ずっと気になっていたドゥカティ ハイパーモタード698MONOを、短時間だが試乗することができた。
偶然並べて置かれることになった我がハイパーモタード950と比べると、やはり698MONOはひとまわりくらいコンパクト。
そして、車体を起こしてみたところ、軽!
燃料を除く装備重量が151kgということで、あたりまえといえばあたりまえなのだが、これは軽い!(※950は193kg)
またがってみると、サスペンションは、前後とも非常にソフト。
ライダーが乗車するだけで、車体が予想以上沈み込む。
このサスペンションの柔らかさも、コンパクトな車体の印象に拍車をかけている。
足つきも864mm(※日本仕様)という数値以上の良好さだ。
エンジンをかけると、アイドリング時の排気音は非常に控えめ。
おもむろに走り出すと、注目の単気筒エンジンは、ドコドコでもトコトコでもなく、ギイーンとストレスなく回る。
回転が上昇すると、二次曲線的にスピードとトルクが乗っていき、街中では余裕で交通をリードできる。
そして、この車体は面白い!
950では「せーの」で曲がるようなコーナーを、涼しい顔で、しかも明らかに小さな旋回半径でクルリと曲がってしまう。
これはちょっと衝撃だった。
この旋回性の高さは、もちろん軽量さやホイールベースの差(698MONO=1,443mm 950=1,493mm)によるものだろうが、よく動くサスペンション(かといってフワフワしているわけではない)も影響しているのだろうか?
サス調整に関しては完全に初心者な私(トホホ)だが、今さらながらハイパーモタード950のサスを本気でいじってみたいと強く思った。
それくらいのインパクトだった。
いずれにしても、このウェポンをテクニックのあるライダーが気合いを入れて走らせたら、奥多摩あたりでは無双状態になるんじゃないだろうか。
デザイン(造形)がドゥカティにしては若干野暮ったいのと(※個人の意見)、カラーリングもウーン(※個人の意見!)という感じなのだけれど、この機動性に富んだ車体には楽しい未来しか見えない。
698cc単気筒のこのファンバイク、一部の好事家に向けて、ポジションも含めて、キレッキレ、カリッカリのスペシャル仕様の登場があってもいいんじゃないだろうかと強く思った。
P.S.
ちなみに筆者はクイックシフター未体験(スタンダード仕様の950にはクイックシフターが装備されていない)だったのだが、渋滞しがちな都内では普通にクラッチを使ったほうがいいとのアドバイスが。
ただ、この試乗車は、完全にレバーを握り込まないとクラッチが切れない状態になっていて、指の第二関節あたりで、ちょんちょんとクラッチを操作するクセがついていた私は悪戦苦闘。
思わず、路肩にバイクを止めてレバーの調整をするも、思った以上にレバーが遠くならず(?)しかも交通状況が渋滞気味でエンジンも十分に回せないことからギアの入りもイマイチという、ややストレスを抱えたままの試乗になってしまった。
クラッチを使わずに走ったほうがよかったのかなあと、あとから思ったが、クイックシフターに慣れていないという恐怖感が勝ってしまったビビリな筆者なのだった(苦笑)。









































































