忍びの13 「燃えよ!ニンジャ運動会」(中編) | 究極の救世主のブログ

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参加してるのって、
ニンニンジャーの5人だけ?
かと思ったら、違ってた。

木の陰に、忍者たちが隠れています。

三角流、軒犬流、白羽流。


白羽流はともかく、三角流や
軒犬流ってw

凪「ちゃんと忍んでるんだ。
僕たちも、忍んだ方がいいのかな?」

天晴「忍んでる忍者なんかに
絶対負けないぞ!」

おい!本物の忍者に失礼だろw

競技委員が、忍者運動会の
運営本部に入ると、そこには晦正影と
ジュッカラゲたちが。

競技委員も、ジュッカラゲが
変化したもののようだ。

やはり、罠だったか。

そこに十六夜九衛門が
やってきた。

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九衛門「これは、いったい…?
遊んでいる場合では、
ござりませぬぞ!」

正影「いかなる、はかりごとにも
『遊び心』を入れるのが
粋というもんじゃろう。

違うか? 八衛門。」


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いつも、人を食ったような
九衛門ですが、
正影はその上をいくようです。

正影「急いては、
事を仕損じるだけじゃ。」

正影は、この運動会で
ニンニンジャーの実力を
確かめようとしているのか?

第1種目は、ツリーフラッグ。

遠くに見える木の上にある
フラッグを取ったものが勝ちです。

と競技の最中にキンジの妨害が。

キンジ「お命、頂戴!」

こんな時でも、狙うのね

好天の言葉が効いたとみえる。

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天晴と八雲は、落下中に
シュリケン変化。

ゴールを目指す天晴に、
キンジが襲いかかる。

が、キンジの手の中には
ワラ人形が。

身替わりの術か。

この術は、
完全に自分のものにしてますね。

(しかも、ワラ人形に『無駄だ!』
って書いてあるw)

木から木へとジャンプし
天晴と八雲が移動。

最後は木を駆けのぼり、
天晴がフラッグを手にした。

第1種目、伊賀崎流の勝利だ!

第2種目は、大玉転がしです。

地下の迷路で、大玉を転がし
ゴールを目指す。

しかし、天晴たちの後ろから
障害物の岩が転がってきた。

天晴が変身して、転がる岩を止める。

が、またしても、
キンジが襲いかかってきた。

キンジ「スキありで、ございやす!」

スターソードガンで、
がら空きの背中に斬りかかった。

間一髪!

すんでのところで、
天晴は避けました。

大岩だけが、スターソードガンで
砕かれた格好。

天晴「ありがとな。」

キンジ「ノーッ!」

結果的には、不本意ながら
天晴を助けてしまった感じに
なってしまいました。

そんなこともありながら、
八雲&霞チームがゴール。

これで、伊賀崎流が2勝目ですね。

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ここで休憩。
お弁当タ~イム!

大きな4段のお重に、
おいしそうな料理がビッシリだ。
けど、水筒を忘れてました。

凪「じゃあ、
僕、買ってくるよ。」

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買い出しに走る凪は、木の上に
キンジを見つけた。

好天の本を読みながら、
ハンバーガーを食べてます。

凪「スターさん!
僕たちと一緒に
食べればいいのに。」

しかし、好天に『心の揺るぎやすい
者は弟子にはしない』と言われた
キンジは心をあえて鬼にする。

キンジ「あっしは、狙う方。
坊ちゃんがたは、狙われる方。」

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いまだに坊ちゃん呼びが
抜けきれない所に

すでに、キンジの心の揺らぎが
現れていると思うんですがねぇ…。

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凪「何、急に、キャラ変わって…
ただでさえ、『ヘンな忍者』
なんだから。」

(凪も、霞姉さんなみの
毒舌キャラだぞw)

キンジ「え? あっ、おわ~!」

キンジは、
木から落ちてしまいました。

キンジ「ヘンでございやすか?」

凪「うん! すっごいヘン!
おじいちゃんに弟子入りとか
ヘンすぎ!」

九衛門(…僕も、ヘンだって
いいたいのかい? 怒)

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本から写真が落ちました
それを凪が拾い上げた。

凪「誰? これ」

キンジ「これは、あっしと、
あっしの父と兄でございやす。

父も兄も、妖怪を狩る、
妖怪ハンターでございやした。」

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凪「へえ~、
なんか、うちと似てるね。」

自販機で飲み物を買う凪を見て
キンジは聞きました。

キンジ「みなさんに、
頼まれたんでございやすか?」

凪「いや、そういうわけじゃないけど
みんな、飲みたいだろうからさ。」

ちなみに、霞には緑茶で
八雲には紅茶。

キンジ「家族だから
言わずとも分かる…
そうでございやすね?」

凪「いや…どうだろう?
考えたことないや。

スターさんちだって
そうでしょ?」

キンジ「いえ… 実は
幼い頃に、父も兄も、
妖怪にやられちまいやして。

あっしは、『家族』ってもんが
いまいち分からないんで
ございやす。」

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キンジは、さみしそうに
小さく笑います。

凪「ゴメン、ヘンなこと
聞いちゃって…」

キンジ「とにかく、あっしは
二人を超える妖怪ハンターになるため

ラストニンジャ様の弟子になろうと
思ってるんでございやす。

…ですから、
これ以上
仲よくしないようお願いいたしやす」

凪の方に向き直ると頭を下げる。

凪「分かったけど…
たぶん、それ無理じゃない?」

キンジ「えっ?」

運動会の競技委員が
通りかかったのですが、
油断したのか、ジュッカラゲの姿に。

凪とキンジは、それを目撃した。

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休憩が終わり、
午後の部、開始です。

第3種目は、障害物競走。

しかも、三人四脚で、だ。

スタート直前、凪がキンジと一緒に
駆け込んできました。

凪「たいへんだ!
こいつら、牙鬼のやつらだ!」

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「バレては、仕方がない!」

競技委員たちが、正体を現した。

4人とも、ジュッカラゲです。

他の忍者たちは驚いていますが、
 ニンニンジャーは落ち着いてるぞ。

八雲「だろうな。」

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霞「そんな事と思っていたので
仕掛けておきました。」

八雲と霞が、術を発動する。

「シュリケン忍法、アミアミの術!」

『モクモクじゃ!』

地面に仕掛けておいた網で、
ジュッカラゲを一網打尽だ。

さあ、このまま一気に!

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と思った瞬間、足に木のツルが!

霞に八雲、風花、それに他の忍者も。

スタート地点に並んでいた面々が
捕えられ、くすだまの中へ。

ニンニンジャー 忍びの13
本編感想。(後編)に続きます