人として生きる上で大切なこと 「こころのものさし」


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2018-08-27 00:04:44

許す心

テーマ:御法門

           御 教 歌

 

     何故の うらみやはなの よるの間に

 

       あめにたたかれ 風におとされ

 

 

 綺麗な花も、強い雨風に遭うと散ってしまうように、今日まで光り輝く人生だったとしても、心の在り方一つで一瞬にして失うこともある。

 

このようにお示しの御教歌です。

 

お互い生きていけば色んな出来事が起こってきますが、その中で色々な人と関わりながら暮らしていきます。

 

もちろん、素晴らしい人との出会いもあります。

 

「この人と出会って自分の人生が大きく変わっていった」ということも少なくありません。

 

けれども、素晴らしい人との出逢いだけでなく、中にはとんでもない人がいたりするものです。

 

 ・人を信用させて平気で裏切る

  ・自分の利欲のためだったら手段も選ばない

  ・自分の欲のため人を傷つけようが困らせようが一切関係ない

 

このような人だって身近にいたりするものです。

 

もし、このような人が身近にいて、自分や自分の家族を傷つけたら平気でいられるだろうか?

 

そんな時「おのれの不徳の致すところ」と言えるのだろうか?

 

そんな綺麗ごとで済まされない感情が、込み上げてくる自分がいるような気がします。

 

そこに「絶対許さない!」という感情が起こってくるのは、自然なことかもしれません。

 

けれども、そのような恨み・辛みを持ち続けていけばいくほど、その感情は募るばかりで怨念みたいな心に変わってくる時もあります。

 

その恨み・辛みを持ち続け、物事が良い方に変わることはなく、それどころか、、自分の人生に陰りが見え始めたりするのも確かなことです。

 

結局は、恨み・辛みから得るものはないということです。

 

御指南に


「われをもうらみず人をもうらみず、心をやすらかにくよくよおもはずに御養生なさるべく候。」

「自分自身を恨むこともせず、人をも恨むことなく、心を安らかに色々と案じることもなく、心の養生に努めなさい。」

 

このようにお示しですから、たとえ相手を恨む心が起きても、何時までも引きずらない心に切り替えていきたいものです。


そして、いつかは「相手を許す心」を持てる器の大きな人間になりたいものです。

人を恨むことより人を許せる心を持つことが、どれほど大切なことか。
そしてどれほど素晴らしいことか計り知れません。

 

そのような心の器が大きな人になっていけたら、きっとその人の人生は光り輝くのだと思います。

2018-08-26 00:03:51

好きこそ物の上手なれ

テーマ:御法門

          御 教 歌

 

     何事も 物の上手と ならむには

 

      すきと器用と 功(こう)つむとなり

  

 何れの道も窮めていくには、一途になること、才知にすぐれていること、そして我が心に徳を積むことである。

 

このように仰せの御教歌です。

 

ことわざに

 

「好きこそ物の上手なれ」

 

「好きなことは、天分があるからであろうが、自ら進んで工夫したり、絶えず努力するので、自然と上手になる。」

 

このようにあります。

 

下手の横好きという言葉を使いますが、これは好きであっても天分がないから、そこで留まってしまうというのです。

 

御指南に

 

「善と悪とは人間其の分々の力相応にしれり。しらぬはすべなし。さて其のなす物事一つ一つにこれはよしと思えはば、憚(はばか)る事なく尽力(じんりょく)して其の事にかかるべし。今こそ其の果を見ざれども、其の果必然歴々(れきれき)たり。」

 
「事の善悪はその人に応じて判断出来る筈である。それならば、これは善い事だと判断したら遠慮することなく全力で取り掛かることが大事である。たとえ、今すぐ結果が現れないとしても、いつかは報われるのである。」  

 

いずれの道においても窮めていくためには、そのような心掛けが大事であることをお示しです。

 

そして、道を窮めていく大事な要素として、我が心に徳を積むことです。

 

心に徳がないため、上手くことが運ばず、円満な人間関係を築けないように思います。

 

道を窮めていくにもやはり因があり、その因が心にあることをしっかりと捉えての日々の中で、創意工夫・努力をしていきたいものです。

 

そのことを仰せの御教歌です。


 

人として生きる上で大切なこと 「こころのものさし」-寺子屋電話相談室_横

2018-08-25 00:02:48

ますかがみ

テーマ:御法門

             御 教 歌

     ますかがみ とがぬ時には 光なし

 

      ひかりなければ 物もうつらず
 

 

 澄み切った鏡も、磨かなければ輝きもなくなり、やがては曇り、物を映さなくなるように、おのが心を絶えず磨くことの大切さを教えていただいた御教歌です。
 

さて「ますかがみ」とありますが、この歌をお詠みになった時代の鏡は、青銅の表面を梅酢などを使って絶えず磨いていたようです。
 

その「ますかがみ」は、絶えず磨かないと曇り、錆びがつき、物を映さなくなるようになります。

 

そのように、私達の心も絶えず磨いていかないと、煩悩という錆びがつき、そのために「心の鏡」が曇ってしまい、物事を正しく映し出すことが出来なくなるのです。
 

ところで、仏さまは私達の心には煩悩欲があることを云われてます。

その煩悩欲に執着してしまうと、「心の鏡」が曇ってしまい、錆びがつき、人としての正しい振る舞いや、物の考え方・捉え方が間違った方向に行きやすくなるというのです。
 

御指南に
 

「心の師となるとも、心を師とせざれ。」

という教えがありますように、
 

煩悩欲の強い心を師匠として生活していくのではなく、煩悩欲の強い心を戒めていくことの大切さを教えてあります。
 

また、どのように磨いていくかと言いますと、「ますかがみ」は研ぎ師(とぎし)という職人が磨いていったように、「こころ」を磨いていくためには、我流ではなく仏さまの教えを「ものさし」にしていきたいものです。
 

その教えに基づいて磨いていき、「人をおもいやる」「人を大事にしていける」・・・そういう心を身に付けていくことの大切さをお示しです。

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