情けなくても
何もできなくても
悪くて痛いところばかりでも
生きていてよかったと思える瞬間があれば
生きる希望に変わります。
年末年始は自宅で過ごしましょう、と少し先のことを見据えて決めてくれた担当医に感謝した晦日イブの日。
祖母の家に、家族で集まりました。
本当なら正月恒例の温泉旅行にいっているはずだったのですが、実は入院するより前に、祖母の体調を考慮してキャンセルしていたのです。
祖母は、食べに行くのを楽しみにしていたお寿司を、なんと入院前と同じ量を食べることができました‼️
早く死にたい、、
病院でも退院した直後も、そう言っていた祖母でした。
これまでのように家事全般をすることは難しいので、今後はサポートしに行く回数が増えることになりますが長く恩返しできると思えばありがたいことですね。
家族全員での祖父のお墓参りも叶い、
トイレにも歩いて行くようになり、
同居の叔父が人が変わったように家のことをするようになり…
祖母の口から出る言葉が、たまに変わります。
生きていてよかった。幸せ😌
『聞く』ことは、生きる希望につながることを命がけで体験しているので、私はそのすごさを自身では実感しています。
それはあくまでも私の感覚。
今回は、祖母との関わりを通して違う視点でそれを体験することができました。
『聞く』は、関係性が近ければ近いほど
▪️聞くことに徹する難しさがあること
▪️期待を手放すことと諦めるのとは違うこと
▪️『聞く』ことが『愛』として伝わることを
より強く感じると思いましたが、やはり知っているに越したことはないなぁと。
情けなくなんてないよ
何もしなくていいよ
そんなこと言わないで長生きしてよ
それが励ましになることもありますが、人によっては、また時と場合によってはそうとは限らないんですよね。
ただ聞いてもらう
気持ちを受け止めてもらう
本音に気づく、言える
その関係性が築けていれば、安心と信頼の中で、痛みや弱さを吐き出せるのです。
それが、明日もがんばろうと思える力になったり、目線を上げて前向きな姿勢になったりするのですよね。
これからも、『聞く』を心のお守りにして祖母の手を取り歩いていきたいと思います。
どんな一日も、毎日がスペシャル♡
最後まで読んでくださりありがとうございます!
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