歌うように愛する喜びを伝えよう♪
こんにちは。井手愛美です。
保育者にとって、話を聞くというのは当たり前のことであり基本だと考えている先生も多いんじゃないでしょうか？
子どもの話、保護者の話、同僚・上司の話。
人の話を聞かずして、
保育の仕事ってできないですものね。
まずは、子どものために一緒に働いている職員同士で信頼関係を築けることを目的にした内容で研修を作成しました。
保育者同士の
コミュニケーションを
円滑にするための聞き方研修
今回の研修先は、
定員120名超の都内の区立保育園。
研修には、保育士全員を含めた24名の先生方がご参加くださいました。
ご感想をいただきましたので、
何回かに分けてご紹介していきますね。
人を育てる職場だからこそ
・研修を受けて、感じたことや気づいたことは？
心の余裕がないとなかなかコーチングができないということを痛感しました。
また、体を向けず、目を合わせず、職員の話を聞いていることがたびたびあることを反省しました。
・どんなことを現場で役立てそうですか？
互いを認めること、行動承認をすること。
大変と言っていいこと、それに共感したり受け止める人がいること。
人を育てる職場だからこそ、大切にしたい点であった。
( 経験年数27年・園長 )
対大人でも受容を心がけたい
・研修を受けて、感じたことや気づいたことは？
ふだん何気なく子どもに伝えていた(話していた)言葉も、本当に“聞き(聴く)”姿勢で伝えていなかったことを反省しました。
自分の子どもに「聞いてる？」と言われたこともあったなぁと思い出しました。
・どんなことを現場で役立てそうですか？
子どもに対して受容の気持ちを持つことを心がけていましたが、対大人(職員)には薄かった気がします。
職員間でも心がけないと、と思います。
( 経験年数25年・看護師 )
子どもを不安にさせるか、安心させるか
・研修を受けて、感じたことや気づいたことは？
改めて自分の仕事は、子どもたちにとって大切なことをしているのだと感じました。
不安にさせるか、
安心させるかは…私次第です！！
・どんなことを現場で役立てそうですか？
承認すること。
簡単なようでやっていなかったかもです。
身近なところで、家族へもしていきたいです。
( 経験年数30年・0歳児クラス担任 )
職員同士のコミュニケーション
・研修を受けて、感じたことや気づいたことは？
自分の保育の中でやってきたことを
改めて見返す機会になりました。
・どんなことを現場で役立てそうですか？
保育の中でも、職員同士のコミュニケーションの中でも承認することを心がけていきたい
( 経験年数23年・フリー保育士)
中堅世代の後輩育成に参考になる
・研修を受けて、感じたことや気づいたことは？
ふだん、保育の中で子どもに対し心がけていることを、後輩・同僚・先輩にはそんなにしていなかったかも…と気づかされました。
・どんなことを現場で役立てそうですか？
中堅世代なので、後輩を育てるような場面でとても参考になると思った。
保護者対応でも、保護者のやり方を否定しないコミュニケーションという点で参考になると思った。
( 経験年数23年・3歳児クラス担任)
先生方、ありがとうございます。
子どもの命を守り、健やかに生きる基礎を育むサポートをする仕事が保育。
本当に大切な役割を担っているのですよね。
保育の現場においては、
常に子どもの存在が真ん中にある。
先生達はいつも子ども達の成長を見守り、優しく受け止めています。
では、その周りにいる大人同士の関わりはどうでしょうか？
お互いを認める意識が低いままでは、
保育者自身の自己受容へはつながりません。
『聞く』を通して、保育者自身の心に安心感と信頼感が育つことで保育にどんな影響があるのか？
言うまでもないことかもしれませんが
自分が認められていると感じられる場では、
本来の力をのびのび発揮できるのです。
それって、子どもも大人も同じですよね！
人を育てる現場だからこそ、
人を育てる保育者にこそ、
コミュニケーションの選択肢に『聞く』を。
ご感想はつづきます(*^^*)
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