バツイチで育てた長男が結婚するまで①「あなたとは考え方の根っこが違う」






これを書きながら思い出したんですけど、離婚した当初、


「親の都合で離婚して、普通の家庭ではなくなってしまった」と、子どもたちに申し訳ないと思ってしまった時期がありました。


(ネガティブな感情って、時間が経つと忘れてるんやなーとあらためて思いました。)



私自身がそんな気持ちだったので、子どもたちが悪いことをしても、ちゃんと叱れなくなってしまいました。


その頃、たしかスクールカウンセラーの先生に相談する機会があり、


「かわいそうだからと、悪いことしても叱らないのは、子どものためにならない。


お母さん自身が、ちゃんと前を向いて生きていくことを考えましょう」と言われました。


それから少しずつ、悪いことをしたらちゃんと叱って、子どもたちに向き合うことができるようになっていきました。




振り返ってみても、私にとって「離婚」という選択肢は、つらいことでした。


父親と母親が仲良く子どもを育てることができたら、それが一番いいと思います。


でも、それが叶わなくても、大事に思ってくれる人がいれば、自分の力で歩いていける大人になれる。


子どもたちのおかげで、そんな風に思えることができました。




今でも大事に取ってある、子どもたちからもらった手紙があります。

長男からは

同じ社会人として3年目を迎え、いかにそれが大変だったのかと打ち震えています(笑)。

本当にありがとう。

これからも◯◯さん(夫)と仲良く長生きしてください!


次男からは

1つ、これまで育ててくれてありがとうございました。

2つ、これで今までの恩を返す機会ができたので、◯◯さん(夫)と、◇◇(長男)と長生きしてください。





子どもたちと一緒に過ごせた時間は、私の大切な宝物になりました。

これからは彼らも、誰かとそんな時間を過ごしてほしいなと思います。


長いお話しにおつき合いいただき、どうもありがとうございました。