子どもが抱えてる不安な気持ち
年齢やその子の特性によっては、
こちらに伝わりにくかったり
本人にも何がどう不安なのかとか
うまく言語化できないことの
ストレスもあるかもしれません。
大人の新学期の子どもに関わる姿勢が
この1年を決めるといったら大げさですか?
~過去記事を再アップしています~
入学式の日に、2組の親子を目にしました。
どちらもお子さんとお母さんが手をつないで、
学校に向かう途中でした。
不安を解消したくて聞いてませんか?
まず、1組目。
子どもの手を引っ張りながら歩き、
いろいろ聞くお母さん。
👩
あれ持った?
これわかる?
この道だよ、大丈夫?
ひとりで行ける?
○○くんと一緒に行ってね?
もう、心配が止まらないご様子で
口調は怒ってない(ように感じた)んだけど、
子どもの顔は全く見てないの。
数日もすれば、
朝から怒ることになってしまうかもなー
なんて余計な想像してしまいました。
👦子どもに目をやると・・・
視線泳ぐよ、め👀‼️
ほとんど聞いてないって言うか
うんざりっていうか
体に力が入っていない感じだった
(半分引きずられてる)
きっとこれ、
家でも何十回と聞かされてるよね😱
では、ご唱和ください
うっせぇ!
うっせぇ!
うっせぇわ!!
あなたの思うそれ
心配でぇす
お母さんの心配、不安な気持ち、
聞いてくれる場所はありますか?
聞いてくれる人はいますか?
もしイエスでなければ、
子どもの話を「聞く」前に
聞いてもらう体験が先かもしれない。
子どもはとてもすごい存在だけど
親の不安まで抱えるには
ちょっと早いかもしれません。
参考記事
↓↓↓
親からの信頼が伝わる「聞き方」があります
もう1組の親子は、
お母さんが子どもにこう聞いていました。
👩
入学式、楽しみね。
○○ちゃん今、どんな気持ち?
👧
ドキドキするー!
👩
何か困ったことがあったらどうするんだった?
👧
先生に言う
信号待ちでほんの一瞬聞こえたやりとりでしたが、
しっかり目線を合わせていて
親の子への信頼
子の親への安心感
これが伝わってきて、
本当にあたたかい気持ちになった
通りすがりの近所のおばちゃんの私。
まず、『聞く』をしてください。
あれはどうなったの?
これはどうしたの?
何でこうなるの!?
何がしたいの?
何か言うことはないの?
っていう聞き方ではありませんよ。
子どもに「だいじょうぶだよ」と
存在を認め、思いを受け止め、安心感が伝わる聞き方です。
新学期の子どもに関わる姿勢が、この1年を決めるといっても過言ではないと私は思います。
もちろん、どんな時期でもどんな場面でも
すべてのお子さんに対応できる聞き方ですが
お母さん自身の
こころの揺れを支える土台になる聞き方なんです。
それほど『聞く』は
すごいパワフルなツールなのです。
新学期の疲れが出やすい大型連休。
保育園行きたくない!
幼稚園お休みする~
学校休みたい、、
連休明けに言われたとき
お母さんが『聞く』を知っていれば
深呼吸してこう受け止めることができるかもしれません。
そうなんだね。
その姿勢こそが、お子さんとの信頼関係の土台になるのです。
それは先生達も同じ。
頭ではわかってる、知ってるだけで実践できてない「聞き方」を意識してみてくださいね!
どんな一日も、毎日がスペシャル♡
最後まで読んでくださりありがとうございます!