アジセンさんツアー③
みなさまこんにちわ
引き続き、アジセンさんのツアーについてお伝えしたいと思います。
今回は、5、6、7日の3日間で、このツアーの最後までお伝えします。
5日目は、午前はティポのECCDの授業に参加させてもらいました。
日本の歌を紹介したり、折り紙をして遊びました
アジセンさんの寄付で出来上がるECCDセンターも、
ここのECCDセンターように明るく楽しい授業が行われますように
そして、夜はフェアウェルパーティーも行いました。
この日の前日には材料を全て揃え、
朝から調理担当のお母さん達は仕込みをスタートしていました。
アジセンさんの作った日本食に負けじと、
スパゲッティーやデザートなどたくさんの料理がそろいました
缶切りがないので、包丁で缶を開ける、かっこいいお父さん
約100名分のスパゲッティーは、普通のお玉で作業してたら時間が足りません。
そのため、お椀をお玉代わりに手早く作業しているお母さん
この他にも、各お母さん達が持ってきてくれた料理があります
それでは、みんなでパーティーです
テーブルには、お汁粉や磯辺焼きなどたくさんの種類のお餅や、
スパゲッティーやデザート、たくさんのスナックなど並びました。
お餅は本当に人気で、特にお汁粉が一番人気でした
バナナマンの劇も好評でした
私はビデオ撮影していたのですが、
隣の男の子がアジセンさんの演技や言葉に対して敏感に反応していて、
劇のセリフとだいぶかぶってしまったのが残念です
そして、ただでさえ素敵なパーティーだったのに、私もサプライズされてしまいました。
本当にどうもありがとうございます
しかし、その後全身白タイツを着せられました。もちろんその写真は載せません
ちなみに、前回のブログで
「前からうすうす思っていたことが確信に変わった」とお伝えしたと思いますが、
それは、自分のこれからについてです。
今まで、今私たちがしているような、
実際現場で働く仕事に就くことを強く望んできました。
それにはちゃんとした理由がありますが、
でも、少しはこういう仕事をしている人がかっこいいと思っていたと思うんです。
もちろん、たくさんの人が笑顔になるように、
これからもこういう仕事はしていきたいですが、
それは別にNGOじゃなくてもできるなって思いました。
NGOを批判しているわけではないです!!
実際、私は今現地で働けて、本当に本当に言葉では言い表せないくらい幸せです。
でも、そういうNGOを支援している企業などに勤めれば、
それもたくさんの人の笑顔を増やすことに繋がります。
私たちが実際現場で働いている特権は、
「直接たくさんの人の笑顔を見ることができる」ことだと思います。
もちろんそういう笑顔をこれからも見たいですが、それよりも、
もっともっとそういう笑顔を増やしていきたいと思いました。
以前、「ACTIONを支援してくれる方がいるからこそ、私たちは働けている」
ということを代表から言われました。
もちろん、意味は理解できました。でも、今はもっとその意味を理解できます。
すみません・・・熱く語ってしまいましたが、今回のツアーのおかげで、
日本に帰国してからのことをもっと深く考えれるようになりましたし、
今までたくさんの笑顔に出会ってきたのに、今回はまた違う感情が湧きました。
つまり、これからまた頑張ろうと思えた!ってことです!
脱線してしまいすみません それではツアーに戻ります!!
最後のお別れのメッセージです
ハッピーホームステイでした
6日目は、マニラ観光で、まず世界遺産の「サンオウガスチン教会」へ行きました。
そして、アジア最大のショッピングモールへ行きました。
最終日も天気に恵まれ、マニラ湾の夕日がすごくきれいでした
夕飯はユニカセレストランで食べました
ユニカセレストランとは・・・
貧困地域で育った青少年に雇用の機会を創出し、
危険にさらされた子どもの数を減らすことを目的に設立された社会企業で、
従業員はNGOなどの元裨益者で構成されています。
メニューも自然食で、体にとても優しくおいしい料理です
今晩も素敵な料理ご馳走様でした!
ユニカセレストランのスタッフと一緒にパシャリ
そのあとは、ホテルで振り返りをして、お話ししたりおやつを食べて過ごしました
7日目の朝は、フィリピンではマックよりもシェアを誇っているファーストフード店
ジョリビーで朝ご飯を食べ、帰国しました。
今回は7日間本当にお疲れ様でした
そして、ECCDセンター建設のためのお金を寄付してくださり、
そして実際ワークの手伝いをしてくださり、本当にどうもありがとうございました
フィリピン事務局
赤石ユイ
アジセンさんツアー②
みなさまこんにちは
引き続き、アジセンさんツアーについてご紹介したいと思います。
ここでは、3、4日目についてです。
3日目は、まずゴミ山訪問をしました。
この日、わざわざここの地域のお母さん達が集まってくださり、
直接いろいろなお話しを伺うことができました。
ここで住んでいるお母さん達にしかわからないことや気持ち、
葛藤などを話してくださり、私たちもすごく考えさせられることがたくさんありました。
貴重なお話し、どうもありがとうございました
お昼はTATAGオフィスで食べ、オリエンテーションとアクティビティーをしました。
その後、ワーク地に移動しワークスタートです
3日目は午後だけワークを行いました。その後、3泊4日のホームステイスタートです。
今回は、ワーク地からすぐのティポとローズベルト1という地域です。
全家庭の内半分がホームステイ初めてでローズベルト1に関しては、
ここの地域でのホームステイ受け入れが初めてでした
3日目の夜はホームステイ先に別れて、各々の時間を過ごしてきました。
そして、 4日目はお母さん達に見送られ、1日フルのワーク開始です!
前日に「明日はやることたくさんあるよ」と言われていただけあって、
本当にたくさんありました。13名いましたが全員フル稼働でした
でもそのおかげでワークも順調に進み、
大工さんたちが目指すところまで終えることができました
そして夜は各家庭に戻り、のんびり過ごしました。
私を含めた一部アジセンさんとホームステイ家族は、夜の山道を散策し、
ドッキリで他のみんなに会いにいきました
3日目も4日目もほぼ快晴で、ワークを中断することなく終わることができました。
その変わり、夜に大雨が降ったりしましたが、
晴れてほしいときにしっかり晴れてくれて本当に天候に恵まれているなと思いました。
それでは、1日半行ったワークの様子を写真でお伝えします!
しかし、その前に、是非こちら をご覧になってください。
8月に行われたワークの記事を見てから下の写真を見ていたいだいたほうが、
きっとわかりやすいです
セメント用の水を運ぶ男の子達。何往復もお疲れ様でした
こちらは、トイレからなどの汚物を溜める穴を掘っています。
人が入るくらいの深さまで掘るよう指示がありました
土地をフラットにするためにいたるところに運ばれました。
子どももお手伝いしてくれてます
お昼ごはんも、おやつもたくさん食べてくださいねー!それにしても暑い・・・
休憩時間もフル稼働のアジセンさん。地域の子ども達とバスケをしています
こちらは、守衛所とキッチン、トイレなどの建物をつくるためのセメントつくりです
上下左右の動きに強い壁を作るための大事な柱にセメントが注ぎ込まれます
端までしっかりセメントを流し込みます
こんなハードなワークでもみなさん元気です!
地域のお母さんからも「男の子みたい・・・」と言われるくらいワークを頑張っていました
今回のワークは、本当に体力を使うものばかりでした。
昭和生まれの私はというと、写真撮影に徹していました
みなさん1日半本当にお疲れ様でした!
では、この1日半の成果をどうぞ↓↓
まずは、汚物を溜める穴です
仕上げは、ボランティアワーカーのクヤメメルがしてくれました
次に、トイレやキッチンを設置する場所の壁です
最初はこんな低い高さ(右のブロック)でしたが・・・
こんな高くまで積みあがりました!
続いて守衛所です
ワークスタート当初はレンガは2段目までしかありませんでしたが、
このように積み上げられ・・・
ワークをしている最中、一人の若いお母さんが
「ここが完成したら、私の子どもも通わせていいかしら?」と、
目を輝かせて私に話しかけてきました。
前からうすうす思っていたことがありましたが、
この一言とこの笑顔でそのうすうす思っていたことが確信に変わりました。
それは、アジセンさんのツアー③でお伝えしようと思います
ところで、この日に食べたパリタウっていうおやつがすごくおいしかったんです
おいしすぎて写真を撮ることを忘れてしまいましたが、
もっちりした団子のようなものの上に、
ココナッツと炒りゴマがまぶしてあるお菓子です。絶品でした
4日目の夜は、みんなの様子を伺いに各家庭に訪問したのですが、
どの家庭も楽しそうで安心しました。
そして、ある家庭に関しては、楽しすぎたのかこんな写真が・・・↓
それでは、ハードなワーク本当にお疲れ様でした!
次の記事では5、6、7日間についてお伝えします
フィリピン事務局
赤石ユイ
アジセンさんツアー①
みなさまこんにちは
まだ9月なのに、こちらではスーパーなどに行くとクリスマスソングが流れています。
いや、厳密には、9月1日から流れていました
私もイベントごとは大好きなので、
今からクリスマスの話しになるのはいいのですが、
今からこの調子だと、12月は本当にみんな仕事モードじゃなくなってしまうので、
今からテキパキ仕事をしていきたいと思います
それでは、今回は9月3日~9日まで行われたアジセンさんのツアーについて
ご紹介したいと思います。
アジセンさんとは・・・
今回、TATAGの支援している地域のローズベルト2という地域のECCD建設のために
お金を寄付してくださった亜細亜大学ボランティアセンターの方々です。
ECCD建設のお金を寄付してくださるとともに、
実際ワークの手伝いをしてくださるということで、
1週間のツアーを行わせていただくことになりました。
詳しくはこちら
今回は男性4名、女性9名の13名の方々が参加してくださりました
最近、キャンプもツアーも平成生まれの方がほとんどで、
どんどん居場所がなくなっているユイですが、今回は全員が平成生まれでした
それでは、1日目と2日目についてご紹介したいと思います。
1日目は夜の9時頃ニニョスに着き、そこから夕食になりましたが、
みなさん本当にお疲れでした。
それもそのはず。9月3日は関東に台風が上陸すると言われていたため、
交通機関の乱れを予想し、みなさん成田に前泊していたのです。
疲れもありますが、初めてこのような途上国に来た方がほとんどで、
ニニョスの環境に驚く方もいました。
しかし日を重ねることに、吹っ切れた方、慣れた方もでてきて、
どんどん笑顔が増えていきました
2日目は、午前はニニョスで手話と点字体験、
そして午後はストリートエデュケーションに参加しました。
まずはアイスブレーキングです
今回は、アジセンさん以外に
他団体のコーディネートでいらしている大学生の方約15名も合同で行いましたが、
日本人が30人いると本当にすごい人数でした
今日は5つのグループにわかれ、
グループの声援を考えたり、グループ対抗でジェスチャーゲームをしました。
グループ対抗のジェスチャーゲームの1コマです。
このチームのお題は「バレンタインデー」です
こちらのチームは「ハロウィーン」がテーマでした
ゲームもだいぶ盛り上がってきていましたが、
今日のアクティビティーはこれだけじゃないんです。
アジセンさんが子ども達のために劇を練習してきたので、
エデュケーションの最後にその劇を披露しました。
劇の名前は「バナナマン」
内容は、桃太郎をベースに、登場人物やシチュエーションを少し変えたもので、
仲間と一緒に鬼を倒しにいくとてもユニークなものです
黄色いのがバナナマンです
そのあと、アイドルを仲間にします
見ている子ども達も次の展開に興味心身でした
最後にバナナマンと鬼が戦うシーンでは、子ども達の応援もすごかったです
最後どうなったのか?他にどのような登場人物がいるのか?などは
また後でご紹介しますね。
ストリートエデュケーションのあとは、きび団子をニニョスで作りました。
これは夕飯のあとのお楽しみです
夕飯の後は、本日2回目の公演がスタートです。
バナナマンスタートです
川で大きなバナナをみつけたおばあさん
バナナだと思ったら元気な男の子のバナナマン!
子どものいなかったおばあさんとおじいさんは大喜びでした
10年後、悪さをしている鬼を退治するために、フィリピンから日本へ船で向かいました
侍やアイドルのあとは、バナナマンはナルトや空手家と仲間となりました。
仲間になると、バナナマンからきび団子が渡されます。
それを食べると、忽ち強くなります。↑強くなったナルト
みんなで鬼をやっつけるぞ!
と、ここでみんな決めポーズ
鬼の手下3名(内2名はもじもじ君みたいな容姿)を次々に倒していきます。
ナルトに関しては、ブレイクダンスで手下を倒しました。
仲間の一人アイドルは、敵と戦うことなく、応援のダンスに徹しています
そして、最後はバナナマンと鬼の対決です
バナナマンの勝利です!
劇中、バナナマンの仲間になった証に渡していたきび団子ですが、
ここで子ども達にプレゼントです
たくさんあったきび団子は、一瞬でなくなりました
きび団子を食べて強くなった子ども達は、衣装を借りてはしゃいでいました
そんなこんなで10時半までみんなで騒いでいました。
衣装とか、内容とか本当に面白いシーンがたくさんあり、子どもも大爆笑でした
その中でも私が一番ツボにはまったのは、バナナマンが京都で侍と仲間になった後、
北海道でアイドルと仲間になるシーンです。
日本列島を駆け巡り仲間を増やしていくのですが、
京都から北海道というすごく遠い距離を、
普通に行ってしまうところが一番面白かったです
ただ、この面白さを子どもとかに言ったんですが、全然わかってもらえませんでした。。。
そして、そのあと事件が・・・。
まさかのシャワールームに男の子が閉じ込められてしまいました
ドアがびくともせず、ニニョスのスタッフを呼ぶことに・・・。
しかしスタッフが来ても、他の男子がドアを開けようとしても全く開きません。
半ばみんな諦めかけ「中にいるの男の子でしょ?じゃあ大丈夫、明日明日!」とか、
「中でも寝れるでしょ」など冗談を言い出しました
でも、無事開きましたよ
無事生還できました
明日からはECCDのワークとホームステイスタートです。
現地スタッフから、
「アジセンさんたちが来てから、晴れてほしいときに必ず晴れるね!」という
言葉をいただいていますが、明日とあさってのワークは果たして晴れるでしょうか?
是非ともパワーを発揮してほしいです!
それでは、次回の記事をお楽しみに
フィリピン事務局
赤石ユイ