先月のクリスマスに観に行って来たこの映画の感想です。
毎年冬恒例の仮面ライダー2作品のクロスオーバー映画。
今作はいつもより発表が遅かったのでてっきりやらないのかと思ってましたが、ちゃんとやってくれて良かった!
仮面ライダーファンにとって毎年夏と冬の映画版は楽しみですからね!
東京での布袋寅泰さんのLIVEの翌朝に京都の映画館で観ました。
これが2023年最後に観た映画です。
監督は山口恭平さん。
脚本は「ガールズリミックス」等も手掛けた内田裕樹さん。
アクション監督は藤田 慧さん。
錬金アカデミーの仲間達とケミー回収を続ける宝太郎はレベルナンバー6のウツボッチャマを捕獲した直後、ジャマトと遭遇。
そこに景和、祢音、道長に加えて英寿も駆けつけそれぞれ仮面ライダーとなりジャマトと交戦し、宝太郎とスパナもそれぞれガッチャードとヴァルバラドとなり共闘。
そのジャマト達を倒した直後、人間の言葉を話すレベルナンバー10のケミー・クロスウィザードの魔法によってタイクーン、ナーゴ、バッファの3人はケミーと化してしまう。
しかし、ギーツだけはケミー化せずに英寿とは別のギーツケミーが出現。
英寿と宝太郎達は景和達を元の姿に戻す為にクロスウィザードが持つ5体のレベルナンバー10のケミーを捕まえる“最強のケミー捕獲ゲーム”に挑む。
英寿とりんね、宝太郎と景和、蓮華と錆丸と祢音、スパナと道長のチームに分かれ、ツムリがナビゲーターを務めてそのゲームに挑む一同。
その裏には錬金連合の調査官・釘宮リヒトの恐るべき陰謀があった。
ギーツとガッチャード達は釘宮の企みを阻止すべく立ち向かうと言う物語。
TVシリーズ同様、ケミーを捜す宝太郎達の様子から始まり、そこから「ギーツ」 の面々と共演を果たす展開。
お馴染みの面々もこの通り登場!
でも、加治木や冥黒の三姉妹は出て来ません。
珠美と風雅も登場し、宝太郎とりんね、それぞれの親子の絆も感じられるシーンもありました。
やはり「ガッチャード」は親子の絆もテーマの1つ!
演じる南野陽子さんの中の人ネタで珠美がスケバン刑事みたいな動作を見せるシーンがウケました(笑)
「ギーツ」の面々もこの通り登場!
やはりクロスオーバー映画では両作品のライダー同士のタッグが1番の見所!
今作で注目すべきはタイクーン達がケミー化してしまう事。
3人がぬいぐるみのような姿になってしまい可愛らしかった!
そのぬいぐるみも商品化して欲しいです♪
宝太郎と景和、スパナと道長のタッグはとても合ってる気がしたし、スーパー戦隊シリーズのVS作品やプリキュアシリーズのオールスターズ映画同様に同じポジションや似たキャラ同士の共演も印象的ですね。
宝太郎の夢の世界で大物錬金術師になったり、スパナと錆丸と蓮華がいつもとは別人のような明るくハイテンションな様子で出て来たり、景和達も理想の夢を叶える様子が見られたりしたのもユニークでした。
そういう理想と現実の世界のギャップに悩まされる展開ってのは他の作品でもよく描かれますよね。
非現実に溺れてはいけないって事でしょう。
他にも英寿とりんねが赤いきつねと緑のたぬきを食べているなど所々で笑わせてくれました(笑)
良い宣伝です(^^;
今作の敵となるのがクロスウィザード。
現時点で出て来ているケミーの中で唯一の言葉を話し人間同様の意思を持つ魔法使いのケミー。
声を演じるのは高橋李依さん。
「まほプリ」でキュアミラクル・朝日奈みらい役を演じた事からその繋がりでしょう。
そんな彼が所有する5体のレベルナンバー10を捕獲するのが今作での目的の1つ。
ビートルクス役はKENN、テンフォートレス役は杉田智和さん、エクシードファイター役は天﨑滉平さん、リクシオン役は宮本 充さん、ゼグドラシル役は甲斐田 裕子さんとここでも声優陣が豪華!
「ひろプリ」の敵幹部の声優が2人もいるのは偶然?(^^;
で、これらのケミーは歴代ライダーがモチーフの様子。
ビートルクスはカブト、テンフォートレスはキバとビルド、エクシードファイターはフォーゼ、リクシオンはセイバー、ゼグドラシルは鎧武、クロスウィザードはウィザードっぽかったです。
それならホッパー1のモチーフは1号でしょうね(^^;
ケミーは本当、どれもユニークでここでも楽しませてくれました。
そして今作の黒幕が本宮泰風さん演じる釘宮リヒト調査官。
彼はTVシリーズの第11~15話にも登場し、第15話ではクロスウィザードと共に登場した事からその話が今作の前日譚。
TVシリーズでは謎の多い男だった彼がクロスウィザードを利用してウィザードマルガム、更にギーツキラーとなって襲い来る!
それを迎え撃つべくりんねもユニコンとザ・サンのライドケミーカードとアルケミスドライバーを使って仮面ライダーマジェードに変身!
そのお陰で彼女の勇姿も大スクリーンで拝む事が出来ました。
宝太郎は得たレベルナンバー10のケミーカードを使い仮面ライダースターガッチャードにパワーアップ!
ギーツもギーツⅨとなり共に最強フォームでギーツキラーに立ち向かうクライマックスはとても迫力がありかっこ良かった!
主演者である宝太郎役の本島純政さんと英寿役の簡 秀吉さんのインタビュー。
それぞれの主役を熱演した事への熱意を感じます。
やはり仮面ライダー作品への主演は今やブレイクのきっかけと言えるでしょう!
りんね役の松本麗世さん、景和役の佐藤瑠雅さん、スパナ役の藤林泰也さんそれぞれのインタビュー。
仮面ライダーシリーズに於いて彼らの様なサブキャラも物語を支える重要な存在だし、それを演じられる事も誇りでしょう。
りんねは今作で仮面ライダーに初変身だし松本さんにとっては貴重な作品にもなった様子。
ギーツケミーとの写真が可愛い♪
今作の6大ライダー!
ヴァルバラドだけ仮面ライダーじゃないけど
それでも決まってます!
祢音役の星乃夢奈さん、道長役の杢代和人さん、クロスウィザード役の高橋李依さん、ギーツケミー役の白上フブキさんのインタビュー。
杢代さんは10月のイナズマロックフェスで生で観ました。
近年のライダー作品は声優も豪華!
山口監督のインタビュー。
彼が冬の映画版の監督を務めるのは「平成ジェネレーションズFOREVER」以来5年ぶり。
かなり力を込めて作ったように感じさせられました。
今後も東映特撮作品の監督をどんどん務めて欲しいです。
尚、「ギーツ」以前の歴代ライダーの登場は無し。
前作では「龍騎」の面々がゲスト出演したので今作でも期待してたのに少々残念。
どうせなら来月公開の新作にちなんで「ファイズ」の面々に出て来てもらいたかったです。
しかし、釘宮はTVシリーズにも出て来てる事から今後もまた出て来そうな気がします。
前作も「ギーツ」の後の第34話とリンクしてたし今作もあり得そうです。
マジェード以外の新ライダーの先行登場も無く、今後の新展開を示唆するような場面もありませんでした。
ラストの英寿とギーツケミーの絆に感動しました!
「電王」での良太郎とモモタロス、「キバ」での渡とキバットバットⅢ世、「W」での翔太郎とフィリップ、「ドライブ」での進ノ介とベルトさん、「ゴースト」でのタケルとユルセン、「リバイス」での一輝とバイスのように主役とその相棒の絆ってのもシリーズに於いて大切なものですね!
夏の映画版に続きここでもぬりえコンテストの結果発表を掲載。
どちらもとても綺麗に上手く塗れててまるで芸術作品!
実際にぬいぐるみにしてゲーセンのプライズ品として出して欲しいです♪
毎回、お馴染みの公開記念スタンプを押すページ。
今回も忘れず押しました!
来月の超英雄祭は行きたいけど諦めます。
東映特撮ファンクラブも配信作品続々!
ギーツエクストラ第3弾はニラムが主役の「仮面ライダーゲイザー」!
またDVD化を待ちます!
来月2日(金)からは「ファイズ」、3月8日(金)からは「ギーツ」の新作Vシネクストが期間限定上映!
どちらも必ず観に行きます!
20年ぶりの「ファイズ」は超楽しみ!
後日談を描いた「ギーツ」はバッファがパワーアップするのに注目!
スーパー戦隊の方も「デカレンジャー」の新作を初夏に控えてるしどちらのシリーズも今後もそう過去の人気作の新作をどんどんやって欲しいですね!
やっぱり仮面ライダーは日本一の特撮ヒーロー!!
「ガッチャード」と「ブンブンジャー」の夏の映画版2本立ても期待してます!