娘達の頑張ってる姿が嬉しい。親バカっぷり満載 | アスペルガー症候群の娘が妊娠しました 〜回想録です

アスペルガー症候群の娘が妊娠しました 〜回想録です

大学生シンママになったアスペルガー症候群の娘。

妊娠から出産、出産から今までの育児。
その間の相手家族とのやり取りなど、
周りの人にはあまり話せない事が沢山。

“王様の耳はロバの耳” 的な回想録になりますが、
ツラツラと綴らせていただきます。

亜香里は大きくなったお腹を抱えながらも
頑張って通学していたが、


マタニティマークに気付いてもらえないのか
気付いても無視されるのか、

優先席の直ぐ側にいても
殆ど席を譲って貰えず、

往復で約2時間 揺られる満員電車を
ずっと立ちっぱなしでいるので、


12月から
特に臨月に突入してからは、

妊娠中毒症の兆候が見られると
診断されてしまった事もあり、

無理せずに休むようにしていった。




本来 順調なら、
赤ちゃんの大きさも
臨月でググっと大きくなるところなのに、
つわり症状が復活した事もあって

妊婦健診で先生から
「若干伸びが少ない」と言われてしまった。


が、亜香里的にはそう言われた事が
心に刺さったようで、
胎動で少し入っていた母性のスイッチが
完全にONになってくれた!!


「あと2週間。
  あまり食べたくないけど
  頑張って栄養を摂らないと…」と、
赤ちゃんの成長を気にし始めてくれた。


アスペルガー症候群って、
スイッチの入るポイントがズレていて
理解するのが難しい…。

でも、母性が芽生えてくれて嬉しかった。


更に腰痛も酷くなってきた。
トコちゃんベルトに補助ベルトを追加して
お腹をしっかり支えていたが、

「腰から背中に掛けて痛い」と…。


「仰向けに寝ると、内臓が圧迫されて苦しいし
  横向きだと、肩や首 背中が辛い。

  真っ直ぐ、うつ伏せになりたい〜〜〜!」


という事で、
リビングのソファとソファの間を
少し開けて配置し、
お腹をその隙間にはめ込んで
2つのソファの上にうつ伏せに寝てたが、

空洞が寒くお腹が冷えるのと、
お腹の重みで腰が隙間に引っ張られ、
だんだん痛くなるらしい。


(そういえば、私も臨月は
  どこを向いても寝れなくて、辛かったなぁ。

  でもこの後、夜中の授乳で
  それこそ寝れない日が3ヶ月も続くから
  今のうちにしっかり
  睡眠を取っておいた方が良いのにね〜

  ふふふ…  )


20年前を思い出し、一人懐かしんでいた。



絢香は、12月に入ってから
学校でほぼ毎日9時まで残り
学校の友達と自主勉強。

いつでも質問を受けられるように
先生が何人も残っていてくれるので

家でするよりも効率的に勉強出来る。と
大勢の子達が残って勉強していた。


冬休みに入ってからは
学校で開催してくれるセンター試験対策
集中講座という冬季講習で

模擬テスト20回分程を受け、
出来なかった所を何度も何度もやり直し
埋めていった。


そのまま残って
夜まで勉強したいところだが、

冬休み中で学校が早く閉まってしまう為
夕方からは友達とファミレスか
塾の自習室で自主勉強。


とにかく、2人とも
それぞれの環境で良く頑張った。


と、親バカな私は
一生懸命に頑張る2人を見てて
素直に嬉しかった。



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※大筋の記事はこちらです。

最初の記事。
アスペルガー長女が妊娠した

長女 亜香里が堕胎を考え始めた出来事。

長女 亜香里が赤ちゃんを産む事を決めた出来事。


亜香里がシュンと別れた。