昨日、更年期の話しをしました
動悸とともに ストレスを抱え 自分で病気を抱え込んでしまった時期を
今考えると 乗り越えるには一定の時間があれば
その不安やストレスから抜け出すチャンスは必ずあるのだと
今 気づくことができます
大切なことは 自分の体調不良を 病院や医者の判断一つで病気のままにしておかないことです。
「生理前に落ち込み、少しイライラがあります。」
「それはPMSですね。 薬をのみましょう。 楽になりますよ。」
そうなんだ。 私はPMSだったんだ
と思い 始めた低量ピル で 吐き気と食欲減退。
体調がさらに悪くなり 動悸。
何がいけなかったのか 私は病気を解体し始めました。
一人で頑張り過ぎていたことを 少しやめてみたり
薬をやめてみたり
もう一度栄養学を学びなおしたり
それでも腑に落ちない症状はしっかり検査。人間ドック。 動悸は循環器内科で検査したり
手の痺れなどは脳神経外科でMRI。 異常がなければ
納得出来ることは 一つずつ初めてみました。
人間ドックでは 出たことのない貧血も 貧血を調べる精密検査のフェリチン値は
がっつり貧血
フェリチン値とは 簡単に言うと貯蔵鉄の値です。
普通の血液検査ではヘモグロビンの値をみるので 貧血を発見することはとても難しいのです。
女性多くの不調にには鉄不足が関わっていることが多いのも今回でよく分かりました。
それはやはり生理があるからであり、
糖質はよく食べるが 肉やタンパク質が不足するという食生活にも関係があります。
ダイエット、ストレスによる甘いものの過食、 など
鉄が不足する要素が男性よりも遥かに多いのですね。
鉄のサプリメントをとっていてもタンパク質が不足していると
鉄は貯蔵されないので 血液検査の数値が上がることもありません。
そのことが分かり、
人間ドックってなんだろう
と考えながら 始めた鉄分、や亜鉛 のミネラル補給。
そして、なぜ ミネラルが必要なのか、なぜミネラルが先に必要なのか。 ビタミンとはなにか。
その働きとは。 もっともっと知らないことがあるはずと。
ホルモンとはいったい何か。 どれほどのホルモンが存在するのか。
本を何冊も読み 調べていくうちに
私の病気はいつの間にか 私のエネルギーになっていったのです
この経験は何年も鬱で悩んでいる友人にも 伝えました。
出来ることから 初めて １ヶ月で薬も減り
とても調子が良いそうです
私の病気の解体が 私のエネルギーになり
誰かのエネルギーになる日があります
病気にならなかったら結びつかなったことがたくさんあります。
長女は2歳の頃にピーナッツアレルギーがあると分かりました。
自分の妊娠時期の食生活を責めたり
外食をやめたり 加工品を食べなかったりと
苦労した時期がありました。
最近は表示がきちんとされている物も多いですが、 そうでないものもあります。
でも そのアレルギー持ちのおかげで アレルギーの子供を預かることも
私には怖くもなく アレルギーを理解することの大切さも
その苦労も分かります
娘は幼稚園の頃から文字や漢字を理解し、
小学生からは 成分表示を自分で確認するようになりました
一つ一つ 材料がわかる 手作りの大切さも わかっています
考え方一つで 病気はパワーになります。
未病を 病気にするのではなく
その辛い時期よりも さらに 心から元気になれるのです
体は１年あれば生まれ変わります。
まったく違う 自分の細胞と生きていくことになります。
その病気、 本当にずっと付き合っていく病気でしょうか
本当はそうではないかもしれません。
もうすぐ春ですね
一度 自分のたくさんの持ち物を解体してみましょう。
少し 楽になるかもしれません。