<3大ポイント>
・生き方(性格)
★自律神経(免疫)←今回のポイント
・食事(栄養)

自律神経には交感神経(興奮)と副交感神経(リラックス)があり、
潰瘍性大腸炎の患者は交感神経が優位な人が多い
というお話をしましたね。
$まだまだ やまだ

それじゃ、交感神経が優位だと何が起きるのでしょうか?
それは、白血球に関係があります。

そう、今回の主役は白血球です。血です。
潰瘍性大腸炎の方なら白血球除去療法顆粒球除去療法
という内科的治療で親しみがあるのではないでしょうか?
少し、自律神経と潰瘍性大腸炎が繋がりましたね。
話、続けますよ。
$まだまだ やまだ

白血球は異物と戦う戦士たちです。
白血球の中には大きく分けて3種類あり、戦型が違います。
ご紹介しましょう。今回は頑張ってイラスト描きましたよヽ(゚◇゚ )ノ

顆粒球(かりゅうきゅう)
細菌に強い。パックマンのようにバクバク細菌を食べちゃいます。(貪食能力といいます)
交感神経が刺激されると増加する。(アドレナリンに反応する)
(おっ!顆粒球除去の顆粒球も出てきましたね)
$まだまだ やまだ

リンパ球
ウィルスに強い。ウィルスにくっついて分解しちゃいます。(接着能力といいます)
副交感神経が刺激されると増加する。(アセチルコリンに反応する)
$まだまだ やまだ

マクロファージ
白血球の元祖。コレをベースに貪食能力に特化したのが顆粒球、接着能力に特化したのがリンパ球。
さらに、異物の特徴分析を行い、リンパ球に特徴を教えます。(抗原提示といいます)
$まだまだ やまだ


それぞれの割合は基本的に以下です。
$まだまだ やまだ

ここで、説明したように割合には変動があるんですが、
交感神経が優位になりがちな私達(潰瘍性大腸炎患者)は
顆粒球の割合が多くなってしまいます。
つまり、
交感神経人間 = 顆粒球人間 (=潰瘍性大腸炎になりやすい?)
同様に、
副交感神経人間 = リンパ球人間
ということになります。

と、言うことは、顆粒球やリンパ球の特徴を知れば、
もっと潰瘍性大腸炎とのつながりが見えてきます。

ふぅ~。専門用語がいっぱいでしたね。
次回からは、その特徴を詳しく見ていきます。

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