学べたか? 小僧ども。」
凪「妖怪か!」
天晴「誰だ?お前!」
正影「我が名は、
晦正影(つごもり まさかげ)
牙鬼家 家老にて、おやかた様の
牙鬼家 家老にて、おやかた様の
軍師である。」
天晴「牙鬼の仲間なら
倒すだけだ!」
変身しようとした天晴、凪、
変身しようとした天晴、凪、
キンジに、正影が錫杖を向けた。
とたんに、地面が爆ぜたぞ。
とたんに、地面が爆ぜたぞ。
正影「焦るな、
そう死に急ぐでない。
そう死に急ぐでない。
ジュウタンカイヨウ
ケンジュリインプウ
ギイギジゲンジゲンジャ!」
ギイギジゲンジゲンジャ!」
『自分で物を作り出す』
事が出来るのか!
こいつは厄介な相手だぞ!
正影「このヤマワラワと
競争してみるがよい。」
「必ず新記録で、
1等を取ってやるべ!」
正影「仲間や、
他の忍者どもの命が賞品だ!」
くすだまを、
正影が持ち去ってしまいました。
そんな様子を、九衛門が
そんな様子を、九衛門が
陰で見ています。
九衛門「フッフッフ…
これはこれで、よしとするか。」
恐れの力が集まって
これはこれで、よしとするか。」
恐れの力が集まって
ご満悦の様子だ。
天晴「とにかく勝って、
みんなを取り戻すしかない!」
快調にスタートした
ヤマワラワ組。
それに比べて、
それに比べて、
ニンニンジャーチームは
転びかけてるぞ。
天晴「ちゃんとしろよ!」
天晴「ちゃんとしろよ!」
キンジ「天晴坊ちゃんが、
合わせてくださいやしよ!」
モタモタしている間に、
モタモタしている間に、
ヤマワラワ組とは、差がつくばかり。
でも、気づいたぞ。
ヤマワラワの両側のジュッカラゲは
作り物。
敵は、ズルしてる!
敵は、ズルしてる!
ニンニンジャーチームはバラバラ。
すぐに、こけちゃいます。
と、ここで凪が動いた。
凪「もう! 僕が真ん中やるよ!
よし、僕に合わせて。
すぐに、こけちゃいます。
と、ここで凪が動いた。
凪「もう! 僕が真ん中やるよ!
よし、僕に合わせて。
合わせるのは、得意だからね!
よ~し、いくよ!」
だんだんと、ヤマワラワに
だんだんと、ヤマワラワに
追いついてきたぞ。
川を走るニンニンジャーチームに
砲撃が。
敵の妨害工作だ。
けれど、爆発を利用してジャンプ。
敵の妨害工作だ。
けれど、爆発を利用してジャンプ。
逆に、差を詰めた。
正影「なかなか、やりよるわ。」
妨害してるのは、晦正影だ。
正影「では、この障害物は
正影「なかなか、やりよるわ。」
妨害してるのは、晦正影だ。
正影「では、この障害物は
どうじゃ?」
八雲に風花、霞。
敵に捕まっているはずなのに。
敵に捕まっているはずなのに。
3人とも、操られているのだろうか?
それとも、幻影?
判断がつきません。
それとも、幻影?
判断がつきません。
天晴「突撃しかない!」
けれど、本物だった場合
けれど、本物だった場合
同士討ちになる可能性が。
凪とキンジは、躊躇してます。
凪とキンジは、躊躇してます。
天晴「あとで謝る!
いいから、走れ~っ!」
天晴が、八雲、風花、
天晴が、八雲、風花、
仲間も他の忍者も、救われました!
キンジ「天晴坊ちゃん、
幻だったから よかったものの
本物だったら、一大事で
ございやすよ!」
天晴「そうかもだけど、
俺たちは、どんな状況でも
全力で戦うしかないだろ。」
八雲「そうだな
『忍者たるもの、悩むべからず』
四の五の言ってられん。」
『忍者たるもの、悩むべからず』
四の五の言ってられん。」
霞「まあ… 身内であっても
容赦はしませんよ。」
「だべ~!
これからが本番だべ!」
これからが本番だべ!」
凪「とにかく、このまま
決着つけちゃおう!」
肥大蕃息の術を発動。
となったら、こちらも
キングシュリケンジンに合体だ!
「栄光の架け橋は、脆かったべ~!」
正影「ホッホッホッホッホ…
まだまだ小僧どもじゃが
まだまだ小僧どもじゃが
少しは、楽しませて
くれそうじゃのう…。」
いきなり、正影が
錫杖を九衛門のノドもとに。
九衛門「これはご家老様
何のお戯れで?」
正影「蛾眉のやつは
誤魔化せたようじゃが、
ワシをダマせると思うな。」
斬る!」
曲者と曲者。
どちらも、
曲者と曲者。
どちらも、
腹の底が見えません。
キンジ「仲よくなったら
戦えないだなんて…
あっしはホントに、
あっしはホントに、
甘かったんでございやすね
凪坊ちゃんのおかげで
分かりやした。」
凪「それなら、
英語の宿題教えてよ!」
キンジ「いえ、金輪際、
甘さは本当に捨てやすので
やはり、坊ちゃん方の
お手伝いはいたしやせん。」
矢文だ。
そこから落ちたものが膨らんで
そこから落ちたものが膨らんで
パンチング人形に。
って、顔が好天になってる
しゃべりはじめたぞ。
って、顔が好天になってる
しゃべりはじめたぞ。
好天「のん気に、
笑っておる場合ではない!」
呼び覚まし、手なずけよ。
それを手なずけた者こそが、
ラストニンジャ最有力候補
すなわち、ワシが
すなわち、ワシが
終わりの手裏剣を託す者じゃ。」
終わりの手裏剣は、
やはり、好天が持っていたのか。
好天「ここからが、本当の
ラストニンジャレースの幕開けじゃ。
では諸君、チャオ~!」
では諸君、チャオ~!」
天晴「ラストニンジャレースか…。」
天晴は、拳を握ります。
天晴「燃えてきた~っ!」
好天の顔が消えた人形に、パンチ!
天晴は、拳を握ります。
天晴「燃えてきた~っ!」
好天の顔が消えた人形に、パンチ!
ここで新たな伏線が
出てきましたね!
天空のオトモ忍とは
一体、なんでしょうか?
次回、ニンニンジャーの
すべての忍シュリケンが奪われ
天晴たちは大ピンチに!?
そして、忍シュリケンの
受け渡し場所にいた
この男の人は一体、誰だ~~~!?
~忍びの14につづく。~