今 作っている占い。

天の事情も 地の事情も
魂の事情も 物質世界の事情も

どちらも分かるなら
両者の間にいるなら
どう感じる?なにを思う?どうするだろう?

というのを、私も考えています。



先日、ゲームの『FF7』リメイクとリバースの実況動画をぶっ続けで見ていたときのことを思い出しました。

このゲームの中では 死んだら生命の流れの集まり(ライフストリームといいます)に合流する という世界観のもと、話が進みます。

その中で出てきた言葉を思い出したんだ。



「悲しむことはない
ただ星に帰るだけだ」


「死は…… 命のひとつの状態
死んで体が消えても
命が消えるわけじゃない

ライフストリームに溶けて
星を巡って 新たな命を育む

命は死んでも消えない
そんなの頭でわかっても
おわかれは悲しいよね

だから 星に帰るだけなんて
そんなふうに言わないで」

(FF7リバース 古代種の神殿でのやりとり)



1:18:40くらいのところ




「命は死んでも消えない
そんなの頭でわかっても
おわかれは悲しいよね
だから 星に帰るだけなんて
そんなふうに言わないで」

登場人物の中で 最も魂の事情を感じているはずの人がこんなふうに言うのが「嗚呼…っ」となる。


魂的には大丈夫だから
とってもハッピーなことだから
なんにも問題ない
にしない。

問題ないのだろうけれど
でも悲しい気持ちもある
その悲しく感じる気持ちを
置いてけぼりにしない。
なかったことにしない。


そして、
おわかれのような物質世界ならではの悲しさを
たくさん感じてつらい人には
命が巡ること、魂の事情に触れることが
ほんの少しでも救いになれば

分かってもらえなくていい
ほんの少しでも救いになれば


そんな心。
そんな心の人がいてくれることが救いのように思えたよ。



「天の事情が正しい!」
「地の事情が正しい!」
と自分がありありと感じるほうばっかり主張すると 苦しいことになるけれど


地の事情だけで苦しいときは
天の事情が助けになる。

天の事情だけでいて苦しいときは
地の事情が助けになる。

天も地も お互いに補い合える。




物質肉体に生まれてくるときに
命がパコッと2つに分かれて
「生」と「死」の両方をもらうような感じ。

縁が生まれるときに
縁がパコッと2つに分かれて
「出会い」と「別れ」の両方をもらった感じ。

2つあるから それを体験できる。

悲しいのは それだけうれしいものをもらえていたからなんだろう。


よろこんで そして悲しんで、
両方が1つに戻って また命の流れに合流していくんだろう。




あのすんごい空海さんだって 死別の悲しみで泣いたんだ。
「悲しみもつらさも悟れば幻だと分かる。しかし涙を流さずにはおれん」と。
天を幻と感じる人もいる。
地を幻と感じる人もいる。

幻と分かりながら
こんなにも心を通わせられることも
できるのだねぇ。


そういうあたりに
なにか大事なものがありそうな気がするんだ。




私はまだ中空の存在性を知らないので、推察の域はでないけどね。




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最近、占いを作っているときに流している曲。


さっきの
「命は死んでも消えない
そんなの頭でわかっても
おわかれは悲しいよね
だから 星に帰るだけなんて
そんなふうに言わないで」
を言った人の テーマ音楽。



今日は雨で山登りを延期にしました。
明日は行こう。