岩手の秋は本当に短く感じます(´;ω;`)ブワッ


夏が終わると急激に気温が下がり、山並みのグラデーションが一気に進行していきます。そして、昼と朝夕の温度差が大きいのも特徴ですね。



さて、私は今年1月からこの業界にきて、"それなりに"勉強してきました。出荷した材料が住宅のどの部分に利用されるのか、どの部位にどういう樹種が利用されるのかをだんだんわかってきたところです。


大手ならば人材育成のためのマニュアルなどもあるのでしょうが、地方の中小企業かつ身内が中心となって運営し続けてきた弊社にとっては、流れの中で"なんとなく"覚えていくものなのでしょう。職種柄なのか、なかなかマニュアル作成や業務整理なども進まず、そうなってしまうのかも知れませんが。


確かに「木を見る目」などは実際に経験していかないと養われませんからね。マニュアルがあったとしても。


製材業にとっても人材育成は今後の重要なテーマだと思いますが、それよりなにより事業継続や運営についても四苦八苦しているかと思います。省エネやコスト削減なども視野に入れていきますが、製材業の生命線でもある製材機の刷新、製品置場の増設も併せて考えなければならないです。


建築、住宅用の製材業を大まかに分類すると、「大規模」、「中規模」、そして「小規模で家族が中心となった生産経営」という3タイプに分けられると思います(弊社は小規模で~に該当)。


その他には、


・家具や建具用材や造作材中心

・建材販売が主業で、製材が副業

・土木・建築工事関係の製材品生産


などがあると思います。


タイプ毎によって、今後の方針や取り組み方も変わり、先に挙げた業務のマニュアル化が必要になってくる場合もあると思います。これから私が働くにつれて、マニュアルが必要な部分を実体験していきたいと思います。



情報システムについても考えてみたんですよ。大学の専攻がそういうジャンルだったので。



膨大な伝票や帳簿、書類の綴りを見ているとどうしても…。



VBとか使って、受注、生産、在庫、出荷の各管理、出荷管理と請求書(納品書)発行のリンク機能、日報月報の確認・分析、顧客管理などのシステムを構築できそうですが、木材は時間や湿度によって曲がったり、捻じれたり…、価格についても仕入時期や仕入価格によっても変動、と水物ですし、お得意様や個人のお客様によっても価格の違いが発生…。


在庫管理も、木材の状態を踏まえて管理できればいいのですが…なかなかそうもいかず。極端な話、毎日棚卸ができればいいんですけどね。やっぱり人的、時間的に無理が…。



うーん(・ω・`)


もっと時間をかけて業務フロー等を分析したいと思います。