「米長君、笑えるときに笑っておけ。いずれ泣くときがくるんだから」升田語録
「木村沙織君、佐野優子君ほか 以下同文」
バレーボール女子のワールドグランプリ(WGP)が終わっての脱力感。
遊び(スポーツ観戦)で疲れるとは、何事か(無視)。
ともあれ、将棋は角換わり腰掛け銀。
銀メダル直後にふさわしい、木村(義雄)時代からの戦法
[棋譜中継サイトより]
47手目▲37角
藤原七段が継ぎ盤で検討していた手順通りに進んだ。ここで強く出るなら(1)△7五歩、守るなら(2)△6二飛が候補手となる。
(1)△7五歩以下、▲6四角△9二飛▲7五歩△9五歩▲同歩△8六歩▲同歩△9六歩が進行の一例。そこで(A)淡路九段説は▲3五歩、(B)藤原七段説は▲2四歩△同歩▲2五歩だという。
「その変化は、私の場合だと後手を持つことが多い気がしますが、(A)▲3五歩でも(B)▲2四歩でも攻めが続く印象があります。持ち駒の歩5枚が大きいです」(千田四段)
*
[棋譜中継サイトより]
48手目7五歩
21分の考慮。
「強く応じるなら」と継ぎ盤で示されていた。代えて△6二飛の方が前例の数は多いが、△7五歩の方が後手から攻める展開になりやすいとのことだ。進行の一例として▲6四角△9二飛▲7五歩△9五歩▲同歩△8六歩▲同歩△9六歩▲3五歩には、△9五香▲9八歩△2七角のようにして角を設置することになる。
「前例の多い形はすでに▲1八香と上がっており△2七角がより厳しくなりますが、本譜は香を上がっていないことが得になるかもしれません」(千田四段)
解題
54手目△8六歩まで進んだ。この局面で羽生が封じる。
△76桂があるので、8六歩同歩の1手でしょう。
前前局だったか。木村の△27馬と入った手を思い出した。
相手の攻め駒(飛車)を責める好手。
「攻めとは責めであり、相手を○○しているのだ」
升田先生の言葉だが、○○の部分を忘れた。
「嫌だと思わせる」、「困らせる」か。そんな感じ。
勝負は厳しい
「将棋は相手の嫌がる手を指して言えば必ず勝てる」米長語録
最近は電脳が、人間にとって「ありがたい」と思う手を指してくる。
読んでみると、容易でないことに気付く。
読んでみると、こちらが不利(負け)であることに気付いて、愕然とした。
人間感覚を超越した「正確な読み(理詰め)」
コンピュータの恐ろしさ。
NHKを見ているとわかるが、勝った棋士は喜びを顔に出さない。
ガッツポーズをするスポーツと違うところ。
WGP最終戦直後のブラジルサンバ(勝利の踊り)。敵ながら見事だった。
歓びを全身で表しているわ。
日本も五輪のとき、中国戦でやったもんね。
(可哀そうに、ケイジャッキが泣いていた。)
「米長君、笑えるときに笑っておけ。いずれ泣くときがくるんだから」升田語録
両先生ともこの世を去った。
あの世の将棋は念でやっているので、この世の肉体を使ってやるのとは違う。
管理人も霊界で体感ゲームみたいなのをやったが、状況を説明するのは難しい。
じっとしていると、まわりの状況や波動が変わっていく。
自分で駒やボタンを動かさない。
何を言っているのか、さっぱりわからないでしょうね。
すごくおもしろいと感じるんだが、その説明ができないのが残念。