2018/8/11
奥入瀬渓流を遡って辿り着いた十和田湖。次は船に乗るのよ。

私が着いた場所は子ノ口(ねのくち)。宿泊するホステルは休屋(やすみや)にあります。路線バスでも行けるけど、どうせなら遊覧船にも乗りたい。2つの半島を周っていきます。

そして、せっかくなので、700円払って3階の特別の客室に入りました。何が違うって、まあ、冷房が入っているとか、コーヒーやお茶が飲み放題だとかもあるんですが、何より見晴らしが良いのだ。位置が高いからね。どうせ広い湖の上だから大して変わらないと思うかもしれませんが、違いはありますよ。
十和田湖は火山河口にできたカルデラ湖。噴火の際にできただけあり周りには激しい起伏を見せる崖もあります。これは溶岩ドームである御倉山。

もちろん、放送で十和田湖や周辺の観光案内もしてくれます。赤いところは銅が含まれているんだったかな。昔は十和田には鉛、亜鉛、銅を算出する鉱山があったのだ。

御倉半島と中山半島に挟まれた中湖(なかのうみ)。ここが一番深くて、水深326.8メートル。十和田湖は日本で3番目に深い湖です。

5人くらい乗ったジェットボートが何艘か走っていました。こういうアトラクションがあるのね。
2つ目の中山半島を周って西湖(にしのうみ)に来ました。ここら辺は水深50~100m。水の色が違うね。

ジェットボートでは、こういう岸の辺りの木々の下の洞窟なども接近してみることができるって。

休屋の近くにある、恵比寿大黒島。神社が建っている。

休屋港に到着しました。

さて、休屋港で船を降りてすぐのところに観光案内所がありました。中は小さな博物館でもあり、十和田湖の自然についての展示や上映もありました。で、職員の方に、翌日に黒石まで行きたいと相談しましたところ、当然のように自分の車で行くルートを案内されました。ここら辺は交通の便があまり良くないので、公共交通機関を使って旅行する人は少ないのかも。とにかく、バスの時間を教えてもらいました。
そして夕暮れまでの空いた時間で高村光太郎の手による「おとめ像」を見に行きました。正直、そんなに興味はなかったけど、まあせっかくここまで来たのだし、同じ方角に神社があるし、行っとこうかと。
やっぱり見て良かったなと思いましたよ。力強くて美しい像です。ゲージツの事なんか何もわからない私でもじっと見ていたいと思える像でしたわ。高村光太郎の最後の作品だそうですね。

これはおとめ像の近くにある十和田神社。雰囲気あるわー。参道の杉並木も良かったよ。

この頃になると雨が降り始めました。お昼はあんなにお天気が良かったのに。奥入瀬渓流を歩いている時や十和田湖を遊覧している時に雨が降らなくて良かったあ。
日暮れまではもう少し時間がありましたが宿に向かいます。湖畔で夕食にしてから行こうかと思っておりましたが、何と言いますか… 縁日の屋台みたいなのか、営業中なのかよくわからないお店しか…。
湖畔の寂れっぷりは見ていてつらかったです。湖畔に近い大きなホテルが廃墟と化していましたし、その周りの旅館やお店も、閉まっているところが…。開いている飲食店やお土産屋さんも何十年か前で時が止まっているかのようだったり…。
休屋の寂れっぷりは有名な話だそうで、「廃屋通り」なんて呼ばれてもいるそうです。春には環境省から湖畔の3軒の廃屋を撤去するため、持ち主に土地の明け渡しが求められている。観光地ですし、景観の悪化は地域全体の経済活動に悪影響を与えるから。
奥入瀬渓流は今も大人気。でも、十和田湖はそうではなくなってしまった。奥入瀬渓流の始まりは子ノ口だし、そこから距離のある休屋には人が来ない。奥入瀬に来た人も、十和田湖に泊まらず青森や弘前に抜けてしまう。更には、奥入瀬の下流の入り口である焼山に星野リゾートができた。泊まるにしても、焼山を選ぶ人が多いでしょうね。交通から言ってもそっちの方が便利だもの。
近くに住む人が言うには、『宿や店の認識が、放っておいても客が来た時代のまま変わっていない』とのこと。地元の家族連れや若いグループが週末に遊びに来て一日かけて遊んでいく場所として整備し直すべきだ、と。そしてそのためには駐車場をもっと確保して安くしなければ、と。今の駐車料金では人が寄り付かないって。そう言えば、子ノ口や焼山の駐車場は無料なんですよねえ…。
と、まあ、それはそれとして、私は湖畔から徒歩20分ほどの場所にある十和田バックパッカーズへ。
そしたらね、むしろその辺りの方が活き活きしている気がしたんですよ。飲食店や土産物はないんだけど、ホテル十和田荘と言う立派なホテルがあり賑わっていた。民宿や、別のホステルもありました。十和田バックパッカーズも、日本人はもちろん外国人のお客さんもたくさんいて、ワイワイしていたよ。家族連れも何組もいたし、一人旅同士で盛り上がる人たちも。いいね、この雰囲気。
「素泊まりですか、夕食を付けますか」と問われ、近くに飲食店もないそうなので、夕食も頼みました。カレーか名物のバラ焼き。せっかくだから名物の方にしておきました。地元のブランド牛の牛肉と玉ねぎを甘いソースで炒めたものですね。美味しかった。

あと、宿の自家製の果実酒が何種類も用意されていました。自己申告制で1杯200円で飲める。かりんだったかな、いただきました。
色々飲んでみたかったけど、あんまり酔っ払いたくなくて、一杯だけで終了。地ビールにつまみのお菓子も置いていて、ちょっと惹かれたけどさ。ホステルの斜め向かいにある食料品店でお酒とつまみを買ってくれば更に安上がりなんだけど、雨が強くなっていたので面倒になりまして。
さてこの宿、ホステルなので何もかもシンプルですけど、居心地が良かったよ。今回は洗濯はしないつもりで着替えも用意していたけど、その日は奥入瀬で結構汗をかいたし、ジーンズに泥も付いたので、洗濯機と乾燥機を使いました。こういうところがユースホステルはいいよね。ちなみに、ホステルの泊り客も、500円払ったら隣のホテル十和田の温泉に入れます。

部屋の中にはジェットボートの案内もありました。若い人が楽しめる場所になるといいね。
一つ、気になったのはこれ。

機械翻訳ですかね…。ヘアドライヤーを「部屋ードライヤー」と解釈したらしいな。他もめちゃくちゃだ。文法的なことは諦めるとして、「ヒューズが飛ぶ」は「The fuse was blown off 」ですね。でも最近はヒューズって使われていないから、「ブレーカーが落ちる」ですよね、そもそも。