私だって遊びたーい!離乳食でプチ育児ノイローゼ | アスペルガー症候群の娘が妊娠しました 〜回想録です

アスペルガー症候群の娘が妊娠しました 〜回想録です

大学生シンママになったアスペルガー症候群の娘。

妊娠から出産、出産から今までの育児。
その間の相手家族とのやり取りなど、
周りの人にはあまり話せない事が沢山。

“王様の耳はロバの耳” 的な回想録になりますが、
ツラツラと綴らせていただきます。

主な登場人物:仮名です
  亜香里:アスペルガー長女(当時 大学2年生)
  優ちゃん:亜香里の娘(当時 0歳5ヶ月)
  絢香:次女(当時 大学1年生)
  和樹:私の旦那
  シュン:亜香里を妊娠させた子(当時 浪人2年生)
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「1年待って」と言うシュンの母親。

いつか、
養育費の話し合いが出来る日が来るのか?
それすら疑がわしいところだが、


とりあえず、その ”いつか” の為に、
優ちゃんの養育に掛かる費用を、集計しておくことにした。



そして、シュンは、

遠く離れた広島で、一人暮らしを始めた。


テレビ等で何度か放映された
“偏差値28の学生が早稲田大学に合格。
成績最下位の学生が、同志社大学に現役合格”  
という塾に通うことにした為だ。



優ちゃんの育児は
再び私達だけでする事になり、

シュンの家との関わりがまた暫く消えて、
私の気持ちが掻き乱される事も無くなった。



亜香里が大学に行く日は、
私が優ちゃんの育児を担当するので、

亜香里が一人で育児をするのは
水曜と土曜の週2日。


日曜日は和樹も加わって、3人で育児。


ママ1年生の亜香里にとっては、
丁度良い育児割合だ。



…が、
大学に花火がやって来た。



となると 
殆ど毎日、亜香里が一人で優ちゃんの世話をし、私は仕事に行くことになる。




離乳食も始まった。

当然、上手に食べてくれない…



頑張って作ったのに、
一口しか食べてくれない上に、

グチャグチャご飯を混ぜた手を
 ペッ!ペッ!  と振り払う。



辺り一面が
グッチョグチョのベットベトに…



魚料理なんてした日には
魚臭いブツブツが、部屋中に飛び散る…!

そして、
全身魚塗れのまま、抱き着いてくるーーー!

キィイイイィィィ…‼︎


育児ノイローゼの 一歩手前〜〜




ふと、窓の外に目をやると、
外は
カンカン照りの プール日和!浮き輪晴れ

Twitterには、リア充してる同級生達。


いいなぁ…
遊びに行きたいなぁ…


でも、お金ないし、
優ちゃんにお金掛かってるから
これ以上、ママ達にお小遣いせびりたくないし…


そんな事を亜香里は毎日呟くようになり、
バイトすると言い始めた。



優ちゃんとの時間を削って
バイトするなんて…と私は思ったが、

育児ノイローゼになっても困る。


それに、
一度言い出したら、聞かないアスペルガー。

私の出勤日がまた減るけど、まぁ仕方ない。
「良いんじゃない?」と承諾した。



丁度、絢香もバイトを考え始めていたので、
2人で一緒に応募した。

塾の講師。



塾ってブラックですね〜
時給は良いけど、それは授業時間の分だけ。

家で添削したり問題プリント作成、予習に掛ける時間を考えると、ものすごく安い賃金。

しかも、新人なのに受験生を受け持たされ、
全て、丸投げ。


ぶつぶつ 文句を言いつつも、
絢香は個別講師に、
亜香里はグループ講師に、それぞれ向いていた。


そして、2人ともモテる。


スッカリ、活き活きしてきた亜香里。

その勢いに乗り、
久しぶりに亜香里はデートに出掛けた。


…が、何故か相手は、
度々デートに誘って来ていた シュン。


「何で、そんなにモテるのに シュンなの?」

いずれ、アザラシ君(過去記事)みたいな、まともな人と結婚して欲しい。と、願っている私からすると、
亜香里がシュンとデートに行くのは考えものだった。

私がそう聞くと、


「優ちゃんがいるから、
  新たな恋愛は面倒臭くて嫌」なんだと。



優ちゃんを連れて行く訳じゃないし、
まぁ、良いか…。


亜香里は
ルンルン嬉しそうに出掛けて行った。



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※大筋の記事はこちらです。

最初の記事。
アスペルガー長女が妊娠した

長女 亜香里が堕胎を考え始めた出来事。

長女 亜香里が赤ちゃんを産む事を決めた出来事。


亜香里がシュンと別れた。

認知と養育費



※オマケ
次女 絢香の一般入試対策と試験結果

次女 絢香のセンター試験自己採点

次女 絢香がやった、センター試験攻略の為の勉強法。