてしまう。
父親に何も言えない自分。
手伝ってみても余計に母親の邪魔になるだけ。
そんな自分がすごく嫌で
いつも何かに追い立てられるような感じで
心の休まる時がなかったんです。
本来は
全然悪くないんですよ。
何の罪もないんですが
罪悪感を強く持ってしまうんです。
これがあるとね
いつだって冷静に事を分析したり
一見悟ったようなことを言ったり
聞き分けがよくとても大人になるんです。
どう見たって被害者な場面でも
いろいろわかったようなことを言って
相手を簡単に許すし
私も悪いとこあったしとかなんとか言って
事を納めます。
そういう
自分が悪い理由とか
相手の情状酌量の余地みたいなのを見つけるのが上手いんですよね。
クールとか心が広いとか
大人だとか言われたりするけど
でも
実際はこういう人って
心の中がドロドロです。
腹の底に
マグマみたいなのがグツグツしてる。
そのマグマを出さないようにすると
余計に溜まっていき
どんどん強い罪悪感で蓋をしていくんだけど
抑えれば抑えるほど
マグマは今にも噴火しそうな状態になるんです。
そして
他者の些細な言葉で反応して一気に噴火する。
子供とか夫とか出しやすいところに出すんですよね。
真面目にやってるのに
気を遣ってるのに
努力してるのに
その蓋をあけようと
逆撫でするような出来事が起こります。
でもさらに
もっと努力しなきゃ！と
私が変わらなきゃ！と
私に悪いとこもあるし！と
平静を装い被害者意識を抑え込んでいく。
私はずっとこれをやってきたんです。
噴火するたびに
子供や夫を激しく痛めつけて
でも私は悪くない！
悪いのは子供や夫なんだ！
と鼻息を荒くして
でも
外では
絶対に怒らなそうな寛容で優しいお母さんだったんですよね。
周りに優しい出来たお母さんと思われるたびに
私はそんな人間じゃない。
と心が締め付けられる。
苦しかったです。
(ポンデリングで大人しくいい子ちゃんになるすみこ)
これを止めるにはね
噴火をさせないように抑えるのではなく
適切にマグマを排出してあげること。
このマグマって
子供のころから溜まってきてる感情です。
母親に対して言いたかったこと。
一度しっかり被害者になって言いたい事をいう。
自分に辛い思いをさせた母親を責めるといい。
物分かりのいい子になったり
罪悪感で片付けようとしてるうちは
マグマは消えません。
ただ
この罪悪感があるとね
自分が物分かりのいい子になってることにすら
気づかないんですよね。
常に自分が悪いが染み付いているから。
周りに
そうじゃないよ。
悪くないよ。
なんて言われても全く響かない。
罪悪感って強靭な盾になるんです。
だからね
まずは
この盾に気づくこと。
そして
本当に今も必要な盾なのか。
(子供のころは必要だったと思う)
もし噴火が起きている
常に警戒レベルになってるなら
もうこの盾を手放していい時期なんじゃないかと思います。
ではでは
。
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