私は、生徒曰く授業の進み方が速いそうです。

高校教師時代、高3の夏休み前までに教科書を終わらせたいという想いから

授業でしゃべる内容は精選し、板書はシンプルにしていました。

他の先生と比べると、中学校でもその名残があるようです。

 

私の毎回の授業スタイルは

0~10分 計算練習・宿題答え合わせ

10~20分 数学や社会とのつながりについて話す時間

20~35分 本日の内容の指導

35~50分 問題演習

という感じ。

年間に数回は、教科書を離れて、
社会や進路についてじっくり話す時間を設けています。

考査前には2コマほどの自習時間も確保しています。

 

それでも12月~1月上旬には教科書が終わってしまいます。

その分、「なぜそうなるのか」を深く考える時間が生まれます。

2割くらいの生徒からは「進度が速い」と言われますが、

一方で多くの生徒は、その後の演習や発展的な内容を楽しみにしてくれているように

感じています。

 

数学の問題を解く力はもちろん大切です。

でも、それ以上に

・自分で考えること
・情報を見極めること
・失敗から学ぶこと
・お金との付き合い方

・挑戦し続けること

そんな「学校を卒業してからも役立つ力」を育てたいと思っています。

 

教科書を終わらせることが目的ではありません。

教科書を終えた"その先"に、本当に育てたい力があると思っているからです。

「卒業するときに、持って帰ってほしいもの」

前回の記事では、

私が学校現場で感じてきた、

「伸びる子」の共通点についてお話ししました。

今回は、

AAAを卒業するときに、

子どもたちに何を持って帰ってほしいのかについて書きたいと思います。

もちろん、

中学数学や高校数学の知識は身に付けてほしいと思っています。

数学が得意になれば、

進路の選択肢も広がります。

それは大きな価値があります。

でも、

私が本当に持って帰ってほしいものは、

数学の知識ではありません。

それは、

「考えれば何とかなるかもしれない。」

という感覚です。

難しい問題に出会ったとき、

すぐに

「無理だ。」

と思うのではなく、

「まずやってみよう。」

と思えること。

分からないからこそ、

図を描いてみる。

数字を変えてみる。

実験してみる。

友達と話してみる。

そんな姿勢が身についていたら、

私はそれだけで十分だと思っています。

社会に出れば、

教科書の後ろに答えが載っている問題はありません。

正解が一つではない問題ばかりです。

だからこそ、

子どもの頃に、

「考えること」を楽しんだ経験は、

きっと人生のどこかで役に立つはずです。

私は、

数学を教えたいのではありません。

数学を通して、

困難に向き合える人を育てたいのです。

珠算で身に付けた計算力。

AAAで身に付ける思考力。

その先にあるのは、

大学受験だけではありません。

仕事でも、

研究でも、

子育てでも、

人生でも、

自分の頭で考え、

挑戦できる力です。

2026年9月。

AAAは、

まだ小さな一歩から始まります。

でも、

その一歩が、

子どもたちの未来につながる一歩になることを願っています。

"数学は、人生を考える練習になる。"

数学ができる子より、伸びる子

前回の記事では、

私が育てたいのは、

「数学が好きな子」よりも、

「考えることを楽しめる子」

だというお話をしました。

 

今日は、

20年以上学校で数学を教えてきて、

強く感じていることを書きたいと思います。

 

それは、

最初から数学ができる子が、一番伸びるとは限らない。

ということです。

 

学校には、本当にいろいろな子どもたちがいます。

●最初からテストで満点を取る子

●計算が苦手な子

●図形が得意な子

●文章題が好きな子

その中で、私が何度も見てきたのは、

最初の成績では、未来は決まらないということです。

 

大きく伸びる子には、ある共通点があります。

それは、分からない問題に出会っても、すぐに諦めないことです。

●もう少し考えてみる。

●別の方法を試してみる。

●友達の考えを聞いてみる。

そういう子は少しずつ力をつけていきます。

 

逆に、最初はよくできても、

「考えなくても解ける問題」

ばかりやっていると、どこかで止まってしまうことがあります。

 

だから、AAAでは「すぐ解ける問題」ばかりは扱わない予定です。

少し悩む。

少し考える。

でも、頑張れば届きそう。

そんな問題を、子どもたちと一緒に考えたいと思っています。

 

その積み重ねが、数学だけではなく、

人生で困ったときにも、

自分で考え抜く力になる。

そう信じています。

 

だからAAAでは、

「できる子」を育てるのではありません。

「伸び続ける子」を育てたい。

それが、私の願いです。

"才能より、考え続ける力。"

数学が好きな子を育てたいわけではない

私は、

「あんざんすうがくゼミAAA」を始めようとしています。

でも、「数学が好きな子を育てたい。」

それだけが目標ではありません。

 

もちろん、

数学を好きになってもらえたら嬉しいです。

でも、もっと大切にしたいことがあります。

それは、

考えることを楽しめる子どもたちを育てることです。

答えがすぐに分からない。だから考える。

試してみる。

間違える。

もう一度やってみる。

友達の考えを聞く。

自分の考えを説明する。

そうして、

「あっ、そういうことか!」

という瞬間に出会う。

私は、

その時間に大きな価値があると思っています。

 

数学は、

そのための最高の教材です。

 

答えが一つだからこそ、

そこへたどり着く道はいくつもあります。

だから、考え方を比べることができます。

だから、議論することができます。

だから、「なるほど!」という感動があります。

 

AAAを卒業した子どもたちが、

将来数学者にならなくても構いません。

研究者にならなくても構いません。

 

でも、

・困ったときに立ち止まり、

・自分で考え、

・試し、

・挑戦できる人

になってくれたら、それだけで十分です。

 

社会に出ると、

答えが一つではない問題ばかりです。

 

だからこそ、

子どもの頃に、

考えることを楽しむ経験をしてほしい。

私はそう願っています。

 

数学は、目的ではありません。

子どもたちが、自分の力で未来を切り拓くための手段です。

 

AAAでは、数学を通して、

そんな力を育てていきたいと思っています。

"好きより先に、考える楽しさを。"

「え~、もう終わり!?」

時々、学校で授業をしていると

終わりを告げるチャイムが鳴ったとき

「え~、もう終わり!?」

という声が聞こえてくることがあります。

 

もちろん、毎回そうなるわけではありません。

でも、生徒たちが夢中になって考えている時間には、

チャイムが鳴った瞬間、

「え~、もう終わり!?」

という声が聞こえてくることがあります。

 

数学では、難しい問題をみんなで

ああでもない、こうでもないと考えていただけでした。

 

でも、生徒にとってはあっという間の50分だったのでしょう。

その言葉が出てくると、今日の授業は良かったと思えることが多いです。

 

有段者にとって小学校の算数は、

「もう分かっている内容を待つ時間」

が少なくありません。

学校の算数では、

「もっと難しいことに挑戦したい」

と感じる子もいます。

 

数学を知ることで、

「この計算ってこんな見方もできるのか!!」

「図形って規則性の宝庫だ!!」

「なんなら、xに200くらいまで代入してみよう!」

などと、遊びに変えることができます。

 

AAAで目指したいのは、まさにその時間です。

問題をたくさん解いたから楽しいのではありません。

答えが合ったから楽しいのでもありません。

点数が取れるから楽しいわけでもありません。

「あと少しで分かりそう。」

「その考え方は思いつかなかった。」

「もう一問やってみたい。」

そんな時間が、

子どもたちを大きく成長させるのだと思っています。

 

理解できない内容でも、授業を終えた子どもたちが、

「今日は難しかった。」

ではなく、

「今日は面白かった。」

と言って帰るゼミをつくりたい。

その積み重ねが

何年後かに数学が好きな子どもたちを育てるのだと思っています。

 

2026年9月。

AAAの最初の授業でも、

「え~、もう終わり!?」

そんな声が自然にこぼれる時間をつくりたい。

その積み重ねが、

数学を好きになるきっかけになり、

やがて自分で学び続ける力につながっていく。

私は、そう信じています。

"『もう終わり?』が、最高の授業。

ほとんどの地域の小中学校で

この3連休から夏休みに突入したのではないでしょうか?

 

わが北九州市では、昨年から小学校が、今年から中学校も

全市一斉で二学期制が採用されました。

 

おかげで夏休み前最後の日は終業式はなく、

通常通り給食もあり、午後まで授業という学校も多かったようです。

 

さて、2学期制となり、学校現場では何が変わったのか?

 

本校を例にとると

●例年、終業式直前にやっていた保護者会を6月に実施

●例年10月開催の体育大会を5月に実施

●夏休み明けに前期期末考査を実施する

などの大きな変更がありました。

 

子どもたちは新しい日程にも自然に順応していました。

改めて感じたのは、

制度が変わっても、学ぶ姿勢そのものは変わらない

ということです。

 

夏休みは、自分で学ぶ力を育てる期間です。

誰かに言われて勉強するのではなく、

自分で考え、自分で行動する力を育てる絶好の機会でもあります。

私も授業で「自分で考える習慣」を大切にしています。

この夏が、一人ひとりにとって実り多い時間になることを願っています。

さぁ、この夏も「考えること」を楽しみましょう!

私が本当に育てたいもの

ここまで26回にわたり、

あんざんすうがくゼミAAAについて、

たくさんの思いを書いてきました。

 

最後に、AAAで本当に育てたいものについて、

お話ししたいと思います。

 

私は、数学が得意な子だけを育てたいわけではありません。

有段者を増やしたいだけでもありません。

難関大学へ進学する子を増やしたい、

ということでもありません。

 

もちろん、そうした結果につながれば嬉しく思います。

しかし、それ以上に大切にしたいものがあります。

それは、考えることを楽しめる人です。

 

分からない問題に出会ったとき、

「無理だ。」

ではなく、

「どうすれば分かるだろう。」

と考えられる人。

 

失敗したとき、

「あきらめよう。」

ではなく、

「もう一度やってみよう。」

と思える人。

 

誰かと意見が違ったとき、

否定するのではなく、

「そんな考え方もあるんだ。」

と耳を傾けられる人。

 

私は、そんな人間を育てたいと思っています。

 

珠算で身につく計算力。

数学で育つ思考力。

そのどちらも、

人生を豊かにするための道具です。

 

大切なのは、その道具を使ってどんな人生を歩んでいくか。

私は学校現場で20年以上、多くの卒業生を送り出してきました。

すでに社会人として活躍する卒業生。

家庭を持った卒業生。

現役の大学生。

 

久しぶりに会うたびに思うことがあります。

本当に幸せそうな教え子たちは「考えること」をやめていません。

新しいことに挑戦し、失敗し、また考え、少しずつ前へ進んでいます。

 

AAAで学んだ生徒たちにも、そんな大人になってほしいと思っています。

AAAは数学を学ぶ場所です。

でも、数学だけを学ぶ場所ではありません。

考えることを楽しむ場所。

仲間と学ぶ場所。

挑戦することを楽しむ場所。

そして、自分にはまだまだ可能性があると信じられる場所。

そんなゼミを、これから少しずつ育てていきたいと思っています。

 

2026年9月、その第一歩が始まります。

このブログを読んでくださった皆さま、

本当にありがとうございました。

そして、これからAAAで出会える子どもたちとの未来を、

心から楽しみにしています。

"計算力は、思考力へ。思考力は、その先の人生へ。"

面談で、一番聞きたいこと

ここまでの記事を読んでくださり、

本当にありがとうございます。

 

募集を始めてから、

「少し興味があります。」

「一度話を聞いてみたいです。」

というご連絡もいただくようになりました。

 

今日は、

面談ではどんなお話をしたいと思っているのかを、

少しご紹介したいと思います。

 

AAAにとって、面談は「入会試験」ではありません。

合否を決める場でもありません。

子どもたちの能力を測る場でもありません。

一番知りたいのは、

その子が、どんなことにワクワクするのか。

ということです。

 

難しい問題を見ると「やってみたい。」と思う子なのか。

規則を見つけると、嬉しくなる子なのか。

分からなくても、もう少し考えてみようと思える子なのか。

そんなことを知りたいと思っています。

 

もちろん、

保護者の方のお話も伺いたいと思っています。

 

珠算でどんな経験をしてきたのか。

学校ではどんな様子なのか。

どんなことに期待し、どんなことに不安を感じているのか。

ぜひ聞かせてください。

 

私からもAAAについて、できるだけ正直にお話しします。

まだ第0期であること。

だからこそ、一緒にゼミを育てていきたいこと。

半年後には、第1期へつながる土台をつくりたいこと。

良いことばかりをお話しするつもりはありません。

 

もし、「今はまだAAAより他の学びが合っているかもしれませんね。」

そう思えば、そのようにお伝えします。

私は、人数を増やすことよりも、

本当にこの学びを楽しめる子どもたちと出会うことの方が、

ずっと大切だと思っています。

だから、少しでも気になっている方は、

どうぞ気軽に面談を申し込んでください。

参加するかどうかは、

その後にゆっくり考えていただければ大丈夫です。

まずは、

お互いを知るところから始めましょう。

"私とあなたのお互いのツボ(好奇心)を知れたらいいね。"

よくあるご質問にお答えします

ここまでの記事を読んでくださり、

本当にありがとうございます。

募集を開始してから、

少しずつお問い合わせもいただくようになりました。

 

その中で、

特によくいただく質問があります。

今日は、そのいくつかをご紹介したいと思います。


Q. 数学が得意ではないと参加できませんか?

もちろん参加できます。

AAAは「数学が得意な子だけ」のゼミではありません。

私が大切にしているのは、

「もっと考えてみたい」

という気持ちです。

答えがすぐに出なくても構いません。

考え続けようとする姿勢を応援したいと思っています。


Q. 中学数学を先取りする塾ですか?

半分正解で、半分違います。

題材として中学数学や高校数学を扱います。

しかし、目的は先取りではありません。

「どう考えるか」

「なぜそうなるのか」

を大切にするゼミです。


Q. 学校の勉強についていけなくなりませんか?

その心配はあまりありません。

むしろ、

学校では味わえない

「考える楽しさ」

を経験することで、

数学そのものを好きになってほしいと思っています。


Q. なぜ有段者限定なのですか?

これまでの記事でも何度か書いてきましたが、

有段者には、

計算力という共通の土台があります。

だからこそ、

計算練習に時間を使うのではなく、

思考に時間を使うことができます。

AAAは、その強みを最大限に生かすためのゼミです。


Q. 第0期生って不安ではありませんか?

その気持ちはよく分かります。

だからこそ、私は一人ひとりと面談を行い、

保護者の方とも丁寧にお話ししたいと思っています。

第0期生は、単なる最初の受講生ではありません。

AAAを一緒につくっていく仲間です。


Q.「なぜ第0期は無料なのですか?」

答えはとてもシンプルです。

第0期生は、単なる最初の受講生ではありません。

AAAを一緒につくっていく仲間です。

 

2026年9月、誰も歩んだことがないゼミのスタートに向け

中学高校教員としての20年以上の指導経験を注ぎ込みながら、

授業も教材も全力で準備しているところです。

しかし、実際に子どもたちと学ぶ中で、
改善すべき点や、新しい発見が必ずあると思っています。

いただく一つ一つの意見が、未来のAAAを形づくります。

そのため、第0期の創設メンバーの生徒については授業料をいただきません。

 

2027年4月。AAAは第1期として新たにスタートする予定です。

その頃には、教材も授業も、さらに磨き上げられていると思います。

その礎になるのが、第0期生です。

 

無料なのは、未来への投資だからです。

この半年間を、AAAにとって最も大切な時間だと考えています。

 


 

もしここまで読んで少しでも

「面白そうだな」

「うちの子に合うかもしれない」

そう感じていただけたならぜひ一度お話ししましょう。

第0期生としてお迎えできる人数には限りがあります。

だからこそ、

この理念に共感してくださる方との出会いを、

私は大切にしたいと思っています。

皆さんとお会いできる日を、

心から楽しみにしています。

 

"無料ではなく、共同開発期間"

第0期生にお願いしたいこと

ここまでの記事を読んでくださった皆さま、

本当にありがとうございます。

募集を開始してから、

少しずつお問い合わせもいただくようになりました。

 

今日は、

第0期生として参加してくださる皆さんに、

私から一つお願いがあります。

 

AAAは、まだ誰も歩んだことのないゼミです。

これまでの中学・高校での指導経験をもとに

カリキュラムや授業・教材は準備しています。

しかし、AAAとしての授業は、今年9月が初めてのスタートとなります。

何年も授業を繰り返していくことによって

ブラッシュアップしていきたいと思っています。

 

むしろ、第0期生の皆さんと一緒に、

ゼミを形作りたいと思っています。

 

「ここが分かりにくかった。」

「この問題が面白かった。」

「もっとこういう問題をやりたい。」

「この説明が好きだった。」

 

子どもたち一人ひとりの反応が、

未来のAAAをつくります。

そして、これから出会う何百人もの有段者たちの学びにつながっていきます。

 


 

学校でも、

私は生徒からたくさんのことを学んでいます。

同じ授業を複数クラスで実施する際、

生徒集団が違うと、雰囲気も進行もガラッと変わります。

また学年が変わると、教え方もガラッと変えていきます。

指導経験が20年以上超えた今でも、まだまだ進化の余地がかなりあると感じています。

 

授業は、生徒と先生の共同作品です。

子どもたちとの実践・対話の中で、

少しずつ良くなっていくものだと思っています。

AAAも同じです。

 

だから私は、

第0期生を「最初のお客様」

ではなく、AAAを創りあげる仲間だと思っています。

 

 

もちろん、

責任を持って授業を行います。

教材も全力で準備します。

だからこそ、

皆さんにも遠慮なく意見を聞かせてほしいのです。

 


 

「ここが楽しかった。」

「ここは難しかった。」

「こんなこともやってみたい。」

そんな声が、

未来のAAAを作っていきます。

 


 

数年後、

AAAが多くの有段者に選ばれるゼミになったとき、

第0期生の皆さんには、

「このゼミを一緒につくった。」

そう胸を張って言ってほしいと思っています。

 


 

2026年9月。

その最初の一歩を、

ぜひ一緒に踏み出していただけたら嬉しく思います。

"授業は、生徒と先生の共同作品。"