もしゅだきを始めてから明日でちょうど1年。

ようやく編の終結です。


ここまでずっとお読みいただき、ありがとうございました。


次回以降は、逝去後に起きる、認知症の父私(と夫と娘)の記録が中心となります。


波乱万丈の2022年の回想録。

もうしばらくお付き合いいただけますと嬉しいです!


もしもずっとお読みいただいている方がいらっしゃれば、感想などお聞かせいただけたらとても嬉しいですにっこり




   

 

 

 

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どうしても母を思い出す病院


いろんな手続に終われ、役所や銀行や携帯ショップなどに行きつつ、生命保険の受取(受取人は父)のための証明書作成を依頼するために病院に行く必要もあった。


母の検査や診察も、


抗がん剤の入院中の荷物の受け渡しも、

母が緊急に入院することになった日も、


退院まで持たないかもと言われた母が退院した日も、


父の認知症の診察も、


母の育ての祖父も、私が小学生の頃に入院してた病院


何回通ったかわからないほど来たが、母が亡くなってからここに一人で来るのはなかなか心がえぐられた


だって数週間前までは、私の隣には母がいて、

院内のカフェで軽食食べてしゃべって、コンビニまで歩いて、と何度もしていたんだから。

どうしてもそのときのことを思い出して、マスクの下は涙。



そういえば介護認定って…


銀行の手続と同じように、保険会社の書類も会社によって様々。



しかも母は、腫瘍内科、血液内科、消化器内科、などいろんな科をまたがっていて、外来の主治医と入院中の主治医が違ったりで、手続がかなり煩雑だった。


窓口で受付する側としても厄介パターンだったようで「昨日お支払いいただいた手数料、2通分いただきましたが1通でよかったみたいで返金したい」と謝罪の電話があり、呼び出されたこともあった。



そんなこんなで何度も病院に行く中で思い出すことは、

「そういえば。母の介護認定、いつおりるんだ?」だった。



母が息を引き取る18時間くらい前にした介護認定の調査。


介護認定申請をしたのは、1週間前




通常1ヶ月半ほどで結果がわかるとのことだったが、途中「"病院が作成する証明書が未着のため"まだ審査できていない」、という経過報告の文書が10月末に届いた(要求もしてないのに)。


病院に行くたびに「介護認定の証明書はちゃんと進んでるのか?」と思い浮かび、でもそんな確認は私がすべき事ではないので、心でかき消した。



そして、ようやく認定結果が届いたのは

12月上旬だったと思う。

正直申請したことすら忘れてたよ、もう。


結果は「要介護5」真顔




意志疎通もままならず、寝たきり、起きられない。

「要介護4」以上があるんだ、とこのときに初めて知った。



介護認定を申請する2日前は鰻を食べ、階段を上がり下りしていたのに。

なんでこんなことになってるんだろう。


2022年9月から2023年8月までの認定。

本人死んでるのに、来年までって変なの。


未来の日付までの認定なのに宛名は「遺族宛」

いいんだけどね、別に。その通り、死んでるんだからさ。




そして思ったことは、ただでさえ判断(医師の診断)が遅かったのに、死んだ人の証明書はさらに後回しなんだな、という病院への不信感だった。





1月初旬 娘を出産

1月初旬 母不調の始まり

2月から 母ほぼ動けず

4月  食道がんステージ4B診断、抗がん剤開始

7月 黄疸発症

8月 免疫療法切り替え

9月上旬 逝去


早かった。早すぎたよ。



人間って、本当にいつ何が起こるかわからない。

だからこそ毎日を全力で悔いのないように生きたい。


それ以外にも、母が教えてくれたことはたくさんある。

母の死を無駄にしないように、新しい生活を楽しむ


それが、今わたしにできること。 



ガーベラガーベラガーベラ

明日は1月20日。

実は、ちょうど1年前の1月20日は、父がいま入所しているグループホームの入所日でした。


私たち家族の新たな一歩の日に、もしゅだきを始めました。


次回からは父編をメインに更新します。

ガーベラガーベラガーベラ


  


私の経験談が、プレジデントオンラインに掲載されました。

 

このもしゅだきではまだ更新されていない、母の亡くなったあとの父のことも触れています。

 

「もしゅだきの更新が遅すぎるから待てない」

「いままでの経緯をざっと知りたい」

そんな方におすすめです合格

 

介護に携わる方、育児に翻弄されている方たちにとって、少しでもお役に立てますようににっこり

 

 

 

 

 

 




 

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