バツイチで育てた長男が結婚するまで①「あなたとは考え方の根っこが違う」
実家に戻って、子どもたちが私の両親と一緒に暮らし始めたのは、4歳と2歳のとき。
それ以来、本当に可愛がってもらいました。
特に2人ともおじいちゃんが大好きでしたが、残念ながら彼らが小学校5年生と3年生の時、病気で亡くなってしまいました。
正式に離婚した後、彼らの実の父親(元夫)も亡くなっていましたが、
それよりも、ずっと一緒に暮らしていたおじいちゃんの死に、かなりショックを受けていました。
その後私の母親も介護が必要な状態になって施設に入り、子どもたちが大学生と高校生のときに亡くなりました。
家族が減っていく中、長男は、
「男である自分が、この家を守らなくては」
という気持ちが強くなったようです。
自分も怖がりなのに、夜中に物音がすると、様子を見に行ってくれたこともありました。
彼が就職するとき、地元と東京と両方で内定をもらって、どうするか迷っていました。
そのとき私は、
「お母さんのために、自分のやりたいことを諦めてほしくない。
これからはお母さんも、自分のために生きていくから。」
と、話をしました。
結局は地元で就職することを選びましたが、私の再婚が決まったときには、とても喜んでくれました。
…と、いろいろ書いてきましたが、次回は、今さら思い出したネガティブな感情について、最後に振り返ってみたいと思います。
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