男の子の自立、女の子の自立 | 毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング

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毒親、アダルトチルドレン、心配性、過干渉な母親、不登校などを扱い、トラウマを解消して過去の呪縛を解き、自由に、本当の自分らしく生きるお手伝いをします。

さて、怒濤の中学受験体験をやっとのことでのりこえまして、


これからの親としての課題は、いかに息子たちを自立させるか、自己確立させるか、ってことです。

ひきこもりが70万人とかいいますが、どうも、自然にまかせておけば立派に自己確立できる時代じゃなさそうです。

でも、男の子の自立のさせかたなんて習ってないし、わたし、どうすればいいか知らないんですけど・・(汗)


なるべく自力で勝負させる機会をつくる?

生きるか死ぬかの冒険をさせる?

期限をくぎってさっさと親元から出す?


黒川伊保子さんという、脳科学にくわしい方の本に、こんなことが書いてありました。



自我の確立が必要なのは男の子だけで、女の子に必要なのは肥大した自我の縮小であると。

女の子の脳ははやくから「自分の気持ち」を見つめ、自分に興味が集中し、周囲にどう認められているかを気にするので、思春期にどんどん自我が肥大していく。

よって、女性が自立するとは、他人を知り、社会を知ることで、肥大した自我を等身大まで縮ませる、「自我のリストラ」であるらしい。

女の子が自我のリストラに失敗すると、肥大した自我をもてあまして自分を憎み、自分を攻撃するので、自傷や拒食などの方向へ走ってしまう。


いっぽう男の子の興味は、自分そっちのけで外に向かう。
車だ、電車だ、カブトムシだ、カードだ、サッカー選手だ、はては宇宙まで。

自分に興味を示しだすのが思春期で、自己を確立するにあたっては、「自分の気持ち」を見つめるのではなく、一種のヒーローモデルに自分を同化させる、らしい。

そして、自分の気持ちに適合するヒーローモデルが見つけられないと、自己確立できず、少年のいきどおりは外へ向かい、親を憎み、先生を憎み、社会を憎む・・・つまり、反社会的行為に走る・・・。




ああ、冗談じゃない。。。

何でもいいから、はやいとこぶじに自立してほしい・・・

だれかモデルになってください~!