司法書士に相談。戸籍謄本の認知欄にシュン パパの名前 | アスペルガー症候群の娘が妊娠しました 〜回想録です

アスペルガー症候群の娘が妊娠しました 〜回想録です

大学生シンママになったアスペルガー症候群の娘。

妊娠から出産、出産から今までの育児。
その間の相手家族とのやり取りなど、
周りの人にはあまり話せない事が沢山。

“王様の耳はロバの耳” 的な回想録になりますが、
ツラツラと綴らせていただきます。

登場人物:仮名です

  長女:亜香里(当時 大学3年生)

  長女の娘:優(当時 15ヶ月)

  次女:絢香(当時 大学2年生)

  旦那:和樹

  優の父親:シュン(当時 浪人3年生)

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2018年5月中旬


暫く様子を見ていたが、
やはり、4月を過ぎても
シュンの親からは何の連絡も来ない。


優ちゃんの将来の保障。という観点で考えたら、今後、シュンとシュンの両親に対して
どうしていくのが良いのか? 

いよいよ
司法書士の先生に、相談する事にした。



なぜ弁護士じゃなくて司法書士かというと、

仕事でお世話になっている先生の中に
弁護士さんがいなかったのと、
もしかしたら、公正証書の作成だけで済む事かもしれないとも思ったからだ。



仕事終わりの時間に優ちゃんも連れて、
私と亜香里、和樹と先生の5人で、夕食を取りながら話していった。


話しが伝わりやすいように、今までの経緯を
時系列でまとめた文書を見てもらいながら
先生に説明していくと、


先生が顔を上げて言った。
「彼のお爺さんは、市議会議員ですか⁈」

うんうん。私達は頷いた。



更に説明を続けて行くと、
「う〜〜ん…彼のお母さんも良くない。
  彼よりも、まずこの人達が
  もっと良識ある態度を取るべきだ」

うんうん。また私達は揃って頷いた。



先生は、
・シュンとは結婚しない
・シュンは無職で無収入

「この2つが前提にあるのなら
  彼の両親に養育費の請求が出来るだろうし、
  亜香里さんと優ちゃんの為にも、
  そうするのが良いんじゃないでしょうかね。

  私の娘達は奥さんの連れ子なんですが、
  娘達が成人するまで、元の旦那さんはずっと
  養育費を送ってくれてましたよ」


と、自分の家庭の事を例に挙げてアドバイスしてくれたが、
「自分の専門分野ではないので」と、知り合いの弁護士さんを紹介してくれた。


また、 ”認知” がちゃんとされているか、
謄本を取って確認するようにも教えてくれた。



シュンが「認知手続き完了しました!」と
LINEしてきていたので、私達はただそれを鵜呑みにしていたのだ。



翌日、市役所で戸籍謄本を取って
確認したところ、


優ちゃんの名前の下に
【父】シュンの名前

身分事項の中には、“認知” の欄が設けられ
【認知日】平成30年4月27日
【認知者氏名】シュンの名前
【認知者の戸籍】シュンの本籍地と
                            シュン パパの名前
【送付を受けた日】平成30年5月7日
【受理者】神奈川県〇〇市〇〇〇区長


と、ちゃんと認知されていてホッとしたのと、
一人でもちゃんと役所に手続きしに行ってくれていたシュンに、
「ありがとう」と感謝した。


これで、次のステップに進める。



それにしても、シュン パパの名前も記載されるとは思っていなかったので、少々驚いた。


確かに、シュンの戸籍の筆頭者は父親だから
当然と言えばそうなのだが…。


なんだか、自分の知らない内に勝手に自分の名前が他の人の戸籍謄本に記載されただなんて、
シュンの父親を少し気の毒に思った。


でもまぁ、
話し合いをしようともしない、この人達自身に問題があるんだから仕方ない。



今回、思い切って
司法書士の先生に相談してみて良かった。


第三者の視点から客観的に見てもらっても、

亜香里の為にも優ちゃんの為にも
やはり、シュンとシュンの両親から
養育費を貰うようにした方が良いと言われて

私達が独り善がりな事を言っていた訳ではないんだと、安心出来たから。


もし先生から、
「それは、我慢するのが一番ですよ」と、
軽くあしらわれていたら、

とても、ガッカリしていただろう。



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※大筋の記事はこちらです。

最初の記事。
アスペルガー長女が妊娠した

長女 亜香里が堕胎を考え始めた出来事。

長女 亜香里が赤ちゃんを産む事を決めた出来事。


亜香里がシュンと別れた。

認知と養育費



※オマケ
次女 絢香の一般入試対策と試験結果

次女 絢香のセンター試験自己採点

次女 絢香がやった、センター試験攻略の為の勉強法。