日本以外の国では自分の国が悪い国であると教えることはない。例えアメリカが広島・長崎に原爆を落として数十万の民間人を虐殺しようが、中国がチベットを侵略して数百万のチベット人を虐殺してもイギリスがオーストラリアのアボリジニ(先住民)を面白半分に虐殺してもだ。
アメリカ人は広島の被爆者に原爆投下は正当だったと言ったりするし、中国がチベット人に謝ることもない。日本の美術館では主な展示品は日本国内のものだがイギリス等欧米の国では展示品は植民地からの略奪品が堂々と展示されているという。しかしそれについて非難されても謝ることはない。だからそれらの国の歴史教科書に自分の国は悪い国だと自虐史を書くことはない。なぜなら歴史教育というものは、自虐史を教えるためではなく自分の国に誇りを持たせるためにするのだ。
しかし日本の歴史教科書を見ると日本はアジアを侵略した「犯罪者」としてかかれている。日本の残虐性ばかりを強調している。明治維新以来日本がどのように欧米列強に匹敵するだけの発展をしたのか、どれだけ必死に当時の日本人が努力したのかが書かれていない。書かれてあるのは日本の残虐性と小林多喜二のような共産主義者のオンパレードだ。大東亜戦争以降も東京裁判史観にもとずきかかれている。これを読めば純粋な児童逹は日本は悪い国だと思い込む。自分が高校生の時の歴史教科書には日本軍は南京で民間人を20万人殺したと書いてあった。そもそも南京で虐殺があったのかどうかという事実さえ確実ではないしましてや20万人という数字は根拠がない。歴史教科書に根拠のないことを具体的な数字まで出して書いていいものではないはずだ。
自虐的な教科書が占めていた日本でも新し歴史教科書を作る会の教科書を使う学科が出てきた。しかしそれを朝日新聞は批判していた。左翼は中国や韓国が主張する歴史観をそのまま鵜呑みにしている気がしてならない。歴史教育正常化の本当の敵は国内の左翼かもしれない。