ジェフリーさんの進化占星術スクールのサイトを翻訳してもらえたものを、あれこれ考えながら読んでいくコーナーです。

これを読む人にはこれはまだ清書ではない段階というのを念頭に置きつつ、決して鵜呑みにしない気持ちで読んでほしいです。→ 経緯
そして私が見逃している「ここは…?」というのがあれば、教えてほしいです。

かなり膨大なのでちょっとずついきます。
文章の途中、私は赤い字青い字でコメントします。


[このページの話だよ]
1 - Evolutionary Transitions (進化の移行) 


[関連記事]

・金星と 自分のなかの関係性?(翻訳のところの疑問点あり)

前に公開したときに 訳し方で疑問だった点について助け船をいただけたので、助け船に基づいた読み方で今一度読んでいきます。


[今日見ていく原文]
Okay, before we wrap it up, are there any questions or comments on the first part?

Audience: You mentioned that Mars is the desires of the Soul. Could you contrast that with what Venus is?

Jeffrey: Mars acts out or acts upon the desires of the Soul. Venus correlates with the essential needs within the person’s life that facilitate that Soul’s evolutionary intent. How many of you have learned, for example, that Venus connects to your inner relationship with yourself?

Most of you have learned in traditional books that Venus is your external relationships. But it also connects to your inner relationship to yourself. From an evolutionary point of view, why would we have Venus in this Sign, and not that Sign?

For example, say you come into this life with Venus in Virgo, which would define your inner relationship to yourself. From an evolutionary point of view, why would you have this kind of inner relationship to yourself in this life? How does it link to your overall evolutionary intent?

That’s how we want to approach these things. And if we approach them from an evolutionary point of view, we suspend judgments that are linked with our own belief systems. Because now we just see things for what they are. Wouldn’t you rather see a counselor who’s approaching you in this way, just seeing you for who you are, validating what you are, versus somebody projecting his or her own belief system onto you?

I’ll give you kind of a dramatic example. Some of you have heard this example before. It involves a client of mine who was going through, if I remember right. Mars transiting in opposition to her Pluto. She happened to have a Mars/Pluto opposition natally, therefore she was also having a Mars return. The astrologer she saw told her, “You need to stay in your house for the next six months. If you leave your house, you’ll be raped.”

Imagine you’d been told something like that!

Try to see how the astrological energies in a chart fit into that client’s evolutionary intent, versus projecting your own belief system about Mars/Pluto or whatever onto that client.

The Venus function connects, ultimately, to why we have this sort of inner relationship to ourselves in this lifetime, and to how that inner relationship is changing in response to the transits. That’s the evolutionary intent.


[ここから]

前に公開したときに 訳し方で疑問だった点について助け船をいただけたので、助け船に基づいた読み方で今一度考えながら読んでいきます。


さて、まとめる前に、最初の部分に質問やコメントはあるかな?


生徒:あなたは、火星は魂の欲望であるとおっしゃいました。
それを金星と比較していただけますか?


ジェフ:火星は、魂の欲求に基づいて行動したり決定したりする。



金星は、個人の生命の内側にある本質的な必要性と関連する。

その必要性は、魂の進化の意図を促進するのだ。


たとえば、金星が自分自身との対内関係と関連することを、この中の何人が学んでいたかな?

あなた方の大半は、金星は対外関係であると伝統的な書物で学んでいる。

だが金星は、自分自身との対内関係にも関連するのだ。


この「対内関係」は、
「私 と 私の内面」の関係ということですね。

私が、自分の内面についてどのように捉えるのか。どのように向き合うのか。どのように対峙するのか。

となると、
「自分と向き合いましょう」のような心の課題があるときに 金星を読むと、どのように向き合うとしっくりきやすいか みたいなことが見えてきたりするのかな。


進化論の観点からすると、金星はなぜこの星座にあって、なぜこの星座にはないのか、となる。

私の金星はなぜ天秤座にあるのに 蠍座にはないのか。

天秤座の金星のところだけ波動が低くて そこだけ分離しているからです。ほかの星座の金星は 波動が高くて肉眼では見えない。統合されている。溶けて広がっている。←みんなそうだよ

ただし、それを自覚できるかは 自分の意識がどんなレベルにあるかによって違ってくる。
全惑星意識(H24)の中でもかなり高い状態で、これを自覚できる。

私はこのしくみはイメージしやすいけれど 自分の統合された(溶けて見えない)金星までは自覚できないので、全惑星意識(H24)の途中くらいですな。


たとえば、あなたが乙女座の金星と共にこの世に生を受けたとしよう。

それがあなた自身の対内関係を定義するのだが。

進化論的に見た場合、なぜ今世におけるあなたの対内関係はこのようなものなのか?

どうやってこの関係が進化の意図全体と繋がるのか?と。
この問題にはこうやって取り組んでほしい。

ジェフリーさん!
具体例がないとこれは分かりにくいです!


出生図の金星が乙女座にある場合、自分の内面と向き合うときに乙女座の性質を発揮する形になる…ということなら、

出生図の金星が乙女座にある人なら
とても細やかに自分の内面を観察・分析するようにして 内面について把握していく…
という感じか。


金星天秤座の私なら、
自分の内面をまるで一人の人と対するように、相手のことを知ろうとするときのようにして向き合う…?

そうかも…?
いや、でも私は金星乙女座のようでもあるけどなと思ったら、龍頭図とヘリオセントリックの金星が乙女座だった。
より高度に(魂的に?)向き合うときには 私は乙女座的になるのかもしれない。

おお!なるほどね!
これはいいかもしれない!


そして進化論的に取り組めば、自らの信念体系からくる判断を留めることができる。

なぜなら今、私達は物事をただありのままに見るからだ。

たぶんこれは、どんな出来事にも どんな星の配置にも、その人の魂が「こういうふうに進化したい」と願っていることを見いだせるということだと思う。

占い師自身の好き嫌いとか いい悪いという考え方は置いておいた状態で、話をすることができる。


こういう取り組み姿勢のカウンセラーにどちらかというと会いたいと思わないか?
ありのままのあなたを見てくれる人だ。
そのままのあなたを認めてくれるのだ。
決して、彼・彼女の信念体系をあなたに投影してくるような人ではなく。

占い師さんやカウンセラー自身の価値観で クライアントさんに「あなたは素晴らしいですね!」「あなたの人生はひどいですね!」と言うのは、そりゃイヤだ(笑)

それは占いじゃなくて、クライアントさんの話でもなくて、占い師さんやカウンセラーさん自身の話だからねぇ。
私も気をつけているけれど、どれだけ気をつけても足りないくらいだ。


ドラマ仕立ての例を挙げよう。
もう聞いたことがある人もいるだろう。

私のクライアントの話で、私の記憶が正しければ、出生時の冥王星のオポジションを火星が通過中だった。

彼女は出生図にもたまたま火星/冥王星のオポジションがあったので、火星回帰も経験中だった。

彼女が会った占星術師は彼女に言った。

「次の6ヶ月間、家にとどまる必要があります。 家を出たら、レイプされます。」と。

!?

そのようなことをあなたが言われたと想像してみてくれ!


出生図にある占星術のエネルギーが、クライアントの進化的な意図に、どう当てはまるかを見ようとして欲しい。

火星と冥王星に対する自分自身の信念体系をクライアントに投影するのではなく。


金星の役割は究極的に、どうして今世においてこのような自分自身との対内関係があるのか、また、どうやってその対内関係がトランジットに応じて変化しているのかということに繋がるのだ。


それが進化の意図だ。


--- ひとまずここまで ---


翻訳班のマイタラさん!
助け船ありがとうございました!


「自分の内面と向き合う」に馴染みのある方は 試してみてほしいです。

まだこの見方でいいのか検証できたデータがほとんどないので、
・自分が自分と向き合うときの様子を思い出して
・金星星座の向き合い方と照らし合わせてみる
の感想などを教えてもらえたらうれしいです。

やれる人は、もうちょっと詳しく
・金星の星座とハウス
・金星のサビアン
・龍頭図の金星
・ヘリオセントリックの金星など
あれこれ比べてみてくだされーっ



自分の出生図の金星を 上記のやり方全部で見てみました。
いや、これ、かなりよいかもしれません。

「うわ…」とへんな笑いがこみ上げてきたので、たぶんかなりいいところを突いてきそうです。

サビアンで出てきたのだけど、たしかに私はオカルトとか古代の知恵に触れながら自分と向き合っていますwww
ヤバいウケるwww


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