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ターコイズSのハンデが発表され、
ルージュスティリアの斤量が、なんと!53kg
ガックリ。
普通なら、嬉しくて、小躍りしちゃうのに、
まさかの展開に、何とも言えない。
というのも、
抽選の方にばかり気持ちが行ってしまい、
ハンデ戦であることは理解してたんですが、
たぶん軽ハンデで、
「54kgかなぁ~?」
と、高を括っていました。
ルメール騎手は、基本、54kgまでしか乗っていないし、
53kgに乗るには、減量しなくてはいけない。
さすがに、無理ですね。
オープンに上がってからの成績を考えると、
53kgになる可能性はあったわけで、
これに関して言えば、
厩舎サイドは、詰めが甘いとしか言いようがない。
もしかして、
ルメール騎手が、減量するミラクルも承知のうえで、
オファーしたのなら、かなりの驚きです。
が・・・。
まぁ~普通に考えたら、無いでしょうね。
普段のルメール騎手の騎乗馬を考えたら、
「そこまでして乗る馬では、無いだろうからなぁ~。」
だとしたら、本末転倒で、
かなりのマッチポンプなオチですし、
「何のために出走しようとしたのか?」
理解に苦しみます。
ですが、調教タイムを見ると、
メチャクチャすごいタイムを出してるわけじゃないが、
出す気満々なコメントもあるし、
最終追い切りも、本人に乗ってもらうと言ってることから、
もしも、乗れる斤量を忘れていたのなら、
ちょっと、ビックリなミスですわ。
「そんな、しょうもないミスするのかなぁ?」
という気もしますけどね。
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この状況の打開策としては・・・
①普通に乗れる騎手を探すのか?
②裏では、すでにルメール騎手が減量に励んでいるのか?
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どっちにしても、数日中にわかるわけです。
普通に考えて、どうなるのか?気になったのもあり、
過去5年のレースを、TARGETで、調べてみました。
すると、ルメール騎手が、
直近で53kg以下で勝ってるのは、
2018年のジャパンカップで、
アーモンドアイに、53kgで騎乗。
あぁ~そういえば、思い出しましたわ。
アーモンドアイが、3歳牝馬で初挑戦したJCでは、
斤量が53kgだったため、減量しないと乗れない。
「もしかして、乗り変わり?」
なんて、憶測が駆け巡ったよなぁ~。
結局、減量して騎乗し、見事レコードで圧勝。
まぁ~アーモンドアイだから、
他の人に渡したくない気持ちから、
減量して乗りたいというのは、至極当然。
ルージュスティリアだったら・・・。
普通に無いですわ。
このレース以降では、
4回騎乗し、すべて1番人気でしたが、
勝利どころか、掲示板以内も無しという結果です。
ルメール騎手が減量してまで乗るのなら、
過剰人気しちゃうのも、理解できる。
ちなみにですが、最後の53kgの騎乗は、
2020年の京王杯AHで、アンドラステでした。
このレース以降は、無し。
ですから、
その後、約3年間で、53kgでの出走は無いわけです。
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藤原英昭調教師が、斤量も含め、
頼み込んでる可能性は、
あるかもしれないけど、
冷静になって考えたら、無いですね。
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仮にですが、ルメール騎手騎乗で、
ハンデ戦で53kgで、出走するならば、
これは普通に、チャンスありですわ。
実際、中京記念でも、軽ハンデを活かし、
3着まで来ていますし、
単純に斤量が下がれば、着順が上がるという
シンプルな構図です。
それと、抽選を突破する可能性もあるけど、
ハズレる可能性もあり得るわけで、
だとしたら、スライドするんでしょうが、
「阪神Cに、出れるのかは?」
微妙です。