イカゲームについて
ネットフリックスのイカゲームという作品を見た。残酷な表現が目立つ一方で、繊細な心理描写が広がっていた。人間が持つ欲望と邪悪性について考えさせられる。それでいて、本来人間の持つ正義感、道徳性についても考えさせられる作品。主人公はギャンブル三昧だが、娘のことを大切に思う父親である。離婚しても、娘のためになることを必死に考える。更に重い病に苦しむ母親のことも大切にしたい。そんな想いを持っているにも関わらず、人生が思い通りにならない。主人公は一発逆転できるゲームに参加する。しかしそれは命懸けのデスゲーム(イカゲーム)だった。主人公は自分の正義感と欲望との間で葛藤しながらゲームを進めていく。このゲームの描写は極めて残虐で、心が痛むシーンが多い。恐らく視聴した人はみんな私と同じ気持ちだったのではないだろうか?イカゲームはそのような視聴者の心理を理解した作品だと言える。人間には本来、正義感や道徳性が備わっているのだ。人としてやってはいけないこと、悲しむこと、辛いこと。それらのことを人間は潜在的に持っている。親が正しく教えていなくても、人は理解するのである。理解した上で行動する。「ダメな事かもしれないが、生きるためには仕方ない」そのような感覚と戦うのである。つまり、これは神が潜在的に私たちの内に善悪の感覚をお与えになったと言える。私はクリスチャンとして、その基準を神におきたい。自分が生きるためではなく、神の視点から考えて生きたい。イカゲームのように生きるか死ぬかの選択ではなくても、この選択が神の視点から見て正しいことなのか。イカゲームは究極的に誰が正しかったのかは言及できない作品だと思う。それが非常に良いのだと考える。なぜなら、人間の力で争い、戦っても、真に正しいことにはたどり着けないのだから。聖書に書かれる神のことばこそが正しい。その価値観に立って生きていきたい。「生まれる前から 私はあなたにゆだねられました。母の胎内にいたときから あなたは私の神です。」詩篇22篇10節