活動火山対策臨時措置法改正　成立御礼挨拶回り　骨太の方針にも火山防災対策強化が明記

末松信介前文部科学大臣へ御礼挨拶の様子(参議院議員会館で)

「日々勉強！結果に責任！」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員　赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、癸卯年。「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。

　6月14日(水)、参議院本会議において、活動火山対策特別臨時措置法(活火山法)の改正が、総員起立、全会一致で可決成立しました。

　それを受けて、6月15日(木)には、火山噴火予知・対策推進議員連盟(火山議連)の古家圭司会長、坂本哲志幹事長、事務局長である私三役と、政府関係機関ともども、法案成立に尽力してくれた関係議員の事務所を、御礼状をもって回りました。

　「活動火山対策特別措置法の一部を改正する法律案の成立について (御礼)

　平素より格別のご高配を賜り、感謝申し上げます。

　今国会に議員立法で提出されておりました標記法案につきまして、衆議院及び参議院の災害対策特別委員会においてそれぞれご賛同を賜り、6月6日の衆議院本会議にて全会一致で可決、そして、6月14日の参議院本会議においても全会一致で可決され、成立いたしました。

　昨年来、全国都道府県知事会をはじめとする地方自治体や研究者の要望を受け、火山噴火予知・対策推進議員連盟が中心となって取り組んできたことが、先生方のご協力を賜り、ここに結実いたしました。これまでのご指導ご支援に感謝申し上げますとともに、心より御礼申し上げます。

　火山噴火予知・対策推進議員連盟は、この法改正を受け、文部科学省に設置される火山調査研究推進本部の体制整備、専門的な知識や技術を有する人材の育成と継続的な確保等を行うべく政府に求め、その結果、政府の骨太の方針 (経済財政運営の改革の基本方針2030) には明記されることになります。火山災害対策をより一層強化するためにも、来年4月の火山調査研究推進本部設立に向けた予算の確保や、人員体制の整備を目指し、引き続き力を尽くしてまいります。

　法改正にご尽力いただきました先生方に、まずは深く御礼申し上げ、今後も我が国の火山噴火・予知対策に、倍旧のお力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

　　令和5年6月15日

火山噴火予知・対策推進議員連盟 (火山議連)

会　長　古屋圭司

会長代理　萩生田　光一

幹事長　坂本　哲志

事務局長　赤池誠章」

◎長崎幸太郎山梨県知事と鹿児島市と御礼挨拶回り

　6月16日(金)には、法改正の契機となった火山防災強化推進都道県連盟の幹事である長崎幸太郎山梨県知事と火山防災強化市町村ネットワーク会長の鹿児島市の担当者と、法改正御礼の挨拶回りを行いました。

　今後、火山議連では、関係者ともども報告会を開催したいと考えています。

◎骨太の方針にも明記

　なお、当日閣議決定された来年度予算案の骨格となる政府の「骨太の方針(経済財政運営の改革と基本方針2030)」に、火山防災対策が明記されました。