小学校に送り出した子ども達。

元担任として願うことは、ただ1つ。


子ども達一人ひとりがずっと健やかに、心身共に成長してくれること。



歌うように愛する喜びを伝えよう♪

親愛なる先生たち、
一週間お疲れさまでした。


今回は、保護者からの相談について。

日々の保育の中で、保護者の子育てのお悩みを聞くこともあるかと思います。

▪️家ではご飯を食べない 
▪️お友だちと仲良く遊べない
▪️親の言うことを聞かない
▪️トイトレが進まない などなど

担任の先生は、家での子どもの様子を聞き、園での様子を伝え、お母さんの気持ちに寄り添いながら対応していることと思います。

話を聞くだけでなく、声かけや関わり方の提案をすることもあるかもしれません。


けれどいろんな相談を聞く中で、担任としての責任を果たそうとして、どんどん肩入りすると…

境界線があやふやになる。

という事態になりかねません。



保護者からの相談には、まずは『聞く』で対応することで、先生自身も自分の立ち位置を認識できるんじゃないかなと思います。

保護者の感情に振り回されやすい先生は、自分を保ちながら聞けるようになってくると私は思います。



さらに保育士の役割は、在園児の保育や保護者の支援に留まりません。

ときには、卒園児の保護者から子育ての相談に乗ることもあるでしょう。

それは、在園中からの信頼関係があるからこそだと思いますし、いい関係が築けているとも言えます。


そう思いますが、これもまた同じでして、元担任としての責任を感じ過ぎないことも大事です。



保護者の相談にどこまで乗ればいいか?について、今の私の考えはこうです。


▪️基本的には、解決してあげようとしない。


▪️親自身が自分で考えて行動していく中で変わることも多いので、あれこれ、細かいことをお膳立てしない。


▪️こういうとき、どこに相談すればいいですか?って聞かれてないのに先回りして紹介しない。


▪️○○について勉強してみたい、って言ってないのに講座やセミナーを勝手に案内しない。



なぜなら、自分や子どもを長く見てくれて、知ってくれている先生にただ聞いてほしかっただけ。ということも少なくないからです。


悩みを解決してあげたくて、何とか力になってあげたくて、良かれと思ってやったことや言ったことが裏目に出ることもあるのです。



今の私が現場にいれば、まずは『聞く』をします。


まずは、お母さん自身が安心感を得られるには、どう関わるか?を考えると、おのずと答えは出てきます。



話を最後まで聞いた上で、ご提案として情報をお知らせすることはあるかもしれません。


私が感じたことや気づきを、シェアさせてもらうかもしれません。


とは言え、現場の先生は本当に毎日激務ですから、お迎えの際に保護者の悩み相談に乗る時間はなかなか取れませんよね。


腰を据えてゆっくり聞いた方がいいかもという保護者とは、日にちと時間を決めて、安心して気持ちを吐ける環境を整えたいところから。


そんなときは、先生が一人で背負いすぎないで、主任や園長に相談して対応していきましょうね!




先生自身が何かご相談があるときは、こちらをご活用ください♡





どんな一日も、毎日がスペシャル♡


最後まで読んでくださりありがとうございます!