ついに、明日からですね!

 

ここまで来たら、記事「自信の源泉」に書いたことに尽きます。

これまでの積み重ねで形作られた“今のこの自分”のまま、ぶつかってくるしかないし、それがベスト!p(^-^)q

 

あと、毎年リンクしているH27予備論文33位・口述1位のfunky403さんこと塩見典大先生のブログ記事『予備論文アドバイス』も、是非読んでください!(o^-')b

昨年より6点アップして、合格点162点でしたね。

令和3年短答式試験結果(法務省pdf)

なお、また今年も5点刻みの合格点に戻らなかったので、この傾向は定着したといえますね。

 

今年は、合格者平均点が178.7点と昨年比+5.0点、全体平均点が132.0点と昨年比+3.2点で、昨年より差がつきやすかったといえます…と昨年も書いたので、年々、二極化が進んでいるという分析ができそうです。

合格者数は2723人(昨年比+194人)と、割と増えました。

 

科目別の平均点を見ると、

憲法16.7点<<昨年21.5点

行政法10.7点<<昨年14.4点

民法17.3点>>昨年12.7点

商法14.616.0>昨年12.8点

         ↑↓法務省の誤発表による

民訴法16.014.6昨年15.1点

刑法17.3点>昨年14.5点

刑訴法14.6点>昨年13.5点

一般教養24.9点≒昨年24.3点

となっています。
昨年と比べると、全体的には

・公法系激難化

・民事系易化

・刑事系易化

・一般教養は昨年同様

といえます。

やはり公法系は“水物”で、民事系と刑事系でカタく稼ぎましょうというオーソドックスな出題だったといえるでしょうか。


いずれにせよ。

昨年とほぼ同じメッセージで申し訳ありませんが、変えようがなく…m(_ _ )m

 

合格していた方、おめでとう!

これまでどおり、ご自身にとっての優先順位の上の方から、できる限り、論文対策を進めていってください。

 

残念ながら不合格だった方…まずはとにかく、心を癒してください

(cf.記事「勉強体力」の1・3・4)。

で、MP=メンタルポイントが回復してきたら、まだしていない方は、記憶と気力のある限りでいいので、是非とも自分固有の短答再現→自分固有の敗因分析をしてください。

短答再現については、

・記事「短答再現のススメ」の1.

・記事「H28司法短答結果発表を受けて」の末尾

・記事「知識を増やすことの危険性

敗因分析については、

・記事「知識不足≠敗因

・記事「短答式試験の敗因分析例

を、是非ご覧ください。

自分固有の短答再現→自分固有の敗因分析を(適切に)しないと、全く的外れどころか、合格から遠ざかる有害な勉強をしてしまうおそれがあるからです。

これらをやらないと、来年に向けて何をすべきかも全くといっていいほど分かりません。

どんな勉強よりも、まず第一に自分固有の短答再現→自分固有の敗因分析です。

これをやるかやらないかで、来年の合格可能性が大きく変わってきます。

ここが勝負所なので、なんとか頑張ってください!

 

最後に、受験率は、81.8%でした。

H25以降、82%前後で安定していたので、昨年の69.3%から回復したとはいえますね。

ただ、出願者が昨年の15318人から14317人に、約1000人減っています。

今年“も”受験回避せざるを得なかった方と何人もお話していますし、不安を抱きつつ受験された方は多いと思います。

具体的な事実までは特定せずに予備短答の実施運営についておわびが発表されていますが、新型コロナの感染防止策も含めて、なんとかしてほしい。

昨年と比べると6点アップし、99点/175点が短答合格ラインでしたね。

令和3年短答式試験結果(法務省pdf)

 

これに届かなかった方。

まずはできる限り、休む等して、精神的ダメージを癒しましょう。

そして、今後の短答式試験合格を期すなら、

短答再現→敗因分析が

絶対に必要です!

短答再現については、

・記事「短答再現のススメ」の1.

・記事「H28司法短答結果発表を受けて」の末尾

・記事「知識を増やすことの危険性

敗因分析については、

・記事「知識不足≠敗因

・記事「短答式試験の敗因分析例

を、是非ご覧ください。