今月10日(日)の夜にレンタルDVDで借りて観た『仮面ライダーギーツ』のスピンオフ2作の感想です。

 

 

まずは

『ギーツエクストラ 仮面ライダータイクーンmeets仮面ライダーシノビ』。

 

「ジオウ」に登場した仮面ライダーシノビ・神蔵 蓮太郎を主役とした作品の第2弾。

 

今年6月に東映特撮ファンクラブに配信された作品をDVD化。

 

監督とアクション監督は坂本浩一さん。

 

脚本は金子 香緒里さん。

 

異世界の忍者ライダーの力を欲する虹蛇の総帥・天草四郎時貞によって姉の沙羅共々シノビの世界へと引きずり込まれた景和はそこで出会った蓮太郎と共に捕らわれた紅芭と沙羅を救い出し四郎の野望を阻止すべく立ち向かうと言う物語。

 

まさか4年ぶりに「シノビ」の新作が観られるとは驚きでした。

 

蓮太郎役の多和田 任益さんを始め前作のオリジナルキャストも再集結!

 

その「シノビ」の面々と沙羅と景和の桜井姉弟が共演!

 

蓮太郎と景和のコンビが印象的!

 

沙羅も意外と活躍してくれました。

 

最大の見所は5大忍者仮面ライダーの共闘!

 

「エグゼイド」の映画版より仮面ライダー風魔と「セイバー」より仮面ライダー剣斬も登場!

 

剣斬は声だけですがオリジナルキャストの富樫慧士さんが演じてました。

 

更に元祖・忍者ライダーの仮面ライダーZX・村雨 良も登場!

 

オリジナルキャストの菅田 俊さんがビルゴルディ…じゃなく(笑)、「仮面ライダー大戦」以来9年ぶりに良役を熱演!

 

変身ポーズが見られたのは勿論、ZXの戦闘シーンも拝めて往年ファン感激!

 

そんなZXが中心となり5大忍者ライダーが敵に立ち向かうクライマックスは最高にかっこ良かった!

 

「ドラゴンロード」も戦闘シーンのBGMに流れてより良い感じでした♪

 

でも、まだ続くような中途半端な終わり方。

 

ラストに鈴木 福さんがジーン役でなく本人役で登場して「シノビ」をテレビで観ているところで終了し、劇中劇だったようにも思えてユニークでした(^^;

 

もう1つは

『ギーツエクストラ 仮面ライダーパンクジャック』。

 

今年の5月に東映特撮ファンクラブで配信。

 

仮面ライダーパンクジャック・晴家ウィンが主人公。

 

これも監督とアクション監督は坂本浩一さん。

 

脚本は高橋悠也さん。

 

ロックバンド“ウェザーハーツ”のメンバーとして活動していたウィンはバンド活動から離れ借金を抱えていたところ、DGPのスポンサーの会長である祖父の手引きでDGPの運営スタッフとして働き出し、その後に仮面ライダーパンクジャックとしてDGPに参加するようになり、リタイアを経てニラムの協力で復活を果たすまでの経緯を描く物語。

 

終始ウィンの視点から描いた「ギーツ」のサイドストーリーです。

 

彼の過去、パンクジャック誕生、復活の経緯などTVシリーズでは明かされなかった点がここで明かされました。

 

DGPの運営スタッフがどのような仕事をしているのかやDGPの更なる意外なルールなども明かされて、今作を観てより「ギーツ」の世界が面白くなった気がしました。

 

バンドマン時代のウィンがかっこ良かった!

 

今作だけの仮面ライダーとしてルールを取り締まる警備隊ライダーと仮面ライダーブッチーが登場。

 

警備隊ライダーは過去作のライオトルーパーや黒影みたいな量産型ライダー。

 

それに変身する1人である警備隊の隊長・真島一樹役を演じるのは「ゴセイジャー」でゴセイブルー・ハイド役を演じた小野健斗さん。

 

ブッチーに変身するのは二葉 要さん演じる、ウィンの元・バンド仲間の雨宮ヒロキ。

 

どちらもウィンの引き立て役って感じです。

 

過去のスーパー戦隊俳優の出演は嬉しいです♪

 

そういや祢音の父の鞍馬光聖役の笠原紳司さんは「タイムレンジャー」でタイムファイヤー・滝沢直人役を演じてたんですね。

 

豪徳寺 武役の金城大和さんは「キョウリュウジャー」でキョウリュウブルー・有働ノブハル役を演じてたし「ギーツ」は戦隊OBが多い!

 

英寿やツムリ、道長、ギロリ、ニラムなどTVシリーズのメインキャラ達も登場。

 

ウィンの男らしさを感じる事も出来たとても見応えのあるスピンオフ作品でした♪

 

こういうサイドストーリーがあると本作もより面白くなるので今後もどんどんやって欲しいです!

 

やはり歴代ライダーとのコラボを望みます!