「え~、もう終わり!?」
時々、学校で授業をしていると
終わりを告げるチャイムが鳴ったとき
「え~、もう終わり!?」
という声が聞こえてくることがあります。
もちろん、毎回そうなるわけではありません。
でも、生徒たちが夢中になって考えている時間には、
チャイムが鳴った瞬間、
「え~、もう終わり!?」
という声が聞こえてくることがあります。
数学では、難しい問題をみんなで
ああでもない、こうでもないと考えていただけでした。
でも、生徒にとってはあっという間の50分だったのでしょう。
その言葉が出てくると、今日の授業は良かったと思えることが多いです。
有段者にとって小学校の算数は、
「もう分かっている内容を待つ時間」
が少なくありません。
学校の算数では、
「もっと難しいことに挑戦したい」
と感じる子もいます。
数学を知ることで、
「この計算ってこんな見方もできるのか!!」
「図形って規則性の宝庫だ!!」
「なんなら、xに200くらいまで代入してみよう!」
などと、遊びに変えることができます。
AAAで目指したいのは、まさにその時間です。
問題をたくさん解いたから楽しいのではありません。
答えが合ったから楽しいのでもありません。
点数が取れるから楽しいわけでもありません。
「あと少しで分かりそう。」
「その考え方は思いつかなかった。」
「もう一問やってみたい。」
そんな時間が、
子どもたちを大きく成長させるのだと思っています。
理解できない内容でも、授業を終えた子どもたちが、
「今日は難しかった。」
ではなく、
「今日は面白かった。」
と言って帰るゼミをつくりたい。
その積み重ねが
何年後かに数学が好きな子どもたちを育てるのだと思っています。
2026年9月。
AAAの最初の授業でも、
「え~、もう終わり!?」
そんな声が自然にこぼれる時間をつくりたい。
その積み重ねが、
数学を好きになるきっかけになり、
やがて自分で学び続ける力につながっていく。
私は、そう信じています。