2018/8/15
さて、雨の中を泳ぐようにして次に行ったのは青森銀行記念館です。素晴らしい建物…。この建物自体が国の重要文化財に指定されています。
第59銀行本店本館として1904年に建設されました。今は銀行の博物館となっております。この博物館が実に見ごたえがあって面白かったのよー!
アホほど写真を撮りましたが全部は載せていられないので、ちょっとだけ。古いお札とか…
藩札とか! 弘前藩だけのローカル通貨ってわけですよ。明治政府により禁止されました。
金融の歴史も解説してくれる。日本で文献に残る一番古い紙幣の記録はなんと1334年だって!後醍醐天皇の時代。でもその紙幣は現存しないので確認できない。現存するものとしては、1622年に伊勢神宮領内で発行された山田羽書(やまだはがき)という丁銀手形が最初の紙幣と言われている。その後、1661年に越前福井藩が藩札を発行したそうです。
あと、為替会社の紙幣(不換紙幣。会社はやがて軒並み解散)とか、明治政府が発行した開拓使兌換証券(実質、政府発行のお金)とか! 政府経費を補うため発行された太政官札と、それが高額すぎて使いにくいので補助的に発行された民部省札とか!
通帳とか!
通帳とか、通帳とか!
他にも軍票とか! 中国の紀元前のお金、刀貨や布貨とか! 世界の流通通貨だった宋銭とか!
賃金表も面白かった。この銀行では明治29年、頭取には20円、4人いた取締役には8円~12円、6等の貸付係だと8円、公債係などは7円…と続き、出納係や13等の貸付係だと4円、お月給を払っておりました。
たっぷり時間をかけて展示を楽しんだ後は、お二階へ。
ここは会議室だったか、応接室だったか。
この天井の「金唐革紙(きんからかわかみ)」が非常に貴重なの。和紙に錫箔と漆を使って17もの工程を手仕事で仕上げた美しい装飾で、外国にも盛んに輸出されました。機械化によって消えてしまい、現存するのはここと、日本郵船小樽支店の2ヶ所だけなんだって。
お隣の部屋。この階段は上がれません。
ここには、弘前の街角を3つの時代で写した写真がたくさん展示してありました。昭和30年代、昭和60年代、現代。めっちゃ興味深かったわ。
で、また1階に降りて行きますね…。
こういう建物は階段部分が特に素晴らしいと思う。
凛とした直線から優雅な曲線に繋がるところとかホント好き。
中にいる間に雨が上がってくれていました。この記事の最初に貼った写真も、実際には出てきてから撮ったもの。着いた時には写真を撮るどころじゃなかったからね、雨がひどすぎて。
最後に、弘前の名建築に関する100円の本を買ったら、とっても立派な領収書をくれました。雰囲気づくりなのかしら。







































































































































































