暇なんでテレビを見ていると、豊洲新市場の危険性にやんややんや騒いでいるので、ちょっと調べて見ました。
調べて気づいたのですが、報道されているイメージと違うぞってことです。

まずはこちらが土壌汚染対策工事の流れになっています。




これじゃわからんだろ(笑)




前半の汚染土壌の処理までです。

まずは現在は東京ガス工場時の地盤から盛土されています。
この土は取っておいて再利用します(注1)。
2を飛ばして3の土壌の掘削でA.P.+2.0mまで掘削します。

ここまでは報道されています。

4の汚染土壌の処理です。
実は汚染土壌ってA.P.+2.0m以下のところの土のことです。
ここで汚染された区画の土を掘削して東京ガス工場時の地盤からA.P.+2.0mまでの土と一緒に土壌処理プラントで処理してきれいな土にします。




5で地下水の汚染が確認されたところは地下水の入れ替えをします。

6で土壌処理プラントで処理してきれいになった土を埋め戻します。

この時点で汚染されていたとしてもかなり改善されてますぜ。

7で液状化対策を施して際積を敷き詰め、8で盛土をする工程になっています。

さてここで注目すべきは(注1)です。
注2がないのに1のところじゃねぇぞ。

そのまま使うって、汚染されていないってことです。
さらにほじくり返して水から土からきれいにして戻しているんだから、もう汚染土壌地域じゃねぇんじゃねぇかって思うんだけど。

報道だとA.P.+2.0mより上しかいじっていないような話振りですが、汚染土壌処理って、その下のがメインなんですね。

だから地下に溜まった水からベンゼン検出されないんだよ。
ま、盛土しないのはなんだかなぁっては思うけどね。

騒ぐほど危険なところじゃねぇって思うけどね。