どうも、ハイレゾ音楽制作サークルBeagle KickのサウンドPをやっております橋爪です。
フュージョンやニューエイジを中心に生演奏特盛りでM3や配信サイトで頒布中です。

ときどきフリーで音声関係の音響エンジニアをやってます。
WEBラジオや公開録音・トークライブなどで活動させてもらっています。

最近、オーディオライターとして活動を始めました。
アニソンオーディオvol.2などで執筆しています。


今回お届けするテーマは、ポータブルオーディオ!
普段、スピーカーで音楽を聴いている私は、いろいろ複雑な思いでいました。
『はたしてこのままでいいのだろうか?』と。
買って後悔をしたり損をしたと感じている人がいたら、それはとても不幸なこと。
悩める人の羅針盤になれたらと考え、この記事を書きました。

では、お読み下さい!
例によって「である調」でいきますw



『イヤフォン、ヘッドフォンを買替えたい!』
『いい音って何を基準に判断するの?』
『自分にとって好きな音って何だろう…』
『種類が多すぎてどれがいいのか分からない!』


こんな悩みを抱いている人は多いと思う。
かくいう私もオーディオの“オ”の字も知らない頃は、とりあえずお店に置いてある
・買えそうな値段
・ダサくないデザイン
・よく耳にするメーカー
の製品を求めていたものだ。

私は、明らかにここ数年でリスナーの様子が変わってきたように思う。
電車内では高級そうなヘッドフォンやオシャレなイヤフォンを身につけている若者が増えたし、家電量販店ではポータブルプレイヤーのコーナーは拡大するばかりだ。

実際のところ、どれほど売れているのか気になって調べてみたら本当に驚いた。
JEITAの民生用機器主要品目国内出荷実績(2014年)によると、ポータブルプレイヤーは年間で100万4千台も売れている。もちろん、100万台の中にスマホは入っていない。
一方、秋葉原で行われたPORTABLE AUDIO FESTIVAL、通称ポタフェスでもその勢いは顕著に現れている。
2012年開催の第2回は来場者数4000人だったのが、2014年開催の第6回では35000人を超え、わずか2年で約9倍もの人々が押し寄せる一大イベントとなった。(開催場所は同一、2日間の日程における延べ人数)。
そう、みんな本当にポータブル機器で音楽を聴くのが好きなのだ。

なるほど、冒頭で挙げた「いい音で聴きたい」「自分の好きな音を選びたい」というニーズが高まるのもうなずける。
しかし、ここで問題にぶつかる。「いい音」「好きな音」っていったいどんな音なのかと。

ここで結論から言ってしまおう。

「いい音」「好きな音」に正解はない!

十人十色という便利な言葉があって、その人その人の判断で選んでもらえればなんら問題は無いのだ。



しかし、これでは記事タイトルに偽りありだ。
そこでこの橋爪が、とりだべ流として一つの見解を示そうではないか!(大げさ)

『自分にとって正しい音を一つ決め(知って)、それを基準にいい音(好きな音)を探す』

これがとりだべ流だ。

いきなり「正しい音」と言われても何のことか分からないと思う。
とりだべでは「正しい音」を以下のように定義したい。

正しい音 = 音楽ソースに込められた本来の音、音楽制作現場でプロが聴いている音

これを読んで、すぐにピンとくる人はヘッドフォンを幅広く見ている通な方だと思う。
そう、この世には正しい音を聴くため専用のヘッドフォンがあるのだ。

モニターヘッドフォン
……という分類をご存じだろうか。

音楽制作現場で選ばれることが多いヘッドフォンのカテゴリーがコレだ。
音楽を作る上で、録音・ミックス・マスタリングの過程では特にこのモニター指向のヘッドフォンやスピーカーが使用される。

モニターヘッドフォンの音の傾向は、癖や味付けが無く、帯域バランスがフラットで、一つ一つの音をチェックする(判断する)ために特化している。
反面、音楽を聴いて楽しむためのヘッドフォンとしては「味気ない」「地味」という感想を持つ人も少なくないようだ。

先ほど、定義した“正しい音”を聴くためには、音楽制作現場でプロが聴いている音に近い環境で聴く必要がある。
ならプロが使っているヘッドフォンを直接聴いてみようじゃないかという至極簡単な理屈だ。

では、具体的に自分の好きな音・自分にとってのいい音を探す流れを解説していこう。
例として、家電量販店かオーディオ専門店での試聴を考えてみた。

①.普段よく聴く音楽を携帯プレイヤーに入れてお店に行く(スマホでもOK!)
②.お店のモニターヘッドフォンコーナーにあるヘッドフォンで何曲か聴いてみる(参考機種は後述)
③.モニターヘッドフォンで聴いた音に不満があれば、その不満を整理する
④.不満を解消できるヘッドフォンやイヤフォンを試聴して探す


プレイヤーに転送しておく音源だが、個人的にはマスターにより近いハイレゾがオススメだ。ただし、対応するプレイヤー機器やアプリが必要。
もちろんCDからのリッピング音源でも構わない。ただし、取込み時の設定には注意して欲しい。
それは、ロスレス圧縮(Apple Lossless、ATRAC Advanced Lossless、FLAC)あるいは非圧縮(WAV)を選ぶこと。MP3やAACはファイルサイズが小さくて便利だが、圧縮時にどうしても音が変わってしまうからだ。情報が間引かれて原音には戻らないと思ってもらえればいい。
今回は、利便性よりも精度の高いチェックをお願いしたいところだ。

モニターヘッドフォンが近場のお店で聴けない方は、記事の最後に紹介する筆者お気に入りの機種を購入するのもありかもしれない。
あくまで私の好みのヘッドフォンということになるが、何かの参考にはなると思う。
(試聴しないで購入するのはリスキーなので、あくまで自己責任でお願いしたい


では、モニターヘッドフォンを聴いたときの不満といえば……
「低域にボリュームが欲しい」
「中域が甘く聴こえて欲しい」
「高域に華やかさが欲しい」
「音ヌケの良さが欲しい」

……他にも様々あるだろう。

逆にモニターヘッドフォンならではの癖が無く素直な音に惚れてしまう人もいる
情報量が多く違和感の少ない音なので、なんだか音楽本来の姿に近づけた気がしてワクワクする。
実は私がそうだ。

一度、正しい音を覚えた耳は、おそらくその本来の音から大幅に外れない範囲で個別の要望を満たした製品を選べるようになるだろう。

これはとても大切なことだと思う。
好きな音は人それぞれで構わないのだ。
その好きな音を否定したり馬鹿にしたりはできないし、するべきではない。
しかし、前半でも述べたように、

『自分にとって正しい音を一つ決め(知って)、それを基準にいい音(好きな音)を探す』

このとりだべ流をもう一度唱えたい。
クリエイターが込めた熱を可能な限りそのまま受け取り、かつ自分の好みの音を追求する。
その結果、大好きな音楽により近づいて楽しめるのだ。
(正しい音を知らないまま、いい音探し(好きな音探し)をすると重大なリスクがあると思っていて、これはまた別の機会に書けたらと思う)


最後になるが、私がオススメするモニターヘッドフォンを紹介しよう。

モニターヘッドフォンは数が多いので、私の経験から独断と偏見で厳選した4機種だ。
紹介しなかったからといってこれ以外のヘッドフォンがダメという訳ではない。
判断に悩んで何を信じればいいか分からなくなったとき、最後の決め手として参考にしてくれたら幸いだ。


※紹介の順番は価格の安い順 (サウンドハウス 3/2 現在の価格 すべて税抜き)

※試聴システム 店内と自宅で環境を統一するため、以下のシステムとした。
ハード:iPad mini Wi-Fiモデル 16GB MF432J/A
プレイヤーソフト:ONKYO HF Player
(USBカメラアダプターを介して、AT-HA30USB(USBヘッドフォンアンプ)に接続)
音楽ソース:Beagle Kickでリリースされているハイレゾ音源


※製品画像はサウンドハウスより


ローランド RH-300 (実売13800円前後)


アルミ材のハウジング部は質感が良く、掛けるときに手触りまで楽しめる。
装着感はすこぶる優秀でイヤーパッドが耳をすっぽりと覆い、側頭部への圧迫感も少ない。しかも軽量だ。
音作りは全体的に丁寧だ。中域にふくよかさはあるが、嫌みはなく上品な厚みを感じる。
余計な強調が無い素直な高域にも好感が持てる。
音像がややぼやけ気味で、楽器のディテール描写が甘いのが惜しいところ。
ただ、この価格でこの音は驚きだ。入門機としてはぜひオススメしたい。
私も本機のユーザだ。


シュアー SRH840 (実売14800円前後)


装着すると、耳の上あたりから頭頂部にかけて圧迫感がある。今回紹介したモデルの中では最も押しつけ感が強く、頭の大きい人は大変かもしれない。
帯域バランスはとてもナチュラルだ。解像度も高く、楽器のディテールを克明に描写できる。
高域が少々鋭く華やかなところと、低域に多少の制動の甘さ(引き締まり感が悪い)があるが、それを差し引いても非常にコストパフォーマンスの高いモデルだろう。
なお、上位機種のSRH940は透明感が一段上のステージに到達している。高域は鋭く中低域は引き締まっており、非常にハッキリとした楽器音が味わえる。個人的にはより落ち着いた音で値段も安価な840をオススメしたい。実際に聴き比べて、好みで選ぶのもよいだろう。


ヤマハ HPH-MT220 (実売19800円前後)


重量があり、頭頂部への若干の圧迫感はあるが、イヤーパッドの大きさと素材の柔らかさもあって耳周りはとても心地がよい。また遮音性も高い。
全体的に元気な音だ。しかし、違和感は意外と少なくあざとさもない。
タイトに引き締まった低音は素晴らしく、高域はやや華やかであるが不自然さはほとんどない。
中域は、一聴しておとなしい印象を受けるも、決して中抜けしている訳ではなく、低域や高域とのバランスに注意して聴くと問題は感じない。きっちりフラットだ。
そして何より、高い解像度、濁りや淀みの無さ、分離の明確さが魅力である。
それぞれの楽器音がクッキリと聴こえつつ、それでいて音楽としての調和は取れている。
非常にクオリティーが高い。今では私のリファレンス機になっている。


ソニー MDR-Z1000 (実売38800円前後)


ソニーのモニターヘッドフォンでは、MDR-CD900STが非常に有名である。どこのスタジオに行っても常備してあるほどの定番機だ。
開発者インタビューによると、CD900STは演奏者向け、Z1000は制作者寄り=エンジニア向け。全ての音を把握し、正確にチェックするために開発されたそうだ。まさに今回の趣旨に合致している。
軽量で着け心地はすっきりしている。耳から上、頭頂部にかけての圧迫感は4機種中RH-300に次いで小さい。
しかし、耳の前後に近接する縦長のイヤーパッドは好みが分かれるかもしれない。遮音性には優れるが、耳の周りを摘ままれているような感覚があるため慣れるまでは気になる人もいるだろう。
まず、音場の透明感に優れる。全体的に豊潤な音であり、中域は適度にふくよかで、落ち着きと気品のある高域も魅力だ。小音量から大音量まで変化する音楽の躍動を実に瑞々しく再現している。とにかく雑味が感じられない、実に丁寧な音作りだと思う。
どうも、ハイレゾ音楽制作サークルBeagle KickのサウンドPをやっております橋爪です。
フュージョンやニューエイジを中心に生演奏特盛りでM3や配信サイトで頒布中です。

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最近、オーディオライターとして活動を始めました。
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去る、2/1。
ビルボードライブ東京 にて- ORB presents -
"Unlimited tone × TECHNOBOYS P.G. Premium Live" at Billboard Live Tokyo
supported by Astell&Kernが行われました。

これに私行ってきました!
音質面を中心に感想を書きたいと思います。


公演名をよく読むと、ORBというオーディオ機器ブランドが主催していることが分かります。
ORBは、ジェーエイアイ(株)に所属する音楽への情熱に溢れる人たちによって、社内のサークルから自然発生的に生まれたとのこと。
現在は、電源ケーブル、LINE/MICケーブルといった周辺機器、ヘッドフォンアンプやちょっと風変わりなアイテムまで多数扱っているHighend Audioブランドです。
ハイエンドといっても手が出ない価格ばかりではなく、1万数千円の普及価格の製品を含め幅広くラインナップされています。

・ORB製品ラインナップ一覧
http://www.orb.co.jp/audio/lineup.html


そんなORBが『音楽の楽しさ、喜びを堪能できる』プレミアムな一夜として開催したライブ。

出演者に井澤詩織さんが出演されるとあってアニメ好きな人はもちろん、
Unlimited toneのファン(若い女性多数)、 TECHNOBOYS P.G. のファンなど、普段同じハコに集うことは少ないかもしれない人たちが同じ客席に集まりました。

オープニングアクトが始まった瞬間にもう音が違います。
「え、うそ!?これがクラブハウスの音?!」

(ピュアオーディオ的な意味で)ライブハウスは音が悪いというイメージや実体験を覆す衝撃の良音です。

まず、段違いのS/Nの良さ。
Chが多く音量を上げるライブなのでどうしても「サー」というヒスノイズは聞こえるものの、実際に音が鳴るとクリアさに驚きます。
信号が流れたとき、付帯音や歪みの発生が汎用品と比べ桁違いに少ないのでしょう。

楽器やボーカルのディテール表現が克明でリアルですし、分離や解像度も尋常ではないクオリティーでした。
そして音場の淀みや濁りが一般のライブとは比較にならないほど極小であり、音楽だけにより没入できる環境だと感じました。
生音は超絶リアリティですし、シンセなどは音量が大きくてもちっともうるさく感じません。
楽器同士がケンカしてゴミゴミすることもなく実にすっきりとした聴き心地でしたね。


本当に言い過ぎを恐れず表現するなら、この世のモノとは思えない高音質でした!

いい音のライブは、音だけで幸せになれる。

もちろん、パフォーマーの演奏や歌唱が本当に素晴らしかったのは言うまでもありません。
それを引き立てる、より感動を増幅させる。
PAの技量と合わせて、オーディオ的な音の良さは今後のLiveに欠かせない要素になっていくかもしれません。

いや、なっていって欲しい!
オーディオと音楽の融合はこれからの時代、やらなきゃいけない課題だと思うからです。
どうも、ハイレゾ音楽制作サークルBeagle KickのサウンドPをやっております橋爪です。
フュージョンやニューエイジを中心に生演奏特盛りでM3や配信サイトで頒布中です。

ときどきフリーで音声関係の音響エンジニアをやってます。
WEBラジオや公開録音・トークライブなどで活動させてもらっています。


私がfhána (ファナ)を意識したのは、この楽曲でした。

僕らはみんな河合荘『いつかの、いくつかのきみとのせかい』。
このアニメのオープニングで「お!?このユニットは!!」と心を動かされたのが最初です。

打ち込みトラックと生演奏の融和が絶妙であり、ボーカルtowanaさんのどこまでも突き抜けるような高音域が脳をくすぐるように刺激してきます。
それはとてつもないインパクトで、何故今まで知らなかったのか、未チェックだった自分が恥ずかしくなりました。

楽曲を聴いた当初は、ストリングスアレンジが大好きだったので「これはハイレゾで聴きたい」と強く感じ、その時を今か今かと待っていました。
そしてついにこの冬、歴代シングルが続々リリースという、夢のような展開になったわけです。

では、楽曲紹介!


楽曲名:いつかの、いくつかのきみとのせかい
アーティスト:fhána



販売:e-onkyo/mora
フォーマット:96kHz/24bit FLAC/WAV



今回のハイレゾ版は96kHz/24bitではあるものの、オリジナルは48kHz/24bit
ランティス独自のHD RENEWAL MASTERにより、96kHz/24bitとして配信されています。

その工程はざっくりこんな感じだと推測します。
(僕の想像ですので参考程度に…)

ちょっとDAW関係を知らない方にはマニアックな話になります。ごめんなさい!
でも、音楽の制作過程に関心を持って欲しいので、頑張って最後まで読んでください。
そして、分からないことは調べて見てください。


48kHz/24bitのオリジナルセッションデータをPro Tools | HDXの高音質変換能力を生かし、
データ上のアップコンバートで96kHz/32bit floatのセッションに立ち上げ直します。
この時点ではマルチトラックのデータであり、マスタリングに先駆けて96/32環境でのミックスの微調整も行っているかもしれません。
その微調整がわずかな手入れになるか、大がかりなてこ入れになるかは、48kの段階でハイレゾ配信を前提に作っていたかが関係してくると思われます。

その96kHz/32bit floatセッションをプラグインや外部のアナログアウトボード(EQやコンプなど)を活用してマスタリング。
アナログの機材を使用するのは、音質的な面よりも音楽性を重視するから。
アナログ機材を通すことでしか得られない音というのは未だあるようです。
で、最終的にAD変換する際、96kHz/24bitでマスターレコーダーに録音する。
このデータが配信されていると思われます。

ここでHD RENEWAL MASTERが重視しているのは、
96kHz/32bit float環境ならではのEQやコンプ、リバーブなどのエフェクトの掛かり方・その繊細さにあるのでしょう。
詳細は、佐藤純之介プロデューサーが「僕らは今のなかで」などの配信時期に書いた制作プロセスをご覧下さい。

私がプロデュースするハイレゾサークルBeagle Kickでも96kHz/32bit floatを用いていますが、
ミックスの和田曰く、48kHzとはリバーブなどエフェクトの掛かり方(掛け方)が変わってくるので、出来ることが違うとの話を聞いています。

HD RENEWAL MASTERは原音に存在しない倍音を付加したりせず
96kHz/32bit float環境のメリットを生かした音楽性を高めるためのマスタリングと言えるでしょう。
単に器を大きくするためだったらHDDを食うだけで何の意味もありませんが、音楽として深みが増すならそれは歓迎したいと思います。


実際、いつかの、いくつかのきみとのせかいを聴いてみると、
確かに情報量自体は48kのそれに近く、圧倒的なリアリティーがある96kネイティブとは異なります。

しかし、奥行きや音場の広がり感が格段に向上し、音の細やかなディテールが粒立っていて、明らかに従来の48kHz/24bitアニソンとは一線を画す音です。
分離も良くそれぞれのパートが明瞭に捉えられて、音量が大きなパートに小さい音が埋もれてしまうことがありません。

たとえて言うなら、各トラック(楽器)が快活に踊りまくっています。
48kHz/24bitは狭い部屋の中でお行儀良く踊ってる感じ。
HD RENEWAL MASTERによる96kHz/24bitは、広い部屋で質の良い照明を当てながら伸び伸びと踊ってる感じ。
元は同じなのに、環境が違うとより実力を発揮できるというか、テンションが高くなって生き生きとしてくるプレイヤーが見えるようです。
まさに「生気を吹き込まれた音楽」という言葉がぴったりな音です。

単にフォーマットが96kHz/24bitになっただけじゃない。
音楽性を高めるための、音が良くなる以上の感動を届けるための技術がHD RENEWAL MASTERじゃないかと思います。


なんだか、HD RENEWAL MASTERの絶賛記事になってしまったw



以上です。

いかがでしたか?


これは私の主観的な感想ですので、全ての人に「このように感じられるはずだ」というモノではありません。
じっくりと聞き込み、確かに感じたことのみを記事にしています。
日々精進中の身ですので、一つの参考意見として捉えてもらえたらと思います。

ともあれ、ハイレゾ音楽の面白さが伝われば嬉しいです。

ハイレゾ再生は、対応ポータブルプレイヤーからはじまり、
ネットワーク対応のミニコンポ、専用ポータブルプレイヤー、対応AVアンプなどドンドン広がっています。
スマホにいくつか機材をくっつけることでそのクオリティーを手軽に楽しめるようにもなりました。対応スマホも続々発表されています。

パソコンにUSB-DACを付けてヘッドフォンやスピーカーで聴くというスタンダードな方法から、やはりオーディオはオーディオとして独立させたいという願いにも答えることができます。

ぜひ、音高音質音源の再生にチャレンジしてみてください!
音楽生活がもっと豊かに楽しくなることでしょう。


現在までのアニメ系ハイレゾ感想記事はこちら……

のうりん挿入歌「コードレス☆照れ☆PHONE
ガルパンED Enter Enter MISSION!と1PLDK
「すぱそにっ♥(はぁと)」
「そにアニ オリジナルサウンドトラック」
「ハローグッバイ」歌:榊原ゆい
『「星刻の竜騎士」OP「聖剣なんていらない」/(榊原ゆい)』
『Anison Strings~弦楽四重奏で聴くランティスの歴史』
『僕らは今のなかで』『きっと青春が聞こえる』ラブライブ!
『「英雄伝説 閃の軌跡」サウンドトラック・オリジナルマスター』 前編後編
『閃光の行方 「英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ」オープニングテーマ』
『軌跡 jdk アクースティックス』前編後編
『Beyond the Sky (日本語版)』
『「英雄伝説 閃の軌跡II」サウンドトラック・オリジナルマスター』
深窓音楽演奏会其ノ壱
ソナタとインターリュード
UP↑ with Yuji Ohno & Lupintic Five
Aurora Days