続きです、、、
(前回↓)

フランクフルト国際空港に到着し、その巨大なターミナルに圧倒された私め。

 

今回の旅の第一の目的は

フランクフルト空港でのスポッティング!

・ここを本拠地とするルフトハンザのB747・A340の4発フリート軍を堪能する

・中東・西アジア・ヨーロッパ圏内の多くのキャリアを収集する

これが主な目的です。

なので、計画段階で観光は二の次三の次だったわけですが、、、

 

フランクフルト空港へは、

到着見込みより40分も早く到着し、

入国もスムーズに、、、

特に預け荷物もなかったので、

少し撮影でも、、、

と展望デッキのある第2ターミナルに行ったところで気付く、、、

フランクフルト空港のデッキは

サマータイム適用期間以外は閉鎖

されてるということを、、、

 

というわけで、素直に予約した宿の最寄であるフランクフルト中央駅へ向かいます。

空港駅からフランクフルト中央駅まではそこそこの頻度で電車が走ってますので、それを利用します。

(切符は券売機で購入できますが、私は後述のアプリを利用しました。)

 

空港からフランクフルト中央駅までは電車(Sバーン)で15分程度です。

何も引っかからなければ12分ですが、フランクフルト中央駅周辺の線路容量がひっ迫しており、たまに10分近い信号停車を余儀なくされることもあります。

 

まだホテルのチェックインには早いので、1時間少々撮り鉄でも、、、

早速ドイツ鉄道の高速鉄道ICEが入線してきました。
一言でICEと言ってもかなり種類が豊富です。
こちらの車両はICEの中でも振り子機能を持ったICE-T。
そっくりな車両にICE-3がありますが、パンタグラフが両先頭車に搭載されているのが違いです。

ドイツ鉄道146型電気機関車とボンバルディア製(?)二階建て客車。
牽引機の146型はかつてドイツにあった電機メーカーのAEGが企画開発した電気機関車(EL)です。
(AEG社は分割・再編・買収の果てに鉄道部門はフランスのアルストムの一部になっています)

てっきり電車・電気機関車ばかりかと思ったら、、
よく見たらパンタがない。
それに頭にDBのロゴがないので、国鉄系の会社ではないようです。
欧州では線路・駅を国鉄が保有し、そこを私鉄も利用して運行する、、
日本的に言えば、第2種鉄道事業社が多くあります。
 
ちなみに、、、
都市内を運航するSバーンはほぼほぼ決まったホームで発着しますが、都市間列車などは、どこのホームから発着するのかは特に限定はしていないらしい

オール2階建ての445型電車。
2階建て電車では最新型らしい。
少し気になっている電車ではあったのですが、今回の旅では一切乗る機会がなかった、、、
(といますか、Sバーンしか利用しなかったからね、、)

こちらは気動車ですね、、
2012年設立の私鉄Vlexx社の列車です。
現在同社はイタリア国鉄系の企業傘下にあるそうな。
車両はアルストム社のリントシリーズに統一してるようです。

それにしてもひっきりなしに列車がきますが、、、

車両の系列が
さっぱりわからない(笑)!
特に私鉄!
欧州ではメーカーがコンセプトモデルを発表し、それを各社が導入するかたちなので、日本とは根本的に異なる。
最近だとJR東日本のE231系・E233系ベースの私鉄車両も多くなりましたが、、
この会社はこの系列を主力にしているのか?この系列しか見なかったと思う。
連接構造なので4両固定編成。4両での運行と併結した8両での運行が見られました。

車庫から出てきた出庫列車。
てっきり先の146型ELかと思ったら、、
側面がゴテゴテしてるし、パンタないし、、
ディーゼル機関車(DL)でしたとさ、、、
ただ基本設計は146型を発展させた電気機関車シリーズと共通だそうです。
ドイツ鉄道での系列は245型。
ちなみに、日本ではDF200で電気式が採用されるまでは液体式変速機(所謂:トルコン)を主に採用してきましたが、海外では電気式が一般的で、この245型はEL版と運転室のレイアウトが共通なんだそうな、、

両端に動力車を連結し客車を挟み込んだ形態。
最初のICE、ICE-1です。
10両以上の客車を挟んでいたと記憶していますが、、
数えると9両ですね。
大きく盛り上がった屋根の車両が食堂車です。
実は今後退役が計画されており、撮影しておきたい車両の1つでした。

なんだか特徴的な窯が来ました、、、
こちらは旧東ドイツで運用されていた212型と同型の114型。
側面の波板と今の機関車にはない独特な雰囲気がいいですねぇ~
こちらも個人的には見たかった車両の1つです。
まだ結構な数が現役なので、そんなに珍しい車両でもないんですけどね、、、
 
ちなみに、、フランクフルト中央駅はSバーン専用の地下ホーム以外は行き止まり式の駅です。
おまけに機回し線もありません。
ではどのように折り返すのか、、
最後尾に連結された客車は普通の客車ではなく、運転台を備えた制御客車になっています。
折り返しはこの客車に運転士が乗務し、最後尾に来る機関車を遠隔操作して運転します。
(鉄道模型では紹介してますね、、↓)

車庫へ入庫される古参のICE-1と出庫されてきた最新?系列のICE-4。
ICE-4は動力集中式のICE-1と分散式で電車方式のICE-TやICE-3の間の性質があり、中間客車の増減が可能なタイプなんだそうな。

何故かお口パッカーンな状態で入線してきたICE-3。
ICEには併結しての運用もあるため運転台から操作できる連結器が装備されてる系列があります。
ただ、、、なぜか不具合でカバーが閉まらないことが多いらしい、、
(この後も何度か遭遇しました、、)
ICE-3には初期導入編成とICE-4導入開始後に再増備されたICE-3NEOがありますが、こちらは前者。
ただ、ICE-3は初期導入編成でも形態が2種類あり、こちらは初期導入組でも後期の導入編成になります。
(ややこしい、、)

ドイツ鉄道632型気動車。
サメのようなシャープな先頭車形状が特徴的。
ポーランド製らしい。
密着連結器を装備してるのにバッファ装置のようなバンパーを装備してるのは、、
あれかね?日本の電車でも観られる”装飾的”アンチクライマー的な奴かね?
ちなみに、、斜め前体とあまり感じませんが、、、
真横でみると、かなりシャープな形状をしてました。

長々と構内入口で待たされていたICE-4がようやく入線してきまいした。
大きく3種類あるICE-4の中で短い7両編成ですね。
2編成を併結した14両編成での運転もできるそうな、、
 
実際にはこの他にも撮影したのですが、、
正直、撮り鉄はしても、さほど詳しくなくボキャブラリーのない私には紹介できないので、割愛(笑)!
 
17時を回りまして、チェックインできる時間になりましたから、宿へ向かいます、、
今回の旅、、5泊を過ごしますのはこちら!
どぉぉぉ~~ん!
ドイツまで来て
東横イン(笑)!!!
 
なんで東横インに宿を取ったのか、、、
それは次回に説明するとして、、
 
次回からこの旅の主眼!
フランクフルト空港でのスポッティングを開始します!
初日からデカいネタが!
 
続く、、
 
 
 
余談、、
今回、私は電車の切符を券売機やカウンターではなくアプリで取得していました。

まずは残念な点を、、

・言語はドイツ語か英語です

・英語表記も少し癖のある文言

・駅名では一部で英語に対応できずドイツ語しか受け付けない場合あり

・ユーザー登録してログインしていてもカード決済の度にカード番号やらを入力しないといけません

今回、私はフランクフルト空港周辺しか利用しませんでしたので、あまり支障はありませんでしたが、ドイツ語でしか対応できない場合があるため、この部分で使いにくいと思う方はいるかも?

 

次にいい点を、、

・乗り換え検索と同じ感覚で使えます

 (実際乗り換えアリの経路も出てきます)

・発車番線を教えてくれます

・電車だけでなくバス・トラムを使った経路も出てくる

・飛び乗った電車の「発車後」に切符を変えます←重要!

・このアプリでチケットを購入すると購入した電車の運行情報を教えてくれます

Google先生では個別の列車の運行状況は判断できませんが、こちらでは自分の手配した列車の運行状況を教えてくれます(割と正確です)。