今日は2022年4月29日ですが、
この記事は約半年前の2021年11月29日に書きかけで保存していた日記です
しばらくトップに置いた後に、時系列の合うところに保存しなおそうと思います
これまでの就学関連の記事
■2019.10.23 就学に思うこと@息子3歳半
■2019.11.20 息子と特別支援学級見学
■2021.05.01 就学に思うこと@息子5歳2ヶ月
□2021.05.02 キッズフェスタ2021
■2021.05.03 息子、学校どうするかな?(1)今の頭のごちゃごちゃぶり
■2021.05.08 息子、学校どうするかな?(2)初回面談の日程調整
■2021.05.19 息子、学校どうするかな?(3)まずは希望を決めないと進まなそう
■2021.07.16 息子、学校どうするかな?(4)行動観察と学校見学
■2021.07.18 息子、学校どうするかな?(5)今の私の希望
□2021.08.02 息子の車いす&バギー選び(1)バギーの候補
■2021.08.05 息子、学校どうするかな?(6)発達検査と私の面談
■2021.10.16 息子、学校どうするかな?(7)教育委員会の判定
□2021.10.21 息子の車いす&バギー選び(2)車いすの候補と決定!
※□は、バギー&車いす関連
※地域性の濃い話なので、適度に言葉とタイミングをずらしつつ、自分のための記録として書いていければと思ってます。
たぶん、正しい情報を伝えるようには書けず、私の記憶の整理とか気持ちの発散のために会話とかはきっと若干の盛り気味になります
「不安の強さ」?と私の後悔
11月中旬、就学相談の判定にまつわる書類が教育委員会から届いたんですが、
私がいない場での息子への評価なので表現の細かいとこについついどういう意味かなって考えてしまい、
思いの外ヘビーな気分になったので1回書類をそっ閉じしました
例えば、
「文字を書くなどの作業は得意なよう」とされつつ、直後に「筋力の弱さからより細かな作業は苦手なよう」って書いてあって、
得意なのに苦手とジャッジされるの悲しいなーと思ってしまったり。
筋力の弱さからって書いてくれてるし、理解してくれてるとは思うけど、
単なる得手不得手じゃなくて筋力っていう機能的な面での「難しさがある」ことを分かった上での「苦手」という表現なのか?、とか。
(私、カナタが生後半年の頃、2週間以上に渡って37.5℃〜40℃超の熱が続いて、一時的に筋力が激落ちしたら、手が震えてまともに文字がかけなくなっちゃって。
ほんとにふるふるして手先が決まらなくて焦った。あれは得意とか苦手とかそういう分類じゃない感じだった。)
「褒められても表情はあまり変わらず反応もあまり見られない」ことから「不安の強さ」を指摘されたりもしてて、
そもそも表情筋が弱いことは気づいてもらえたのか心配ではある。
もちろん本当に緊張したり、褒めのテンションが足りなくて、褒められてると気づかなかったりも十分にあり得るけど
「一斉指示」に対して「常に他のお子さんに遅れ」たり、
「最後まで他のお子さんと一緒に取り組むのことが難しかった」りは、
それはもう、経験したことほとんどないからね…
息子の「他の子どものいる場での経験」は「順番を待つ」とか「同じ空間で同じ活動をする」くらい?
就学相談の面談で確認される「言葉での一斉支持が通るか」についてはそもそも余りにも経験不足でなんとも言えない気がする
と、この記事を書きかけていた2021年11月には思っていたのですが、
この記事を書いてる2022年4月、小学校入学後に考えてみると、カナタは「不安の強い子」でした
というか、
就学相談で無理をさせてしまったことがカナタを「不安の強い子」にしてしまった (or もともとあったその性格が表に出やすくなった)気がしています
これは就学相談全体を通じての私の最大の後悔です。
この就学相談の判定ともに面談での様子や発達検査の結果を文書で受け取ったのは11月中旬でしたが、
小集団での行動観察などの面談は7月上旬のことでした。
そこでは母子分離で、多くの特別支援教育に関わる人たちの中で初対面の子たちとミニ授業のようなもの受けました。
その最後にゲームをして、負けて大泣きしてしまったと聞いていたのですが、
これがよくなかった。
ゲームの内容自体もシンプルなもので「カナタにもできる動作のもの」という配慮はあったんでしょうが、
運で勝敗が決まるものではなく、普通にやればカナタが負けるであろうものでした
なにより、
初めての「負ける」という悲しい気持ちになる経験が全くの知らない人たちの中でなんて、本当によくなかった
私がこのこと関係あると気づくのが遅くなったんですが、
去年の夏くらいからカナタは「ゲーム」という言葉を警戒して「こわい」「げーむしない」と言うようになりました。
あと、それまではどんなところで怖がらないマイペースなタイプだったのが、
初めての場所や初めての経験をすごく怖がったり、私と離れるのを嫌がるようになりました。
当初は、
療育園の先生たちと「ゲームしようよ!と私や夫が言いすぎて嫌になったのかも?」とか「怖がるなんて、いろいろ分かるようになったんだねー」と気楽に解釈してしまいましたが、
いろんなことを合わせて考えると、発端はあの行動観察でのゲームで悲しい思いをしたことだったような気がしています
特別支援学級の体験入学
教育委員会の判定についての講評の書類を読んでもいまいちピンと来ないまま、
11月末ごろ、肢体不自由の特別支援学級の体験入学がありました。
夫も休みを取って家族3人で参加。
この頃、初めての場所をとても警戒するようになっていたカナタは
「やだよーやだよー」「ここはなんのばしょ?」「なにするの?」
と乗り気ではないスタート。
でも、先生たちが明るく声をかけてくださって、授業に混ぜてくれる1年生の子たちも皆いい子で、
皆と一緒に体育館で体育の授業を受けてるうちに、最初は「やらない!」と眺めていただけのカナタも徐々に体を動かしはじめ、
最終的にはのりのりで「カエル歩き」「サル歩き」「クマ歩き」をやってました
そのあと、教室に戻って、机につき、また警戒モードになりつつも、授業が始まればやることが分かって楽しくなって、
元気いっぱいに国語と算数、各45分ずつを完走!
未就学のカナタが一緒に授業を受けるということで、内容はかなり配慮していただいていたのだとは思うのですが、
初めての環境で受けたにしては授業の理解もしっかりできてたし、作業もだいたい皆さんと同じくらいできたし、
とっても頑張って楽しく受けられたと思います
警戒モードから始まったものの、最終的には楽しく体験入学を終えて、皆さんは給食の時間なので私たちはそこでお礼を伝えて離脱。
車に乗り込むと、
カナタはすぐに靴と靴下を脱ぎ去ってぽいぽい投げて、
「あーたいへんだった」と一言
夫としては、
・看護師さんたちが呼吸器に慣れていなさそうなのは不安
・体育の授業はカナタだけできることが少なくてつまらないかも
・他の授業は大丈夫だろうね
・お友達とのコミュニケーションは、大人ががっつり間に入ってるから子ども同士で休み時間に遊ぶってほどではなさそう
・親の待機スペースに仕事しやすそうな机があった!
といった感じ。
ここに通えないことはないだろうけど、大変そうではあるね、支援校の方が安心なんじゃない?と。
私としては、
・看護師さんが隣の部屋にいる(物理的な距離が近い)のは安心
・皆(5-8人くらい)で授業を受けられるのは今までのカナタの経験になくて良さそう
・普通に話す子もいれば、何らかの訓練を受けて話せるようになったっぽ子もいるし、話さない子もいるから、カナタがコミュニケーション取るにも気後れせずすみそう
・先生たちが声かけてくれた時のカナタが嬉しそうで、良い先生たち
といった感じで、
私の気持ちとしては相変わらず好感触!
教育委員会の判定だと支援校だったけど、やっぱり体験してみても支援級は楽しそうだったから、
この後、支援校の体験入学もしてから最終決定しよう!と思える(めちゃめちゃ疲れたけど)良い一日でした