昨年9月にステージ4の胃癌が見つかり、10月に手術。
その後、2ヶ月の入院、4ヶ月の介護老人保険施設でのリハビリを経て、4月に自宅に戻ってきました。
8月初めには1人で2kmほど歩けるようになったんだよね。
要介護認定5からの奇跡の復活を喜んでましたが、8月下旬から体調が悪くなり、9月6日に再入院…
体重は20㎏以下になり、体力がないため、手術どころか検査を受ける体力がない…
意識不明になり覚悟をしたことも…
何も食べられないため、3ヶ月間点滴だけの入院生活…
主治医から11/30(土)あるいは12/1(日)が最後の面会になると告げられました…
おばあちゃんはそれから1週間がんばってくれました。
12/6(金)は意識もはっきりしていて、会話ができる状態だったんだよね。
12/7(土)の面会時は、こちらの言葉は理解でき、言葉を返そうとするも声にならず…
12/8(日)午前は病院に入った時は意識がありませんでしたが、途中で意識が戻る。
こちらの言葉に頭を少しだけ動かしてくれました。
声にはなりませんでしたが、「ありがとう」と口を動かしているのがわかりました。
正午前に一度帰宅するも15時半過ぎに病院から危篤の電話が…
子供2人が病院に駆けつけた7時過ぎに脈波も呼吸も急降下…
みんなが来たことがわかり安心したのでしょう。
徐々に脈も呼吸も弱くなる…
心電図モニターの脈と呼吸が断続的にゼロになるも息を吹き返す。
心臓が強いおばあちゃんでしたが、20時25分頃に息が絶える…
ドクターの最終確認により12月8日(日)20時33分に永眠…(涙)
九州にいる娘は間に合いませんでしたが、他の家族は最後に立ち会うことができました。
検査も手術もできない状態だったので、この日がくる覚悟はできていたものの深い悲しみに包まれる…
月曜日に通夜、火曜日に葬儀・告別式、火葬、還骨法要。
生前のおばあちゃんから聞いてた要望に沿って進める。
棺の中には着物、朱印帳、写真などを添える。
8年前に父親が他界して以来の喪主を務めましたが、歳を重ね涙腺が緩くなったのか、喪主の挨拶時に涙を我慢できず…
娘の成人式の晴れ姿を見ることを楽しみにしていたので、ひたすら回復することを願ってましたが、残念ながらその願いは叶わず… (T_T)
それを知っている娘は死に目にあえなかったこともあり号泣…
通夜から還骨法要まで泣き続ける…
8年前に父親を膵臓癌で亡くした時と同じ深い悲しみ…
家族への愛情が深いほど悲しみも深くなる…
一緒に暮らして12年になりますが、本当の家族のように大きな愛情で接してくれました。
おばあちゃんの教えを胸に刻み、残された家族一同支えあいながら暮らしていかねば。
とても小さなおばあちゃんでしたが、心の器はとても大きいおばあちゃんだった。
おばあちゃん、たくさんの愛をありがとう。
本日、初七日法要が終わりました。
少しずつですが、落ち着きを取り戻しています。
生前のおばあちゃんへのお気遣いありがとうございました。