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2026年1月の話です。


【現在】が、現在じゃなりつつあるほどに間が空いてしまいました昇天

春は毎年、いつも以上に滞りがちです真顔カメ


繁忙期終わったので再開しますびっくりマーク

一気に書き上げますメモ





大丈夫だよ、1人で来るから


3年半ぶりの大学病院の診察の日病院

採血して、1時間待たされて診察して検査内容を決めるかもしれない。

はたまた、検査日の予約を取って終わりかもしれない。

どうなるかわからないので、私も夫も仕事を休んだ。


ホームに迎えに行くと、父はすんなり出てきた。

スタッフさんが車に乗るまで付き添ってくれ、車が見えなくなるまで手を振ってくれていた。


大きい病気が見つかったら、即入院になったら…

不安しかなかったが、こうしていつも見守ってくれている人がいる。

それだけで気持ちが救われた悲しい



病院に着くと、父が「かばん持つよ」と私の手助けをしようとする。

父は、外出するのも半年ぶりなのもわかっていない。

いつまでも私は幼い娘で、父自身は元気だと思い込んでいる。

「大丈夫だよ軽いから。そこ座ってて」と診察受付する。



父が老健に入る直前に来た以来のフロアダウン

母が亡くなる5日前に緊急入院したフロア。


何も感じていない父に「良かったね、今日の診察、M先生だよ」と平然を装うが、2022年がフラッシュバックして涙がこみあげてくる。

このフロアには縁があるんだな。強めたくもない縁が。


母が頼み込んで父の手術の出頭医になっていただき、食道がんの父を救ったM先生。

そんな母も食道がんになった。母はもういない。



診察室の前に腰かけると、5分もしないうちに父の番号が表示された。


医師「ゲンさん、ひさしぶりだねぇーー元気してる?」

ゲン「おかげさまで!」

医師「手術からは9年か…もうそんなに経つのかぁ。体型変わってないね。ちゃんとご飯も食べられてる?」

ゲン「はい!」

医師「それはいいことだ。で、今日は?」


父がきょとんとして私に振り返る。


アキ「年末から食後に何度か嘔吐しているようで。指を入れて出したりもしているようで」

医師「んー、9年経つからねぇ。年齢で飲み込みづらくなってるか、新たな癌が…うーん、でも食べ方な気がするけどな。検査したほうが安心ってことね」

アキ「はい」


「本当は〇〇の検査をやりたいんだけど2ヶ月先まで取れないんだよなぁ。

嘔吐始まって1ヶ月近くか…とりあえず急ぎで内視鏡検査かな。」

PCを見ながらつぶやくM先生。

別日だよねー、そうだよねー。。。また繁忙期に休み取るのか…と遠い目になる私真顔


医師「おうち近いんだっけ?」

ゲン「はい、すぐです」

アキ「いや、いまグループホームに住んでます」

父の中で、ホームに住んでることがリセットされてる。やばい真顔(ある意味想定内)


医師「あ、そっかそっか。急ぎだとねー、明日はどう?」

ゲン「大丈夫です」

医師「じゃ明日の…えーと、時間は」

アキ「いや、ちょっと待って。明日は来れない、そんな急には無理だって」

ゲン「大丈夫だよ、僕1人で車で来るから


はい、でた真顔!!

1人で来れないし、免許失効してる(←させた)って。

何が大丈夫なんだよ。


「そっか、そりゃそうだ(笑)お嬢さん仕事あるもんね、いつ来れそう?」

と医師に笑われた。


結局、1週間後に検査することになった。

1日目は病院滞在10分のために、夫と私が丸一日休みをとるというなんともタイパの悪い日となった真顔



記憶のリセット


待機していた夫の運転でホームに向かうと、家に帰る道じゃないことに早くも気がついたのだろう。

「なぁ、どこ行くんだ?」と話しかけてきた車


「大丈夫、大丈夫。ねぇ左見て、こんなお店あったっけー」と全く別の話題を提供して気を紛らわせる。

私だって、だてに認知症の父の相手をしてきていない。


ホームの入口に着き、インターホンでスタッフを呼びに行く。

降りる寸前に「ここどこだ?ん?介護老人?なんだ?俺をだまして施設に入れるのか?!」とまくし立てられた。


ちょうどお昼時間でお忙しいのだろう、スタッフがなかなか降りてこない。

と言っても、正味3分ほどだったと思う


顔見知りのHさんと車に戻ると「なになに?ここどこ?」と混乱する父。

「ゲンさんおかえりなさい。病院おつかれさまでした!昼ご飯食べてないからお腹すいたでしょう!行こう行こう」とHさんがエレベーターに誘導する。


父はHさんをわかっているのか、いないのか。

3年も一緒に過ごしているスタッフさんの顔を覚えていないかもしれない。


「今日ここに泊まるの?」

「いつ迎えに来るんだ?」

と、エレベーターの中で私に質問攻めにする父に、

「喉がつかえちゃうの、お医者さんに診てもらえてよかったね」とうまく話を変えるHさん。

感謝しかない…合格


入居フロアに着き「手洗ってお部屋で待っててね。すぐご飯出たら呼びますから」と声をかけられると、「うん、わかったよ」と入口横の洗面台で手を洗い、私のことを振り返ることもなく居室に歩く後ろ姿を見て、拍子抜けしたあんぐり



建物から出ることがほぼないので外観を認識していないのか、

玄関前に車が到着して、施設の表札を見た瞬間に激怒。

でもフロアに戻れば、穏やかな父に戻った。

認知症って不思議だ。


スタッフが降りてくるまでのわずかな間、困惑し激怒する父と一緒に車に残された夫。

「20分くらいに感じた。もうこりごり。はぁーつっかれたーーー」と疲れ切っていた泣き笑い


ユイチ、ごめん泣き笑いおつかれさまでした。



  

 

 

 

私の経験談が、毎日新聞やプレジデントオンラインに掲載さつれました。

 

このもしゅだきではまだ更新されていない、母の亡くなったあとの父のことも触れています。

 

「いままでの経緯をざっと知りたい」

「親の介護なんてまだ先」

そう思っている方におすすめです合格

 

介護に携わる方、育児に翻弄されている方たちにとって、少しでもお役に立てますようににっこり


 

 




 

 

 

 

 

 

 

 

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