歌うように愛する喜びを伝えよう♪
こんにちは。井手愛美です。
働きやすい職場は、どんな環境ですか?
福利厚生
休暇が取得しやすい
見合った給与、ボーナス
などを挙げる人もいると思います。
そして組織で働く人なら誰もが願うであろう、
円満な人間関係、風通しのよさ。
一日のほとんどを過ごす場所ですからね。
どんなに自分の好きな仕事、やりたい仕事であっても環境がよくなければ仕事へのモチベーションも下がっていきます。
どんな仕事かより
誰と働くか
どんな環境で働くか
環境はとても大事です。
保育者は子どもの保育環境については、
日々考え、話し合い、計画を立て、整えていきます。
その保育環境の中に、保育者同士のコミュニケーションを頭の隅に置くことを私はご提案したいです。
日々のコミュニケーションに『聞く』を取り入れて、お互いを認め合える安心感の中で育ち合える保育環境を、まずは職員同士から♡
それが園全体の雰囲気として伝わり、
子ども・保護者の安心感にもつながると考えています。
今回の研修先は、
定員120名超の都内の区立保育園。
研修には、保育士全員を含めた24名の先生方がご参加くださいました。
ご感想をいただきましたので、
何回かに分けてご紹介していきますね。
目と目を合わせると心が通じ合える
・研修を受けて、感じたことや気づいたことは?
自分もいっぱい話を聞いてもらえて、目と目を合わせると心が通じ合えてほっとしました。
聞いてもらえることがお互いの心を開き合うことにもなって、なんだか昨日までよりもっと“お近づき”になれた気がしました。
(ますます相手を好きになりました…♡)
・どんなことを現場で役立てそうですか?
間を大切に、思いを聞き出すこと
( 経験年数10年・1歳児クラス担任 )
保育がとても楽しくなる
・研修を受けて、感じたことや気づいたことは?
“ コーチング ”を初めて聞いたときに、何だろうと思いました。とても難しい技術なのかなと思いましたが、日々のことを少し変えられるだけで、保育がとても楽しくなるのかと思いました。
・どんなことを現場で役立てそうですか?
“認める”ということがどういうことかを知りました。
その子の行っていることを言葉にして伝えるだけでも、その子にとったら嬉しいのだということが分かりました。( 経験年数2年・1歳児クラス担任 )
すべての園、すべての保育士におすすめ
・研修を受けて、感じたことや気づいたことは?
人の声をきく、ということは、子ども・職員間・保護者間において、とても大切なことだとわかった。
また、ただ聞くだけではなく、
ありのままの姿を認めることが大切と改めてわかった。
・どんなことを現場で役立てそうですか?
また、人のタイプ別のカラーもとってもおもしろかったです。
( 経験年数26年・5歳児クラス担任 )
先生方のご感想にもあったように、
聞き方の研修には特別に目新しい知識や技術ではないかもしれません。
・保育者として学んできて、知っていること
・保育の中でやってきたこと(いること)
その復習と思って、保育を振り返る時間になればと私もお伝えしています。
目新しい知識や技術ではないかもしれませんが、
ワークやシェアを通してそれぞれに感じること、受け取るものは違います。
どう感じたか?
自分だったらどうするだろう?
職員同士で話す、聞く体験を改めてやってみることで感じたことや気づきは、講師が話したことの何倍も大事だと私は思っています。
保育をよくするため、子どもの育ちに関する素晴らしい研修は、たくさんあると思います。
ただ、どんなに知識を増やし、技術を習得しても、
保育に自信のない先生もいるんじゃないでしょうか。
今、自分は安心して保育ができているか?
職場の人間関係を変えるのは、
園長先生でも主任先生でもありません。
口うるさい先輩でも、
言わなきゃわからない後輩でもありません。
『聞く』を学んでも、相手は変えられません。
変えるのは、自分。
自分の心に安心感と信頼感が育つことで、
自分との関係がよくなります。
自分との関係がよくなれば、
周りの先生との関係もゆっくり変わっていきますよ!
どんな一日も、毎日がスペシャル♡