ポルシェへの道その3:718ボクスターGTS4.0の購入 | 52歳で実践アーリーリタイア

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52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

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前回「ポルシェへの道」で紹介の通り、発注してから納車までの1年余りの時間は、中古のBMW Z4Mロードスター(約600万円)を購入して、ポルシェ718ボクスターGTS4.0が納車されるまで、直6エンジン楽しもうと思ったのですが、問い合わせした某ポルシェ販売店から、

 

「左ハンドル6MTなら、この車はどうでしょう」

 

ということで、とある718ボクスターGTSを紹介される。これは中古ではなくて、まさに今船便でドイツから日本に向かっている途中の新車だという。

 

これはどういうことかというと、当販売店がイベント用に特別にオプションをコーディネートした車だそう。イベントに参加されるお客様に「718ボクスターってこんな車ですよ」という車だから、販売店なりに相当にこだわったオプションを設定した車(残念ながら納期遅れでイベントに展示できず!)。

 

したがってオプションだけで300万円越えに。

 

でも300万円越えのレベル感ってタイヘンなことで、なぜかというと、上級車種の911カレラのベース車両(約1,700万円)とほとんど値段が変わらなくなってしまうんですね。

 

*718ボクスターGTS 約1,300万円+オプション約300400万円=約1,6001,700万円

 

 

もしこの車でよければ、他のお客様から注文が入っていない限りは、私にいかがでしょうか?ということで、勧められたのです。

 

当然ながらそのオプションの詳細をご提供いただき、実際に自分でポルシェHPでコンフィギュレーターという、各種オプションのセッティング画面でチェック。

 

 

そうすると、これでもか、とばかりに外装・内装・メカ含めて細かく設定されており、

 

*シート

 アダプティブ・スポーツ・シート・プラス電動18ウェイ、メモリー・パッケージ付き+514,000円

*ホイール

 20インチ Carreraスポーツホイール +481,000円

 

などは高額だし、個人的にオーバースペックかな、とは思ったものの、その完璧な仕様に自分では、ここまでできないな、と脱帽。

 

 

特にこだわっているのは展示用ということもあって内装のこだわりです。

 

 

ポルシェは、外装色はもちろん、内装もどの部分にどの材料(革とかアルカンタラとか・・・)でどの色を使用するか、シートベルトに至るまで細かく設定できるんです。

 

(試しにシートの中央をブラウンにして各種トリムを外装のイエローと同色にし、シートベルトもイエローに統一するとこんな感じ)

 

ポルシェって実際自分で発注する場合には、販売店の営業の方のサポートを受けつつ、こうやって外装から内装からメカから、ありとあらゆるパーツを決めていくんですね。

 

(インストルメントパネルもクロノメーターもすべてイエローに統一できます。もちろん別色でもOK)

 

これが面倒臭いという人もいるらしいのですが、ポルシェに乗るような人だったら、車好きも多いでしょうから、そんなニーズに適った対応なんでしょう。

 

そんなポルシェですが、私のようなポルシェに乗ったことのないポルシェシロウトがコーディネートするよりポルシェ販売専業店のプロがこだわって選んだ仕様の方が、それだけの価値があるのではないかと想定。

 

ある意味プロが無料で仕様を作ってくれた車両ともいえる。したがって自分で選ぶよりもより素晴らしいGTSになっていると確信し、予約確定。

 

販売店に伺い予約金50万円をクレジットで入金し、船で日本に向かって渡航中の車両を押さえました。

 

なお、私はアーリーリタイアの無職組なのでローンは組めません。自分のポートフォリオの最適解を睨みつつ、どの資産をどの程度売却するか、現在思案中。

 

到着するのは1月下旬から2月初めとのことで、実際に実車が来たら、またレポートしたいと思います。楽しみです。