<3大ポイント>
★生き方(性格)←今回のポイント
★自律神経(免疫)←今回のポイント
・食事(栄養)

前回、前々回で
・顆粒球人間、リンパ球人間に性格的特長がある。
(潰瘍性大腸炎と免疫 顆粒球人間vsリンパ球人間)
・顆粒球/リンパ球の割合は色んな要因で変わる。
(潰瘍性大腸炎 顆粒球とリンパ球 忙しい勢力図)
という話をしましたね。

$まだまだ やまだ


今回は、私の好きなドラえもんのキャラクターを使って
話を続けたいと思います。
私のプロフィール画像を見て、
「あ、こいつドラえもん好きかも?」
って、思った人。あなたも、好きですね?(^∇^)
(気になる人は、「ジャイアン」「ツチノコ」あたりで検索!)

さてさて、ここでは、ざっくりと
リンパ球人間:おっとり
顆粒球人間:神経質
としてみます。

…そうすると。こんなカンジですかね。
$まだまだ やまだ
いやいや、ジャイアンが一番顆粒球人間でしょ!
って思われたかもしれません。するどい!
でも、最後まで読んでいただければ、私の考えは伝わると思います。

のび太
完全におっとりですね。
完ぺき主義とかなく、ほんわか生きてますね。
過保護なのがいけません。
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ドラえもん
のび太をカバーするはずが、ドラえもんもリンパ球寄りの人間?猫?ロボット?だから
いつもうまくいかず、そこが面白いんですよね。
UDF ドラえもん (初登場)/メディコム・トイ

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しずかちゃん
潰瘍性大腸炎と免疫 顆粒球人間vsリンパ球人間でも述べましたが、
女性らしく副交感優位な方という印象がありますね。
たまにヒステリーを起こしますが、彼女には他のキャラクターにはない重要な特徴があります!
私たちはのび太じゃなく、しずかちゃんを目指さなければなりません!
…その真意は、後述します。考えながら最後まで読んでみてください(^-^)
UDF しずか/メディコム・トイ

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ジャイアン
いわずと知れたいじめっ子。ケンカっ早くて、アドレナリンガンガンですね。
でも、問題はありますが、歌というストレス発散方法を持ってるんです。
彼なりの自律神経の調整法なんですね。
また、ケンカをしても根に持たないタイプで、スッキリ終わってます。
UDF 藤子・F・不二雄 シリーズ1 ジャイアン/メディコム・トイ

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スネ夫
私達に一番近い存在です。
(口が悪いとずる賢いとかは置いておいて、)
いつも、その場に有利な状況判断を心がけ、色んな所に気を使ってます。
ストレス発散のために陰険なイジメをのび太にしますが、
あれじゃ、ジャイアンほどスッキリしないと思います。
UDF スネ夫/メディコム・トイ

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さてさて、上述した
私達はしずかちゃんを目指すべき!発言の真意ですが、
お分かりの方いますか?

彼女、免疫力アップに余念がないんです。
そう!お風呂です!!
常に、体を冷やさないように心がけてるんです。
一番理にかなった方法で自律神経を整えてるんです!
ドラえもんバスパウダー しずかちゃんのしっとり美肌風呂/ノルコーポレーション

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次回は、のび太君を主役にして一日の自律神経の変動を観察してみます。

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・食事(栄養)

前回は、顆粒球人間、リンパ球人間の特徴をお話しましたね。
そして、私達はリンパ球人間を目指さねば!ってカンジでした。

…んなこと言ったって。どうすんのさ!
ごもっとも。(;^_^A
$まだまだ やまだ

免疫力を上げる必要があるわけなんですが、
最近「免疫力アップ」的なキーワードをよく見ますよね。
だいたい、「体を冷やさない」「毒素を溜めない」といった結論に集約されると思います。
実際、そうなんですが、その話をする前に知っておいて頂きたいことがあります。
$まだまだ やまだ

それは、
「私たちもリンパ球人間なんです!」
$まだまだ やまだ

…ん?いやいや、潰瘍性大腸炎患者は顆粒球人間じゃなかったんですか?
…そう。その通りです。なんですが、前にも触れた様に、
顆粒/リンパ球の割合は刻々と変動してるんです。
割合が変動する身近な要因を見てみましょう。
$まだまだ やまだ

▼日内変動
:交感神経↑(顆粒球↑)
:副交感神経↑(リンパ球↑)

は活動するため、を負いやすい。
そのため、傷から細菌が入っても対応できるように顆粒球を多くしている。
一方、は睡眠ですね。
無防備になるんですが、免疫力を高めてウィルスから身を守ってるんです。
$まだまだ やまだ

▼温度
寒い:交感神経↑(顆粒球↑)
暑い:副交感神経↑(リンパ球↑)

風邪をひいて熱が出るのも、リンパ球を動きやすくするためなんです。
むやみやたらに解熱剤で熱を下げちゃダメなわけです。
$まだまだ やまだ

▼湿度
低い:交感神経↑(顆粒球↑)
高い:副交感神経↑(リンパ球↑)
$まだまだ やまだ

▼気圧
高気圧:交感神経↑(顆粒球↑)
低気圧:副交感神経↑(リンパ球↑)

単純に、雨の日(低気圧)は動きたくないですよね?
これは、副交感神経が優位になり体はリラックスモードなんです。
反対に、お天気な日(高気圧)は動きたくなりますよね?
これは、交感神経が優位になり体は動きたいモードなんですね。
$まだまだ やまだ

▼季節
上記の組み合わせを鑑みると、
気温が低く気圧の高い冬は交感神経が優位になり
気温が高く気圧の低い夏は副交感神経が優位になります。

季節の変わり目に体を壊しやすいのは、
自律神経が乱されやすいからなんだと思います。
あと、雨の日はフシブシが痛むとか。
$まだまだ やまだ

季節についてもう少し見てみましょう。
ちょうどこの時期(春先)は副交感神経が優位になりだしますね。
ここで説明したように、副交感神経優位(リンパ球が多い)だと
アレルギー症状が出やすくなります。
そう!花粉症の時期ですね。
$まだまだ やまだ

さて、ということで、リンパ球人間になれんのか?って思ったあなた。
大丈夫、自分がリラックスしている時、動きたくない時、
ちゃんと、リンパ球人間になってます。
だから、興奮状態のときは、そんな時の自分を思い出してください。
リラックス。リラックス。70%ぐらいを目指す気持ちでさ。
$まだまだ やまだ

※あと、幼少期の方がリンパ球体質で、アトピー発症しやすいです。

次回はこの変動がもっと身近に感じられるように、
ドラえもんをテーマにお話しようと思います。

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前回は、姉の妊娠で予告と違う事を書いてしまいました(^▽^;)

さてさて、本線に戻りまして、
ここ数回に渡りストレス、自律神経、白血球が担う免疫機能
の繋がりについてお話しました。
潰瘍性大腸炎目線では、ポイントは以下でしたね。

ストレス→交感神経優位→顆粒球増える→SOD足りなくなる→炎症できる→大腸炎になる
根本がストレスなので顆粒球除去療法は対症療法にすぎない。
③ストレスを溜めやすい我々顆粒球人間は、リンパ球を増やして免疫力を高める必要がある。
免疫抑制剤は免疫力を落とす薬なので逆効果
$まだまだ やまだ


さて、今回は、目指せリンパ球人間!ということで、
顆粒球人間と、リンパ球人間の特徴を比較していこうと思います。
まとめると、こんなカンジです↓(読めるかな…)
$まだまだ やまだ

潰瘍性大腸炎の方は、顆粒球人間の項目にたくさん心当たりがあるんじゃないでしょうか?

ぱっと見て分かるとおり、顆粒球人間は男っぽい体質です。
実際、男性の方が交感神経が優位な生き物らしです。
でも、これは、理にかなった事なんですよね。
$まだまだ やまだ

人間が耕作を覚えたのは最近のことで、基本的に男性が狩猟を行っていました。
男は興奮状態を保って、いつ傷ができて細菌が入っても対応できるように
顆粒球多めな体質にしておく必要があったんですね。
つまり、ストレス対象が狩猟の獲物だったわけです。
$まだまだ やまだ

もちろん、女性の潰瘍性大腸炎の方もたくさんいらっしゃいます。
近年は、ストレス対象が狩猟のような外敵ではなく、心理的なモノが大きいため
女性も、子供も顆粒球が多くなる機会が増えてしまったんだと思います。
$まだまだ やまだ

あれっ!?やまださん!!
今日のテーマは自律神経(免疫)でしたよね?
なんか、性格の話になってませんか?
そうなんですよ。お分かりの通り、
ストレス→交感神経優位→顆粒球増える→SOD足りなくなる→炎症できる→大腸炎になる
このつながりがある以上、生き方を考えなければ根本解決にならないんですよ。

次回も、リンパ球人間に近づくための話をしましょうかね。

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前回は、顆粒球人間とリンパ球人間の特徴を話します!
って言ってましたが、急遽変更します!!
今回は、少し、潰瘍性大腸炎を離れたいと思います。

…と、いうのも、私の姉が妊娠したんです!
とってもおめでたい!!
本当にうれしい!!涙でそう。
$まだまだ やまだ

折角なので、免疫と妊娠の繋がりを書いてみます。
って、結局、免疫の話かい((((((ノ゚⊿゚)ノ

さてさて、胎児って、母体にとって何でしょう?
自分の子供ですが、別人である事には違いありません。
つまり、異物なんです!

ここの記事で、リンパ球が免疫システムの主役だという話をしました。
免疫システムが正常に働けば、
他人である赤ちゃんも排除されるはずですよね?
$まだまだ やまだ

妊婦さんの体には何が起こってるんでしょうか?
$まだまだ やまだ

…じつは、通常はあまり子宮には存在しない顆粒球が集まってくるんです。
つまり、免疫抑制状態になるんですよ。
ただ、白血球が多すぎると胎児が攻撃されてしまい流産や妊娠中毒になります。

妊婦さんの体の中って、本当に絶妙なバランスを保ってるんです。
そら、つわりぐらい起こりますよね?
$まだまだ やまだ

だから、妊婦さんも体を温めて、
ストレスを溜めないようにしなきゃいけないんです。
これ以上、顆粒球を増やしちゃならんのです。
$まだまだ やまだ

がんばれ姉ちゃん!と、まだ見ぬ赤ちゃん!
$まだまだ やまだ

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前回はリンパ球のお話をしました。
ポイントは、
リンパ球は免疫機能の主役
私達はリンパ球を増やして免疫力を高める必要があるでしたね。

今回は、白血球の最後の種類マクロファージです。
白血球種類については、ここを参照してください。
潰瘍性大腸炎と自律神経 白血球-戦士たち-
$まだまだ やまだ

今回も擬人化して説明してみます。

戦型
勇者タイプ
$まだまだ やまだ

武器
①貪食機能
顆粒球と同じように敵を食べることで攻撃する。
リソソームという酵素で分解する。
②仲間のコントロール
異物の大きさから、顆粒球(戦士)、リンパ球(魔法使い)の適した方に攻撃命令を出す。
また、リンパ球には相手の弱点を教える(抗原提示)
$まだまだ やまだ

戦った後
消化物が細胞の外に排出される。
(顆粒球の場合は討ち死で膿になる)
潰瘍性大腸炎と顆粒球 熱血戦士参照
$まだまだ やまだ

弱点
特になし。たぶん。

寿命
1ヶ月~1年


潰瘍性大腸炎と自律神経 白血球-戦士たち-でも、触れましたが、
マクロファージは元祖白血球です。
コレの貪食能力を高めたのが顆粒球で、接着能力/免疫機能を高めたのがリンパ球です。
また、顆粒/リンパ球は割合の変動が激しいですが、
マクロファージは5%ぐらいで安定してます。
$まだまだ やまだ

私たちの祖先が単細胞生物の頃は、リンパ球が担う高度な免疫システムはなく、
マクロファージがただただ異物を食べて敵から身を守っていたわけです。(自然免疫といいます)
進化の過程で、リンパ球が生まれて、二度がかりしないような高度な免疫システムが構築されたんですね。
(獲得免疫といいます)
いやー、進化ってすごい。
$まだまだ やまだ

次回は、自分たちを理解するために、
顆粒球人間、リンパ球人間の特徴を見てみましょう。

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前回顆粒球のお話でした。ポイントは、
ストレス→交感神経優位→顆粒球増える→SOD足りなくなる→炎症できる→大腸炎になる
でしたね。
$まだまだ やまだ

さて、今回はリンパ球を詳しく見てみます。
先にポイントを言うと、リンパ球は免疫機能の主役です。
潰瘍性大腸炎の方なら免疫抑制剤とかで親しみのあるキーワードじゃないでしょうか?
$まだまだ やまだ

前回同様、擬人化してお話してみたいと思います。

戦型
魔法使いタイプ
$まだまだ やまだ

武器
①溶解魔法
マクロファージから標的ウィルスを教えてもらい(抗原提示)、
そのウィルスにくっついて溶かしちゃう(接着機能)

②呪文を覚える
やっつけるついでに、標的ウィルスの退治方法も覚えてしまう
再度、そのウィルスが入ってきてもマクロファージの指示なく撃退する。(抗原抗体反応)
この機能の事を免疫といいます。
おたふく風邪に二度がかりし難くなるのは、まさにコレのお陰です。
$まだまだ やまだ

戦った後
カタル性の炎症ができる。
※カタル性炎症とは…
透明な液体が分泌されるのが特徴。
カゼでサラサラした鼻水が出るのは、リンパ球がウィルスと戦っている証拠
$まだまだ やまだ

弱点
リンパ球は増えすぎるとアレルギー反応を起こす。
無害な花粉に過敏な反応をしてしまうのが花粉症
花粉症もサラサラの鼻水が出ますよね?(上述カタル性炎症参照)
皮膚が刺激に過剰反応を起こすのがアトピー皮膚炎
アトピーも悪化すると体液が出てきます。(上述カタル性炎症参照)
変に呪文覚えすぎ!ってカンジですかね。
$まだまだ やまだ

増えすぎると問題はありますが、
顆粒球体質な私達は積極的にリンパ球を増やして免疫力を高める必要があります。
リンパ球の割合を多くすることで顆粒球の勢力を正常に抑えられます。
$まだまだ やまだ

ちょっと待って!潰瘍性大腸炎の薬で免疫抑制剤ってのがありますよね?
あれって、免疫力抑制するんでしょ?
なんか、「免疫力を高める」ってのと矛盾してない?

…そのようですね。
私の考えでは潰瘍性大腸炎に免疫抑制剤を使用するのは逆効果だと思います。
リウマチの治療でも免疫抑制薬が使われますが、同様に逆効果だと考えます。

次回はマクロファージについて見てみます。

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少しおさらいしましょう。
自律神経には交感神経(興奮)と副交感神経(リラックス)があり、
交感神経優位で顆粒球が増え、
副交感神経優位でリンパ球が増える。
潰瘍性大腸炎の患者は交感神経が優位で顆粒球人間が多い
でしたね。
$まだまだ やまだ

今日のテーマは顆粒球です。
$まだまだ やまだ

顆粒球の特徴を詳しく見てみましょう。
分かりやすく擬人化してみますね。
最後に潰瘍性大腸炎に繋がりますので、お付き合いください。

戦型
熱血戦士タイプ
細菌を食べる(貪食機能)
傷でもできようもんなら急行する
$まだまだ やまだ

武器
顆粒球内の強力な酵素活性酸素
これを利用して殺菌する
※活性酸素
 強力な酸化作用のある強力な武器
 強力すぎて自分の細胞のDNAを傷つけて(ガン化して)しまう
$まだまだ やまだ

戦った後
ができる
傷を負ってできる膿は戦いを終えた顆粒球の死骸
$まだまだ やまだ

寿命
1~2日程度

弱点
細菌を食べて殺すが、自分も一緒に討ち死にする
自爆時に活性酸素を撒き散らす
寿命がきても自爆してしまう
まさに熱血戦士!
$まだまだ やまだ


弱点についてもう少し深く見てみましょう。
「戦っても寿命が来ても、自爆して活性酸素を撒き散らす」
これ、なんか、ヤバイですよね?
大丈夫、SOD酵素(Superoxide dismutase)ってのが無毒化してくれます。

でも、顆粒球が多くなりすぎたら…
SOD酵素なくなっちゃいます。そしたら…
$まだまだ やまだ

活性酸素が細胞を傷つけちゃいます…。
実は、この細胞が傷を受けた状態を炎症といいます。

ほら繋がった!
ストレス→交感神経優位→顆粒球増える→SOD足りなくなる→炎症できる→大腸炎になる
$まだまだ やまだ

ま、理由はこれだけじゃないと思いますが、
西洋医学でも顆粒球除去療法があるくらいなので、
的は射てるんじゃないでしょうか?

なんだ、じゃあ、早速病院に行って顆粒球除去してもらおう!
って、ダメダメ!寿命を良く見てください。
1~2日程度ですよ。
除去して一旦良くなっても、骨髄が造血するから元に戻ります。
根本から考えないと。

次回はリンパ球を詳しく見てみます。

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自律神経には交感神経(興奮)と副交感神経(リラックス)があり、
潰瘍性大腸炎の患者は交感神経が優位な人が多い
というお話をしましたね。
$まだまだ やまだ

それじゃ、交感神経が優位だと何が起きるのでしょうか?
それは、白血球に関係があります。

そう、今回の主役は白血球です。血です。
潰瘍性大腸炎の方なら白血球除去療法顆粒球除去療法
という内科的治療で親しみがあるのではないでしょうか?
少し、自律神経と潰瘍性大腸炎が繋がりましたね。
話、続けますよ。
$まだまだ やまだ

白血球は異物と戦う戦士たちです。
白血球の中には大きく分けて3種類あり、戦型が違います。
ご紹介しましょう。今回は頑張ってイラスト描きましたよヽ(゚◇゚ )ノ

顆粒球(かりゅうきゅう)
細菌に強い。パックマンのようにバクバク細菌を食べちゃいます。(貪食能力といいます)
交感神経が刺激されると増加する。(アドレナリンに反応する)
(おっ!顆粒球除去の顆粒球も出てきましたね)
$まだまだ やまだ

リンパ球
ウィルスに強い。ウィルスにくっついて分解しちゃいます。(接着能力といいます)
副交感神経が刺激されると増加する。(アセチルコリンに反応する)
$まだまだ やまだ

マクロファージ
白血球の元祖。コレをベースに貪食能力に特化したのが顆粒球、接着能力に特化したのがリンパ球。
さらに、異物の特徴分析を行い、リンパ球に特徴を教えます。(抗原提示といいます)
$まだまだ やまだ


それぞれの割合は基本的に以下です。
$まだまだ やまだ

ここで、説明したように割合には変動があるんですが、
交感神経が優位になりがちな私達(潰瘍性大腸炎患者)は
顆粒球の割合が多くなってしまいます。
つまり、
交感神経人間 = 顆粒球人間 (=潰瘍性大腸炎になりやすい?)
同様に、
副交感神経人間 = リンパ球人間
ということになります。

と、言うことは、顆粒球やリンパ球の特徴を知れば、
もっと潰瘍性大腸炎とのつながりが見えてきます。

ふぅ~。専門用語がいっぱいでしたね。
次回からは、その特徴を詳しく見ていきます。

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前回は、自律神経は自分の中の他人だと書きましたね。
じゃ、そいつは、何を基準に動いているんでしょうか?
もう少しだけ詳しく見てみましょう。
↓これは他人丼
$まだまだ やまだ

自律神経には二つの系統があります。
交感神経副交感神経です。

交感神経
ストレスがかかったときに刺激され、細胞を興奮させます。
血管は収縮して、脈も速くなります。
われらが大腸は、蠕動運動が抑制されます。
$まだまだ やまだ

副交感神経
リラックスしているときに刺激され、細胞を休ませます。
血管は拡張して、脈もゆったりとします。
われらが大腸は、蠕動運動が促進されます。
$まだまだ やまだ

潰瘍性大腸炎の方はピンと来ました?
そうですね。
私達は交感神経が優位な人間ですね。
$まだまだ やまだ

といっても、この二つの神経は、どちらかがずっと優位なわけじゃありません。
日中は活発に活動できるように交感神経が優位になって、
夜寝てるとき副交感神経が優位になります。

だのに、私達ときたら、布団に入ってからも色んな事を考えて交感神経ビンビンです。
気にしなくても良いようなことも考えすぎて、さらにビンビン。
あーだーこーだ考えすぎてビンビンビン。あーストレスフルライフ

さらに、私の大学の頃のようにバイトで昼夜逆転してしまったら、もうメタメタ(^^;
$まだまだ やまだ

ストレスと不規則な生活で交感神経が優位になり、大腸は蠕動運動が抑制される。

まさに、腸が麻痺した状態になり吸収が不十分なままで下痢をしてしまうのが過敏性大腸です。
で、潰瘍性大腸炎は?

それは、これらの神経と切っても切れない免疫(白血球)について考える必要があります。
次回はそこらをお話しますね。

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いやはや、思想的な話が続いてしまいました…。
こういう話って人から聞くと胡散臭いというか、
気持ち悪いというか、実感沸かないですよね。
ごもっとも(;^_^A
でも一番伝えたい事なんですよね。

と、言ったところで、今日からはもう少し一般的な話を。
テーマは自律神経です。
$まだまだ やまだ

みなさんは、自律神経と聞いて何を思い浮かべますか?
自律神経失調症とかよく耳にしますよね?
でも、自律神経ってナンダ?考えたことあります?
$まだまだ やまだ

答えは、なんのことはない、自分の意識から自律した神経のことです。
手足と違って心臓とか血流って、自分が「止まれ」って意識しても止まらないですよね。
それは、自律神経の支配下だからです。
つまり、自分の中に他人がいる訳です。
もちろん、我らが大腸も支配下ですね。
$まだまだ やまだ

私が発症の体験記で潰瘍性大腸炎の事を「最初にヤツと出会った」と擬人化して表現したのは、
こんな所にもあるんです(^-^)
そして、そいつは、自分のパフォーマンスを最大限に発揮する方法を熟知したすごいヤツです。
$まだまだ やまだ

…ただ、融通がきかない所がタマニキズです。
脳が「これ食いてぇ~」って思って、バカバカ食べて恍惚となっても、
オレの中のそいつは、「無理無理、これじゃ処理し切れん」って排泄しようします。
結果、下痢になっちゃいます。
とっても、ビジネスライクなクールなヤツです。
まだまだ やまだ

腸は第二の脳と言われる所以ですね。
いや、むしろ、腸のほうがかしこいかもしれません。
だって、バカな脳を起こした行動に惑わされず、
生命維持を担ってくれるわけですから。

腸内革命―腸は、第二の脳である/海竜社


えっ。それじゃ、その自律神経ってどうやって整えるの?
それをお話しする前に、自律神経は何を基に動いているのか。
この辺りを次回書きたいと思います。

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