投資信託で一時期流行ってたのが、毎月分配型。


海外の国債などに投資するグローバルソブリンオープンが一世を風靡して5兆円ファンドと呼ばれていたのは、2000年代の頃です。



その後もブラジルの債券、アメリカの不動産投信など、「毎月こんなにたくさんの分配金がもらえます」というセールストークを聞いたという方もいるかもしれません。



銀行で100万円預けて、0.01%の利息がついて税引き後80円もらえても、100万円はそのままです。


(利息自体は、びっくりするぐらい微々たるものですが。)



でも、投資信託の場合は分配金を出したらその分基準価額が下がってしまうので、分配金の分以上に値上がりしてなければいずれ元本は減ってしまいます。 

 

 一時期はたくさん分配金を出し過ぎて基準価格が下がってしまった銘柄も多く、金融庁が出し過ぎは良くないと規制を強めたことから、分配金を引き下げる動きが続いています。


ひと頃に比べて分配型投信の販売は少ないと思いますが、年金をもらっている高齢者世代には、「元本が取り崩しされても、少しずつ受け取りたい」というニーズもあります。



これから資産を形成する人にとっては、分配金を受け取って投資元本を減らしてしまうよりも、できれば分配の出ないタイプを選ぶほうがいいと思います。


すでに分配型を保有している場合、金融機関によっては、再投資といって分配金が出たらその分でまた同じものを購入する方法に変更することもできます。



何となく分配金を受け取って、後から元本が減ってる!と慌てないように、ちゃんと仕組みを知っておきたいですね。







 

 



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