さて、第2幕です。
幕間の休憩中も、私は今すごいものを観ているとずっと心がザワザワしていました(笑)
《フィーバスを匿うカジモド》
・傷を負ったフィーバスを匿ってほしいと聖堂へとやってくるエスメラルダ
・フロローの恐怖政治でなかなかOKできないカジモドだけど、彼女の願いならと了承。エスメラルダはカジモドにお守りを託して足早に去っていく
・彼女を追わなきゃ!助けてあげなきゃ!とガーゴイルたちに言われるけど、
ご主人様が外に出ちゃいけないって言った…みたいなカジモドがつらい
・でもガーゴイルたちも言ってみればカジモドの内面の1つであると思うので、
心の中では助けなきゃ!とも思っているその葛藤の中にいるカジモドが苦しい
・フィーバスが目を覚ましてカジモドが傷を触る(?)シーンのフィーバスのリアクション笑うw
・その直後奈落から村フロローが登場使用とするんだけど、カジモドが足で扉を蹴り閉めたので一瞬で消えるフロローww
・あそこはこの作品唯一のコメディシーンで良いですよねw
・あれ下手したら村さん頭打つやろww
・ジプシーの隠れ家を知らないかフロローに聞かれたカジモド
・初めてフロローに嘘をついた
・この辺の村フロローは3階席では表情は見えませんでしたが、雰囲気としては眼はすわってそう
・村フロローを見ていると、歪んでいたけど平穏だったカジモドとの生活を取り戻すための行いという感じがして悲しい
《聖アフロディージアス~奇跡御殿》
フロローたちがジプシーの隠れ家を見つけ明け方に襲撃するときいたカジモドが勇気を振り絞ってエスメラルダを助けようと聖堂を抜け出す。
・石像のアフロディージアスさんが登場
・首が落ちるマジックの衣装でなるほどと思った(笑)
・アフロさんに君にならできる!と言われて頑張るカジモドをもう抱きしめたい
・ついにお守りが街の地図であると気づいたカジモドはフィーバスとともに奇跡御殿へ
・奇跡御殿ってそこそこダサいな
・クロパンの仲間第一なところは結構すきです
・ほんとにセットの使い方すごいと思う
・首つられる寸前でエスメラルダに助けられる2人
《奇跡もとめて》
フィーバスがエスメラルダたちジプシーと共に生きていくと決意するシーン
・ジプシーがどんな目にあっているのかわかった上でエスメラルダと生きていきたいというフィーバスは素直にかっこいい
・チャラいと思っていたけど誠実な人だった←
・エスメラルダもフィーバスの心を通わせて2人で生きていきたいと願う
・そんな2人の様子を少し離れたところから見ているカジモド…!!
・「僕は醜いから」「不気味な顔だから」という歌詞が切ない
・ずっとフロローにそう言われてきたし、トプシーターヴィーでもあんな目にあったもんね…(泣)
このシーンはカジモドが悲しすぎて吐きそうでした
・あと意外なところでグッときたのがクロパンの「迎えてくれる国は何処に」という歌詞
・クロパンがリーダーとして仲間を必死に守っているけどなかなか上手くいかない事への本音が垣間見えた気がした
・クロパンもつらいじゃないか!なんだこれは!!
《ジプシー逮捕》
・フロローたちが襲撃に来る!と知らせるがそれもフロローの罠
・ほんとは隠れ家の場所わかんなかったけどカジモドが鍵を握っている筈だからとカマをかけたフロローきたない!笑
・ここはほんとにカジモド可愛そうだわ…一緒に心折れた
・お前にはがっかりだと言ってカジモドを思いっきりビンタする村フロロー
・ここまで見てきて案外暴力的なことはしてこなかった(静かな)印象だった村フロローが突然手をあげたので素直に怖かった
・それでも凄く冷静なのは変わらずなのでいよいよやばいという感じがする
・あ、まってビンタこのシーンじゃない気がしてきた←
《バスティーユの牢獄》
・牢屋のセットの作り方と照明が印象的だった
・ごちゃごちゃものがある訳ではなく、シンプルなセットでもめちゃくちゃ牢屋だった
・牢屋に入れられているエスメラルダのもとへやってくるフロロー
・この狭い空間に何回か迫ってきている男性が入ってきたら普通に恐怖だわ
・命を助けてやるから私のものになれフィーバスの命もつけてやる
・きたない!なんてやつだ!
・でも村フロローはそんな無茶な選択肢をエスメラルダに投げる時でさえどことなく悲しげでつらい
・「あなたのやりかたで救われるくらいなら死んだ方がまし!」たしかに。でもつらい…
・「なんで私だったの…!」っていうエスメラルダにほんまそれ…ってなりました
・ついに強引にエスメラルダに迫ってしまう村フロローがそれでもやっぱりなんか高圧的と言うよりかは縋っている感じがする
・肉欲とかはなさそうでただただ戸惑ってる感じ?
・そこで発せられる「愛してくれ、頼むから…!」がまさに悲痛でほんとに見ていてつらい
・村フロローもつらそうに振り絞って言ってるの切ない(そんでめっちゃいい声)
この牢獄のシーンはもうつらさと悲しさしかなかった
《いつか》
エスメラルダは幸せになるべき人だったわ…と強く思った。
本当になんでエスメラルダを中心に壊れていくんですかつらい
《石になろう》
ガーゴイルたちの助言を信じて良かれと思い勇気を振り絞って行動したカジモドだったけど、全部裏目に出てしまい絶望して心を閉ざしてしまうシーン。
・聖堂から出られないように足枷をつけられたカジモド
・結構行動範囲広め←
・このシーンの歌が本当に凄かった
・達郎さんの力強い歌声にめちゃくちゃ心を締め付けられました
・ガーゴイルたちが失望してただの石になるシーン、アンサンブルの皆さんがローブを脱いでセットに掛けて舞台からはけることで温度がなくなって本当にローブが石に見えた。この演出好きすぎる
《エスメラルダの処刑~フィナーレ》
ついに始まったエスメラルダの処刑
・判決を言い渡す前に最後の決断を問うフロロー
・すごく静かに冷静にどうすると問う村フロロー
・エスメラルダに唾を吐かれてもとにかく全体的な哀しみが強い村フロロー
・ほかのフロロー未見なのでわからないんですがフロローってこんなに悲しい人なのーー!?(泣)
・エスメラルダの処刑が始まってもう石ではいられないカジモド。はやい
・エスメラルダを助けたカジモドが叫ぶサンクチュアリ!聖域だ!が迫力すごい
・ここで混乱に紛れてクロパンがフィーバスを助けてくれるけど、あそこで名乗ってくれなければ誰だかわからなかったのでありがたかった←
・フィーバスのパリの市民よ立ち上がれ的なソロがはちゃめちゃにかっこいい!!!
・兵を追い払う時の熱い鉛云々のカジモドソロもかっこいい!
・でもカジモド…!
・エスメラルダが息絶えるシーンのカジモドは本当につらすぎる
・カジモドの「友達だ!」と「エスメラルダ起きて?」は反則級に苦しい
・そしてフロロー登場
・「死んだのか」「お前のせいだ…!」つらい
・村フロローはこれで元に戻れる的なセリフとしてもやむ無く手を下したんだという感じがする
・ほんとに引き返すことが出来なくなった人だった…
・カジモドに「誰かを愛したことがあるのか!」と言われて「弟を愛していた!」と答える村フロロー
・ジェアンはまじで可愛い弟だよ…←
・村フロローは本当に弟を大切に想っていたと思う。つらい
・「言いましたよね、僕は強いって!」のシーン、達郎さんカジモドが曲がった身体を力づくでのばしフロローの背丈も越えるほど大きくなったところで鳥肌
・そしてフロローを聖堂から投げ落とす訳ですが、ここの演出もすごい
・真正面のめっちゃいい席で見てみたいと思いました
・しかも落下音が結構生々しい (笑)
・「僕の大切な人は皆横たわってる」というセリフで涙腺崩壊
最後のアンサンブルの皆さんがピンスポに照らされながら冒頭の達郎さんのように顔に絵の具(?)を塗り身体を歪めていくシーンが印象的で好きです。
周りがみんな歪んでいく中カジモドから達郎さんへ戻っていくのもハッとしました。
ずっと身体を歪めていた彼だけが真っ直ぐ立っているのが…
最後ってフロローも含めてみんな顔を汚してるんですよね多分。ちょっとあんまり見えなかった(3階席の呪い)
《カーテンコール》
・カーテンコールは重厚な本編が終了してようやく胸を撫で下ろせる感じであたたかい拍手の嵐。
・村さんが冒頭の黒いあのかっこいいカチッとした衣装で出てきた瞬間不意打ちで呼吸がとまる
・村さん黒い衣装だからかわかんないけど痩せた…?以前にも増してかっこいいんですけど…
・達郎さんの晴れやかな笑顔と村さんのいつもの控えめな胸前お手振りにめちゃくちゃ癒された
・あのかっこいい衣装でのギャップ!!
・奥行がある舞台なので、何回目かのカテコで舞台奥から走り出てきた姿がまじでかっこよかった
・そして可愛い
・何回もカテコがあったので、どこにはけるかは達郎さんをチラチラ見ながら確認する村さん(笑)
・とても癒しでした
ようやく一通り書き終わりましたが、
ほんとうにまとまりがない。いいものを見た!という興奮のまま書いたので読みづらくて申し訳ございません^^;
あと1幕の酒場のシーンすっかり忘れてました。←
とにかく素晴らしい舞台でした!
音楽、演出、役者の皆さんすべて良かったです!
村フロローさんで一応確定している11日も観に行きます!
2回目はもう少し冷静に見れるかもしれません。とにかく楽しみ!