フュージョンやニューエイジを中心に生演奏特盛りでM3や配信サイトで頒布中です。
ときどきフリーで音声関係の音響エンジニアをやってます。
WEBラジオや公開録音・トークライブなどで活動させてもらっています。
いやぁ~!
最近は気になるハイレゾアニソンがドンドン出て困っちゃいますね!
あれもこれもハイレゾで!?
まさか、あのタイトルが!!
数年前は考えられなかった、本当に夢のような体験です。
現実なんだよ、これが!!
前置きはほどほどに…(前回プチ感想とか書いて、全然プチじゃなかった…)
では、楽曲紹介です。
楽曲名:TVアニメ「結城友奈は勇者である」エンディングテーマ「Aurora Days」
アーティスト:讃州中学勇者部(照井春佳、三森すずこ、内山夕実、黒沢ともよ、長妻樹里)

販売:e-onkyo/mora
フォーマット:96kHz/24bit FLAC/WAV
聴くだけでオンエア当時の心の動揺というか、涙腺崩壊級の切なさが蘇る「Aurora Days」
ついにハイレゾ版が配信開始されました。
OPと違ってなぜか配信まで期間が空きましたね…
本作品の劇伴は96kHzネイティブ制作による超高音質で記憶に新しいですが、「Aurora Days」も凄まじく音はいいです!
特にボーカルは思わず目を閉じて聴きたくなる、まるで今そこで歌ってくれている感覚を味わえます。
時間あたりの情報量、つまりは音の時間ごとの変移のなめらかさは96kHz/24bitの圧倒的なアドバンテージです。
高域は上まで伸びよくナチュラルに、低域は重心低く引き締まっています。
無理のない帯域の広がりにより、空気感も48kのそれを大きく凌駕しています。
ベースとドラムの中低音は厚みと存在感があり、それに壮大なストリングスが優しく溶け合っています。
ボーカルは、その圧倒的な情報量でもって繊細な情感の表現まで漏らさずに再現してくれます。
思わずスピーカーの左右の距離を離したくなる、もっと大きな部屋で聴きたくなる贅沢な音源といえるでしょう。
ヘッドフォンもいいですが、ぜひスピーカーで音量を上げて聴いてみてください。
いきなりですが、ここで一つ質問。
テレビオンエア時から「あれ?音が全体的に引っ込んでる?」と思った方いませんか?
ハイレゾ版は、オリジナルということもあって幾分緩和されていますが、最初は「え!?位相反転?!」と思うくらい不思議な感覚に陥りました。
位相がおかしいと音が引っ込んだような、ひっくり返ったような生理的に違和感を覚える音になるのです。
しかし、よくよく聴き込むとボーカルをとても大事にしており、伴奏は奥に引っ込んで包み込むようにミキシングされているのが分かります。
これは意図的な音づくりだと私は思いました。
以上です。
いかがでしたか?
これは私の主観的な感想ですので、全ての人に「このように感じられるはずだ」というモノではありません。
じっくりと聞き込み、確かに感じたことのみを記事にしています。
日々精進中の身ですので、一つの参考意見として捉えてもらえたらと思います。
ともあれ、ハイレゾ音楽の面白さが伝われば嬉しいです。
ハイレゾ再生は、対応ポータブルプレイヤーからはじまり、
ネットワーク対応のミニコンポ、専用ポータブルプレイヤー、対応AVアンプなどドンドン広がっています。
スマホにいくつか機材をくっつけることでそのクオリティーを手軽に楽しめるようにもなりました。対応スマホも続々発表されています。
パソコンにUSB-DACを付けてヘッドフォンやスピーカーで聴くというスタンダードな方法から、やはりオーディオはオーディオとして独立させたいという願いにも答えることができます。
ぜひ、音高音質音源の再生にチャレンジしてみてください!
音楽生活がもっと豊かに楽しくなることでしょう。
現在までのアニメ系ハイレゾ感想記事はこちら……
のうりん挿入歌「コードレス☆照れ☆PHONE」
「ガルパンED Enter Enter MISSION!と1PLDK」
「すぱそにっ♥(はぁと)」
「そにアニ オリジナルサウンドトラック」
「ハローグッバイ」歌:榊原ゆい
『「星刻の竜騎士」OP「聖剣なんていらない」/(榊原ゆい)』
『Anison Strings~弦楽四重奏で聴くランティスの歴史』
『僕らは今のなかで』『きっと青春が聞こえる』ラブライブ!
『「英雄伝説 閃の軌跡」サウンドトラック・オリジナルマスター』 前編・後編
『閃光の行方 「英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ」オープニングテーマ』
『軌跡 jdk アクースティックス』前編・後編
『Beyond the Sky (日本語版)』
『「英雄伝説 閃の軌跡II」サウンドトラック・オリジナルマスター』
『深窓音楽演奏会其ノ壱 』
『ソナタとインターリュード』
『UP↑ with Yuji Ohno & Lupintic Five』