
『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第六章 碧い迷宮』を観てきた
例えば、ChatGPTやGeminiが、少しずつ、少しずつウソを言い始めたら、どうなるだろう。
世界は一瞬でそのウソがホントになってしまうに違いない。
AIは、妙に自信たっぷりなのもいただけない(笑)。
そんな世界に、我々は生きている。
いや、AIだけが悪いわけてはない。
全体主義の恐ろしさ。
我々は(特に日本人は?)全体主義の甘い誘惑のなかで生きている。
かつての時代の「進め一億火の玉だ」もそう。
SNSで「バズっている」モノやコトを知らないことを必要以上に恥ずかしがったり、恐怖を抱いたり。
学校教育もそうで、第六章で小学校教師の香坂先生がおかしなことになっていくのもその象徴だ。
では、我々は何を信じればいいのか。
そのよりどころとして、第6章でフィーチャーされるのが「家族」という単位だ。
血の繋がりがあるかどうかではなく、本当に信頼することができる関係としての「家族」。
そこでは、もちろん「愛」や「記憶」というエレメントも重要になってくる。
マザーデザリアムは、人々のそれまでの「記憶」を消去し、あらたな別の「記憶」をいとも簡単に上書きできるようだ。
そして、それを地球規模でやろうとしているのが、2207年の地球で行われていることだ。
土門ら若きヤマトクルーを揺さぶる「歴史改変」の誘惑も、過去の「記憶」を消去し、あらたな「記憶」を上書きすることであり、両者には何の違いもない。

「波動コア」や「コスモリバース」のシステムには、人の想いや命が強く作用する。
そこがイスカンダルからの贈り物の素晴らしい面であり、危うい部分でもある(銀河の再起動、黒ヤマトなど)。
ヤマトが紛れ込む2026年の地球は、過去の記憶やエレメントから生成された「実態のある」世界ということか?(デザリアムによるコスモリバース的技術の転用?)
これらの要素が奥深く丁寧に描かれる第6章は、パルチザンによる反抗作戦や銀河奪還作戦などを除いて、ほぼ戦闘シークエンスがなく、著しくカタルシスに欠ける内容ではある。
上記のようなテーマに基づくドラマ展開も、毎度のことながら、正直うまく行ってる部分とそうでもない部分が混在しているのだが、作り手(=福井晴敏総監督)の、これが書きたいんだ、見せたいんだという想いは、私の体内の純正波動コアに(笑)ある一定以上の作用はしており、楽しめた。
サーシャの正体もいよいよ明らかになってきた感も。
「未来の地球」を名乗るデザリアムと、ヤマトが迷い込む「実体のある2026年の地球」。
そして、2歳から17歳に急成長したサーシャ…。
次回第7章「虹色の輪廻」(10月30日公開)でいよいよ完結を迎える『ヤマトよ永遠に REBEL3199』。
震えて待ちます。
















































だろう



