2020年は11年ぶりに自殺者数が増加した年であった。これはコロナ騒動による自粛等の影響で経済的に追い詰められた人や精神的な負担が増加した人による自殺が増えたのではないかと思われる。
そしてコロナ陽性者(感染者ではなく無症状)の女性が「私のせいで周りにうつしてしまった」という趣旨の内容を書いたメモを残し自殺していたというショッキングなニュースが入ってきた。自宅でコロナ療養中に女性が自殺「私のせいで…」(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
いくら感染対策をしていてもウイルスそのものをゼロには出来ないし、生活する上で、自分がウイルスに曝露してしまうのは仕方がないことなのだ。自分が陽性になったからといって思い悩む必要はない。
そして、決してコロナウイルスが人をバタバタと殺すようなウイルスではないということに留意しないといけない。
自殺した女性は本当に可哀そうだが、こうした自殺者を生み出したのマスコミの責任は極めて大きい。
インフルエンザは直接死と関連死合わせて1万人死んでいるのに、特に国民は気にも留めずに生活していた。
なのに、コロナでは国民が恐怖に慄き、感染すること自体でバッシングを受けるような世の中になってしまった。こうした世の中にしたのは、インフルエンザなどの他の感染症との客観的な比較や、日本と海外との死亡者数や感染者数の比較もしないで、ひたすらコロナ感染者数(実際は無症状の陽性者も多数)や死者数を針小棒大に取り上げたマスコミだ。
講談師(バカコメンテーター)の玉川徹やコロナ脳の倉持仁のような連中が出演するモーニングショーのように、コロナウイルスの恐怖を煽りまくり、さも恐怖の殺人ウイルスであるかのような報道をしているマスコミが、感染することを悪とする空気を造り出したことは間違いない。
周りに移してしまったと思い悩み自殺に追い込まれた女性のように、本来死ぬ必要のない人を死に追い込んでいるのは、コロナウイルスではなく、コロナ恐怖で支配された世の中の空気である。
マスコミはそうした空気を造り上げて、死ななくていい人の命を奪ったことを真摯に受け止め、反省してほしい。もうこんな理由で自殺者を出してはいけない。