<3大ポイント>
・生き方(性格)
★自律神経(免疫)←今回のポイント
・食事(栄養)

前回はリンパ球のお話をしました。
ポイントは、
リンパ球は免疫機能の主役
私達はリンパ球を増やして免疫力を高める必要があるでしたね。

今回は、白血球の最後の種類マクロファージです。
白血球種類については、ここを参照してください。
潰瘍性大腸炎と自律神経 白血球-戦士たち-
$まだまだ やまだ

今回も擬人化して説明してみます。

戦型
勇者タイプ
$まだまだ やまだ

武器
①貪食機能
顆粒球と同じように敵を食べることで攻撃する。
リソソームという酵素で分解する。
②仲間のコントロール
異物の大きさから、顆粒球(戦士)、リンパ球(魔法使い)の適した方に攻撃命令を出す。
また、リンパ球には相手の弱点を教える(抗原提示)
$まだまだ やまだ

戦った後
消化物が細胞の外に排出される。
(顆粒球の場合は討ち死で膿になる)
潰瘍性大腸炎と顆粒球 熱血戦士参照
$まだまだ やまだ

弱点
特になし。たぶん。

寿命
1ヶ月~1年


潰瘍性大腸炎と自律神経 白血球-戦士たち-でも、触れましたが、
マクロファージは元祖白血球です。
コレの貪食能力を高めたのが顆粒球で、接着能力/免疫機能を高めたのがリンパ球です。
また、顆粒/リンパ球は割合の変動が激しいですが、
マクロファージは5%ぐらいで安定してます。
$まだまだ やまだ

私たちの祖先が単細胞生物の頃は、リンパ球が担う高度な免疫システムはなく、
マクロファージがただただ異物を食べて敵から身を守っていたわけです。(自然免疫といいます)
進化の過程で、リンパ球が生まれて、二度がかりしないような高度な免疫システムが構築されたんですね。
(獲得免疫といいます)
いやー、進化ってすごい。
$まだまだ やまだ

次回は、自分たちを理解するために、
顆粒球人間、リンパ球人間の特徴を見てみましょう。

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