私が前の夫と別居したのは、息子たちが2歳と4歳のとき。
離婚して、子どもたちをひとりでちゃんと育てられるんやろうか?と不安でいっぱいでした。
あれから、22年。
先日、長男が入籍しました。
結構いろいろあったバツイチでの子育てを、ちょっと振り返ってみたいと思います。
最初の結婚をして、2人の息子が生まれた後、舅が亡くなってひとり暮らしになった姑。
「一緒に住んでほしい」と元夫に言われ、同居することになりました。
職場が遠くなったので、育休が終わってからは、朝5時に起きて、2人の子どもにご飯を食べさせて、車で保育所に連れて行く毎日でした。
時短とかなかったので、フルタイムで17時まで働き、保育所に迎えに行って、帰宅するのは19時。
別居してたときには優しい姑と思ってたのに、家事や育児のやり方について、いちいち口を出してきました。
「子どもに風邪をひかせたのは、こんな薄いパジャマを着せてたからだ」
「おせち料理になんで昆布巻き入れないの」
などなど…
姑とモメると、最初は私の味方をしてくれてた夫は、「自分の大事な母親を、何でもっと大事にできないん?」と、私を責めるようになっていきました。
元には戻れないほどの亀裂を感じながらも、その頃は
「離婚するなんて恥ずかしい」
「周りの人達からどう思われるんやろう?」
と思ってました。
そんな状態で迎えた32歳の誕生日。
「あなたとは考え方の根っこの部分が違うから、これ以上一緒にはいられない」という手紙をもらいました。
「家族」というカタチを維持することにこだわった私と、そうではなかった元夫。
最初はショックで、泣いてばかりいましたが、いつまでもそんな夫にしがみついててもしょうがない、と思うようになりました。
結局、子どもたちを連れて実家に戻り、離婚することにしました。
が、親権を巡って調停で折り合いがつかず、裁判になりました。
正式に離婚できたのはそれから2年後、長男が小学校に入学する直前でした。
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